目次
特徴
- 【新しいデザイン、フィット感抜群】軽量かつ斬新なデザインと、Earpods型の基礎には革新し、インナーイヤー型ですので圧迫感や耳の中の蒸れに悩まされることもありません。また外部の音を不必要にシャットアウトしないので、外の使用での危険を軽減します。
- 【高音質、デュアルドライバー搭載】デュアルドライバーと特許取得の螺旋状バスポートによる高音質ステレオで、音楽をお楽しみいただけます。音のゆがみを1パーセント未満に抑え、その場で演奏されたような透き通った音を実現しました。
- 【マグネット搭載】使用しない時は首に回したまま耳から外してそのままマグネット同士を付ければ首輪状になり落下防止につながります。
- 【DSPデジタルノイズキャンセリング機能を搭載】デジタルイコライザーが理想的な周波数特性を実現し、静寂の中で高音質な通話をします。 また、場面によって特性の異なる環境音に合わせて、キャンセル量をコントロールするフィルター 特性の切り替えが可能。高精度なノイズキャンセリングをさらに効果的におこなえます。
- 【IPX4防汗IP4X防塵等級】ランニングなどスポーツ時の汗やワークアウト中の汗での使用に耐える防汗性能を備えております。さらに屋外など風塵が多い場所でも安心してご利用いただけます。
長所と短所
- ○インナーイヤー型なので耳が痛くならない
- ○イヤーフックが長いので耳を1周するようにしっかり装着できる
- ○音楽再生で7時間の連続再生可能
- ○IP44の防塵、防水機能
- ○イヤホンのマグネットでネックレス状になる
- ×右のイヤホンがバタつく
はじめに
今回レビューするのは、AIKAQIさんのワイヤレスイヤホン『B03』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
パッケージ外観は黒にメーカー名が書かれた紙の帯で留められている物でした。
パッケージ内容は、イヤホン、収納ケース、USBケーブル、ケーブルクリップ、サンキューカード兼保証書、説明書。
イヤホン本体。
コントロールパネルはオーソドックスな3ボタンタイプ。+、-、マルチファンクションボタンです。
USB端子カバーは非常に開けやすかったです。
イヤホンにはマグネット機能があり、使用しないときにネックレス状にして紛失を防げます。
イヤーフックは耳たぶをぐるっと一周するような感じです。眼鏡をしているとツルに干渉するので、そのときは先にイヤホンを装着し、その後に眼鏡を掛けると両方装着できます。
100円と比較するとイカのような感じ。イヤホン部分はハウジングがほとんどなく小さいです。
重量は18.6gでした。
専用ポーチ。
USBケーブル。
ケーブルクリップ。ケーブルが長すぎると思った場合、ケーブル途中に巻くことで短くできます。
サンキューカード兼保証書。
説明書。
説明書はにっほんごと英語の併記版。しっかりした物なので、初心者も安心です。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
インナーイヤー型なので耳が痛くならない
このイヤーチップのタイプは始めて使用しました。カナル型でも耳掛け型でもなく、インナーイヤータイプです。
簡単に説明すると、耳の穴の奧にイヤーチップをグイッと入れるカナル型と、耳の穴にふわっと掛けるだけの耳掛型の中間といったところでしょうか。
カナル型はしっかり装着でき、外界の音を遮断するため、没入感が高いのですが、耳の置くにグイッと入れる感覚が苦手という方もいます。また、耳掛け型は耳の穴に乗せるだけなので、音が届きづらく音漏れもしやすいので、両方ともしっくり来ない方は試す価値があるかもしれません。
確かに、インナーイヤー型のこのイヤホンは、耳の穴にグイッと入る感覚は全くありませんでした。長時間使用すると、カナル型のイヤーチップは負担になることもあるのですが、このイヤホンは耳の穴に非常に優しい装着感でした。
イヤーフックが長いので耳を1周するようにしっかり装着できる
カナル型ではなくインナーイヤー型なので、装着力に不安が残るところですが、その分イヤーフックは耳たぶをぐるっと1周するような形状となっており、しっかりと耳にマウントしてくれました。また、このイヤーフックはシリコンゴムの柔らかい素材で、形状も角張った部分がないので、耳たぶが痛くなることはありませんでした。
音楽再生で7時間の連続再生可能
バッテリーは音楽再生で7時間の連続再生が可能です。一般的にロングライフといわれるバッテリーが8時間からなので、それには若干及びませんが、毎日使用するにしても十分なバッテリー持ちだと思います。
IP44の防塵、防水機能
このイヤホンは防塵、防水規格にもしっかり対応しています。
防塵の等級は4なので、上記画像によると、『直径または厚さが1.0mmを超えるワイヤや鋼帯などの固形物体の先端が内部に侵入しない。』となっています。粉塵が完全に内部に侵入することを防ぐ等級ではないのですが、日常生活で問題になることはないと思います。
防水等級も4なので、『あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない。』となります。スポーツ時の汗や一般的な雨は防いでくれますが、豪雨や台風は厳しいので、そこは注意が必要です。
イヤホンのマグネットでネックレス状になる
イヤホンの背中がマグネットになっており、一時的に耳から外さなければならない、買い物時のレジや、知人に偶然会ったときなどに役に立ちます。ネックレス状になるので、知らないうちにずり落ちて紛失なんてことがなくなります。
また、私は仕舞うときにもマグネット機能を活用しています。机の足がアルミなので、ここにイヤホンがくっつくんです。使用しないときはここにくっつけておき、使用するときに引っぺがしてやるだけなので、仕舞うときも取り出すときも非常に簡単です。周りに金属やアルミ状の固定物がある場合、このような使い方もできます。
音質について
音質に詳しいわけではないのですが、必要十分な音質だと感じています。低音が割れて破綻することも、高音が歪むなんてことも感じませんでした。
音ズレはTVや動画を見てチェックしましたがありませんでした。口の動きと声がずれて腹話術のようになることはなかったので、TVや動画の視聴にも問題がないと思います。
受信感度について
8mの距離で間に木製の扉2枚を挟み、その扉を閉め切った状態で音楽を聞いてみましたが、一切音が途切れることはありませんでした。更にこの状態で耳を両手で覆ってみたところ、それでも音が一切途切れませんでした。
多くのイヤホンを使用してきましたが、この受信感度は最上級だと思います。一般邸な生活で困るような状況はまずないはずです。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
右のイヤホンがバタつく
カナル型ではなくインナーイヤー型のため、やはり少し耳への装着に不安定感はあります。イヤーフックがしっかりしているので、完全にイヤホンが取れることはないのですが、特に右側のイヤホンは、下にコントロールパネルがあるので、その重さに引っ張られ、耳の穴から離れたりくっついたりのバタ付きがあり、耳からイヤーチップが外れてしまうことがありました。
総評
インナーイヤー型のため、良くも悪くもカナル型とも耳掛け型とも装着感が違いました。耳の穴に負担がほぼ掛からないので、痛みや異物感はほぼありません。ただ、右のイヤーチップがかなりバタつきます。防水等級が4なので、スポーツ時に使用したかったところですが、ジョギングなどでは厳しいかもしれません。
右のイヤホンのバタつきさえ許容できるなら、総合的には音楽再生でバッテリー持ち7時間、耳が痛くならない、しっかりしたイヤーフック、IPX44とバランスの良いイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- 耳の穴が痛くならないイヤホンが欲しい人
- イヤーフックがしっかりしたイヤホンが欲しい人
- IP44の防塵、防水規格のイヤホンが欲しい人
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