目次
特徴
- 【高音質&高品質な通話が可能】高音質apt-X/AACコーデック両方に対応。シーエスアール社の高級チップCSR8645によって、aptX/AACに対応しており、エネルギッシュな低音と透明感のある高音質を実現しました。尚、CVC6.0ノイズキャンセリングを搭載し、高品質でノイズの少ない通話が可能です。
- 【超軽量&独特な仕上げ 】 外付けバッテリーを搭載することにより、イヤホンの重量を大幅に軽減しながら、コンパクトなサイズを実現しました。また、金属製仕上げでヘッドホンのハウジングを傷・摩擦・汚れ・日焼けなどから守ます。
- 【IP56仕様&人間工学設計】IP56規格をクリア。 お風呂だけでなく、過酷な環境でもお使いいただけます。旅行やアウトドアを盛り上げるのにぴったりな1台です。尚、人間工学に基づいた特別なデザインで、イヤホンを耳にしっかり固定できて、ランニング、ジョギング、トレーニング、スケート、キャンプ、運転などの活動を使用するときに、ちゃんときちんと装着することができ、落ちにくい設計。
- 【驚きの再生時間】一度の充電で約12時間の連続再生が可能。音楽を一日中快適にお楽しみ頂けます。一度の充電で約12時間の連続再生が可能。音楽を一日中快適にお楽しみ頂けます。バッテリー残量はBluetoothペアリング中のiPhoneやiPadからも確認が可能です(iOS 6以上の機器のみ対応)。
長所と短所
- ○音楽再生でバッテリーが12時間持つ
- ○音の広がりがある
- ○IPX56の防塵防水機能
- △シャリシャリ感が強い
- △首筋の後ろに異物感が出る
はじめに
今回レビューするのは、Tronsmartさんのワイヤレスイヤホン『JP-Encore-Flair-1-3』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
外箱は白い綺麗なコンパクトな箱でした。
パッケージ内容は、イヤホン、イヤーピース、収納ポーチ、ワランティカード(何故か2枚)、説明書。
イヤホンの形状は円柱状のバッテリーが別になっている以外はごく一般期的なタイプです。
イヤホンの背中はマグネットで吸着します。
コントロールパネルも一一般的な3ボタン。
イヤーピース。
USBケーブル。
収納ポーチ。
ワランティカード。
説明書に日本語ページはありませんでした。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
音楽再生でバッテリーが12時間持つ
この手のイヤホンタイプのイヤホンは、バッテリーが持つと言われている物でも最大で8時間です。私がこれまで100個近く使用してきた中で9時間持ったのは1つだけです。なので、8時間持つと『凄いバッテリーが持つイヤホン』となるのですが、このイヤホンはそれを遙かに超える12時間も音楽再生でバッテリーが持ちました。
外観を見るとわかるのですが、首の後ろに当たる部分に円柱状の小さな物体があります。これがバッテリーになっているようで、ロングライフバッテリーの要因はこれのようです。
一般的なイヤホンの場合、できるだけイヤホン部分を小さくしたり、ボタンのあるコントロールボックスを小さくしようとするため、バッテリーを入れるスペースがなくなってしまうジレンマがあります。このイヤホンはバッテリーを完全に外に出して別の個体としてケーブル途中に作ってしまっています。
音の広がりがある
イヤホンタイプのイヤホンの場合、どんなにクリアに聞こえても音の広がりはさすがにあまりないことが普通だと思います。しかし、このイヤホンはかなり音の広がりを感じました。もう少し具体的に書くと、広い空間の中で音楽を聞いているような感じです。この聞こえ方は特徴的だと思います。
IPX56の防塵防水機能
このイヤホンは防塵と防水がきちんとされています。IPの次の数字が防塵性能で、最後の数字が防水性能です。つまり、防塵性能が5、防水性能が6ですね。
防塵性能が5とはどの程度かと言うと、画像を見ていただければわかりやすいと思います。
『粉塵が内部に侵入することを防止する。若干の粉塵があっても正常な運転を阻害しない。』となっており、上から2番目のレベルなので、私たち一般人が使用する分にはほぼ完璧だと思います。
防水性能の6とは、『あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない。』となっています。防水性能の場合、噴流水のレベルと、水没のレベルで分けて表記す場合もあります。そのことから考えると、噴流水への耐性では最高レベルです。水没さえしなければ大丈夫…とのレベルなので、こちらも十分だと思います。
あまりそのような使い方はしないとは思いますが、お風呂でシャワーを浴びながらもこのイヤホンは使えます。それくらいの防水性能です。
ただ、これだけしっかりとした防塵と防水性能があるからなのか、USB端子カバーはピッチリ閉まっており、空けるのが一苦労でした。指が大きい方、爪が短い方は空けるのに苦労するかも…。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
シャリシャリ感が強い
音の広がりがあると前述しましたが、音質に関して言及すると、高音でシャリシャリ感を強く感じました。apt-xは本来、背後に雑音なく聞こえることが特徴で、CD音質並と謳われているのですが、シャリシャリ感に関しては少し残念でした。
apt-xのクリアな音質、背後に全く雑音のない特徴を期待するとガッカリするかもしれないので注意が必要です。ただ、その分の音の広がりがあります。クリアな音を取るか、音の広がりを取るか…でしょうか。音の広がりが欲しい方にはこのイヤホンをお勧めでキマシが、CD音質並にクリアな音を求めている方には向かない可能性があります。
首筋の後ろに異物感が出る
首の後ろに来る部分に、円柱状のバッテリーがあることは前述しましたが、このおかげでバッテリーが持つのは大きなメリットなのですが、当然その分異物感は出ます。首の後ろに円柱状の物があるのが感覚的に分かりますし、激しく動くと跳ねるのもわかります。この感覚が苦手な方は合わないかもしれません。ただ、そこまで大きな違和感はないので数日で慣れると思います。
総評
12時間音楽再生でバッテリーが持つ珍しいイヤホンです。また、音質の特徴としては音の広がりを感じるものの、高音でのシャリシャリ感が気になります。
首の後ろのバッテリーに関しては、異物感は多少ある物の慣れますし、そこまで負担ではないですし、結局慣れてしまうので、そこまで気にする必要はないかなと思います。ただ、音質に関してはCD音質並と謳われるapt-xを純粋に期待すると、高音のシャリシャリ感でガッカリするかもしれないので、ここに関しては留意した方が良いです。その分の音の広がりは感じるんですけどね。
apt-xは癖のないクリアな音質が売りであり、今まで私が使用してきたイヤホンはそうだったのですが、珍しく特徴のあるapt-xに当たりました。音の広がりはあるけど高音でシャリシャリすることを良いと捉えるか、悪いと捉えるかは人によるのでなんとも言えません。
こんな人にお勧め
- 音楽再生で12時間持つイヤホンが欲しい人
- 音の広がるのあるイヤホンが欲しい人
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