今回レビューするのは、ARORYさんのスマホ望遠レンズ『HK-002』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【高画質すレンズ】:業界の先端に立った光学デザインとガラスの生産技術を採用しており、被写体の色と光沢を再現します。ケラレと歪みを抑え、解像度が非常に高くなります。【レンズ全身アルミ製】で耐久性を向上します。また、質感も良いです。
- 【12Xスマホ望遠&15Xマクロ】:望遠倍率が高く、画質も良いです。スマホ搭載のカメラのデジタルズームは画像の一部を切り出して拡大し、画質が落ちてしまいます。しかし、光学望遠レンズは被写体を光学的に拡大するので、画質が落ちることはありません。マクロレンズで小さいなな被写体を15倍までに拡大し、雫や花の雌蕊、昆虫などを大きく写せます。スマホ本体では絶対撮れないような写真が撮れます。
- 【198°魚眼&0.6X広角&CPL】:198°魚眼レンズを使ったら、被写体が球形の世界に生きるような感じがあります。0.6X広角レンズを使えば、簡単に大人数での撮影や背景を入れるなどが可能です。それ程手を伸ばすことなく、自撮り棒なども必要なし。CPLレンズは、空をより青くし、撮影時に金属などの反射光を除去することができます。
- 【便利で安全なデザイン】: 滑り止めのクリップ式レンズというデザインだからこそ、スマホ用レンズが落ちないようになります。クッリプにゴム製パッドをつけるので、スマホに傷もつかず、カメラレンズも保護できます。
- 【豊富な付属品】 光学12倍望遠レンズ*1、0.6X広角*1、15Xマクロ*1、198°魚眼*1、CPLレンズ*1、レンズ拭きハンカチ*1、日本語説明書*1、望遠用大きなクリップ*1、小型レンズ通用のクリップ*1、高級専用ポーチ*1、レンズキャップ*6
長所と短所
- ◎簡単に取り付けられる
- ◎マクロレンズが物凄く使える
- △大型のクリップだとレンズに合わせるのが難しい
- ×四隅が黒くなる
- ×12倍の望遠レンズでピントが合わない
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
12倍望遠レンズ。
198度広角レンズ。
0.6倍広角レンズ&マクロレンズ。分離して使用します。
CPLレンズ。
クリップ(小)。
クリップ(大)。
説明書。日本語単独の物です。
動画
スペック
素材 | アルミ |
パッケージ内容 | 光学12倍望遠レンズ*1、0.6X広角*1、15Xマクロ*1、198°魚眼*1、CPLレンズ*1、レンズ拭きハンカチ*1、日本語説明書*1、望遠用大きなクリップ*1、小型レンズ通用のクリップ*1、高級専用ポーチ*1、レンズキャップ*6 |
使用した感想
◎簡単に取り付けられる
取り付けは付属のクリップにネジを填めるようにレンズをくるくる回して取り付けるだけです。
実際にスマホにレンズを取り付けると写真のようになります。
今のスマホはカメラレンズが隅に付いているので何インチのスマホだろうと問題ありませんが、古いタイプで真ん中に着いているスマホには取り付けられません。
◎マクロレンズが物凄く使える
マクロレンズは無茶苦茶使えます。セット内容のレンズの中で一番使用頻度が高いです。写真のように、撮影対象に1cmまで近付いての撮影が可能なんです。レンズ無しのスマホ単体だとこんな撮影は不可能なので、ブツ撮りには最適です。このブログのように、商品を撮影して紹介したり、花や食事を撮影したり…ですね。
実際にこのマクロレンズを使用して撮影した写真が下記になります。左がレンズ無しのスマホで撮影した写真で、右がマクロレンズを取り付けて撮影した写真です。ピントもバッチリ合っています。素晴らしい。本当に対象物にレンズが当たるんじゃないかってくらいまで近付いて撮影してもこれだけ綺麗に撮影できました。
ちなみに、撮影距離は1~3cmの範囲内のみです。これ以外の距離だとピンボケするので、本当の意味でのマクロ撮影ですね。超至近距離でブツを撮影したい方には最高のレンズです。私の手持ちのコンデジでもここまで近付くと撮影できないのでこれは非常に役に立っています。
△大型のクリップだとレンズに合わせるのが難しい
大型のクリップを使用すると、スマホのレンズの位置が分かりづらくなるのでレンズへの位置合わせが難しいです。ただ、小さいクリップでも12倍望遠レンズをきちんと装着できるので、私は全て小さいクリップを使用しています。
一応、大きいクリップだとしっかり装着できてレンズがズレづらくはなるのですが、位置合わせが難しくなるので、ほとんどの方は小さいクリップのみの使用で事足りると思います。
×四隅が黒くなる
このレンズを装着して撮影すると、レンズにより差はありますが、写真のように四隅に円形の影ができてしまいます。この影を全くなくして撮影するのは結構大変。
×12倍の望遠レンズでピントが合わない
12倍の望遠レンズはハッキリ言って使えませんでした。とにかくピントが合わないんです。
なんとなく景色を撮影するには良いのかもしれませんが、ピンポイントでのピントが合わないので、個人的にこのレンズの使い道はないかな…と。12倍望遠レンズの先の方にデジカメと同じく転輪のピント合わせはあるのですが、それでもピタリとピントが合わせることは至難の業でした。
総評
12倍望遠レンズはピント合わせが難しいので個人的には使えなかったのですが、マクロレンズだけでも価値はあるセットかなと思います。ブツ撮りをよくする方は無茶苦茶使えるレンズです。しかも薄いのでクリップの取り付けもあっと言う間にできてお手軽極まりないです。私の手持ちのコンデジでもマクロ撮影は5cmからなので、1~3cmの距離でマクロ撮影できるので驚きました。
こんな人にお勧め
- ブツ撮りをよくする人
- 超至近距離で撮影したい人
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