目次
特徴
- 【快適な装着感】ヘッドホン重量約200gの軽量化を実現するワイヤレスヘッドホン。また、ハウジング部は耳への圧迫を回避する高品質な人工蛋白質を採用。オーバーイヤー式で、耳をやさしく包み込み、遮音性も優れ、長時間の連続使用でも疲れにくい。しかも、コードレスで自由に動ける。
- 【簡単なペアリング】電源ボタンを押し続けると、赤色LEDランプと青色LEDランプが交互に点滅するまでペアリングモードに入ります、操作簡単のワイヤレスヘッドフォン。またNFC機能搭載でNFC搭載の機器と簡単にペアリングできます。
- 【バッテリー持久】安心の長持ちバッテリー、2-3時間の充電で音楽再生/連続通話時間最大約20時間、連続待機時間最大約250時間が可能です。
- 【豊富な機能】マイク内蔵なのでブルートゥース対応のスマートフォン・携帯電話・パソコンで通話も可能です。 最大約10mの音声信号伝送が可能、接続した機器から離れた場所でも、高音質サウンドが楽しめる。テレビ用ワイヤレスヘッドホンもなれます。
長所と短所
- ○音楽再生20時間のロングライフバッテリー
- ○イヤーカップが平らになり収納に便利
- ○バッテリーを使用しない有線接続が可能
- △支柱を折って畳めない
はじめに
今回レビューするのは、AUSDOMさんのBluetoothヘッドホン『AUSDOM-M04-BR』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
箱は綺麗で高級感のある物でした。イヤーカップが平らになるので厚みはあまりありません。
パッケーに内容は、ヘッドホン、USBケーブル、オーディオケーブル、説明書とシンプルな構成。
イヤーカップはオンイヤータイプです。耳たぶをクッションが押し付けて装着するタイプなので音漏れが少ないです。
クッションはかなり柔らかく、締め付けは弱めなので圧迫感はあまりありません。
ヘッドパッドのクッションもあり装着感は良好です。
音量の変更と曲のスキップは別個のボタンになっているので操作性がよかったです、短押し、長押しと使い分ける必要がなく一瞬で操作が完了します。
オーディオポートに付属のオーディオ端子を取り付けるとバッテリー不要の有線ヘッドホンへと早変わりします。
イヤーカップは回転して平らになり厚みがなくなります。収納時に便利です。
重量は204.9gと非常に軽量です。
オーディオケーブル。
USBケーブル。
説明書。
説明書は多言語版で、日本語ページもきちんとありました。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
音楽再生20時間のロングライフバッテリー
ヘッドホンはイヤホンタイプのイヤホンよりも、バッテリーを積めるスペースがあるので、バッテリー持ちが多くなるのは当然なのですが、それでも20時間持つというのはありがたいです。イヤホンタイプのイヤホンの場合、長く持って8時間と言ったところです。実にその2.5倍も持つことになります。
私は毎日2時間細使用しているのですが、この状況だと仕様上最大10日充電なしで使用し続けることができてしまいます。ただ、使用していないスリープ時にもわずかに電力を消費するので、実質的には9日に1回の充電といったところです。私のように1日2時間以上使い方の場合でも、一般的な範囲で収まっているのであれば、1週間に1度の充電程度で十分です。無線機器の場合、充電の手間や管理が最も煩わしいことなので、充電の回数が減る=使い勝手が良くなるなんです。
2,3日に1回充電しなければならない物と、1週間から10日に1回充電すれば良い物では、使い勝手の面からまるで別物です。また、後述しますが、万が一充電をし忘れて出先でバッテリーが切れたとしても有線で接続して使用できます。
イヤーカップが平らになり収納に便利
Bluetoothで接続できるヘッドホンなので、スマホやタブレットと接続することが念頭に置かれた製品です。となると、持ち運びも考えなければならないのですが、このヘッドホンはイヤーカップを回転させて平らにできます。
イヤーカップは90度回転します。本来立っているはずのイヤーカップが真っ平らになるので厚みがなくなります。収納時に背の引き出しにもあっさり入ってしまいます。
バッテリーを使用しない有線接続が可能
Bluetooth接続が勿論基本になるのですが、オーディオケーブルが付属してるので、このヘッドホンに接続すると、完全なる有線ヘッドホンに早変わりします。
有線接続するとバッテリーを一切使用しないので、出先で不意にバッテリーが切れたときなどに便利です。いくらバッテリーが持つとは言え人間のすることですから、充電し忘れなんてことはどうしてもありますからね。また、Bluetooth未対応のTVやミニコンポなどの機器にも有線接続だとオーディオケーブルで接続できるので、Bluetooth接続に囚われない活用範囲の広がりがあります。オーディオケーブルで接続できない音楽家電はまずないので、ほぼすべての音楽家電に使用できると思います。
音質について
音質についてそれほどこだわる方ではありませんが、音楽を楽しむのに十分だと感じています。低音で音が割れることもなく、高音で音が歪むこともありませんでした。シャリシャリしたチープな音もそれほど感じません。
高音質規格であるapt-x対応のイヤホンではありませんが、個人的には十分音楽を楽しめる音質だと感じています。低音が割れることもありませんし、高音でシャリシャリとしたチープな感じもしませんでした。ちなみに、実験した結果、私の環境では音ズレもありませんでした。
PCでいくつかのTVや動画を再生し、口との動きと声がずれているかのチェックをしましたが、きちんと合致していました。1,2秒程度の音ズレがあっても、音楽再生ではさして気にならないのですが、動画となると話は別です。口の動きと声がずれると、いっこく堂さんの腹話術か昔の衛星生中継かという状態になってしまいます。
環境によっては今回と違う結果になるかもしれないので断言はできませんが、今回の実験では音ズレがなかったので、動画の視聴にも問題ないと思います。
受信感度について
受信感度の実験を屋内でしてみました。
8mの距離で間に木製の扉が2枚あり、その扉を閉め切った状態で音楽を流してみたところ、全く途切れることなくスムーズに聞こえてきました。そして、その状態で耳を手で覆ってみても一切音楽が途切れることはありませんでした。
数多くヘッドホンを使用してきましたが、これは最上級レベルの受信感度です。一般的な生活で問題ないことは勿論、端末との距離がある場合や、間に多くの障害物や扉を挟んでも安心です。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
支柱を折って畳めない
イヤーカップが回転して厚みがなくなることは前述しましたが、支柱をポキッと折って折り畳むことはできません。あくまで厚みが無くなり平らになるだけなので、バッグの中にぞんざいに入れて持ち運ぶことを考えると、少し邪魔になるかもしれません。
総評
やはり強みは20時間のバッテリー持ちかなと思います。ヘッドホンタイプの物はバッテリーが持つ物が多いのですが、それでも20時間超える物は多くありません。
私はバッテリー持ちが長ければ長いほど、ダイレクトに使い勝手に影響して良くなると思っているので、5千円程度で毎日使用する物の使い勝手が飛躍的に上がるなら安いものだと思っています。
こんな人にお勧め
- 音楽再生で20時間バッテリーが持つヘッドホンが欲しい人
- 非常にコンパクトに折りたためて持ち運びや収納に便利なヘッドホンが欲しい人
- バッテリーを使用しない有線接続できるヘッドホンが欲しい人
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