目次
特徴
- 軽量、タッチデザイン、IP67防水。
- 動作モニタリング、睡眠監視+目覚まし時計、スポーツデータのシェア。
- 健康データ計測、アプリバージョンアップ、データ同期、着信通知、アラーム、携帯探し、座りがち注意、USB充電。
- 適用性：Android4.3或いは4.3以上、IOS7.0或いは7.0以上のスマートフォン。
長所と短所
- ○腕時計になる
- ○スマホと連携して色々な機能を操作できる
- ○体の状態をモニタリングできる
- ○IP6，7防水
- ○バッテリー持ちが十分
はじめに
今回レビューするのは、007plusさんのスマートブレスレッド『T5 Plus』です。
この製品は、ジャンル的にはスマートブレスレッドとなっていますが、時計が表示され、スマホと連携して着信を受け取れたり、リモート操作で写真を撮影したりできるので、スマートブウォッチと言っても良いのかも知れません。スマートブレスレッド、スマートブウォッチとも私にとっては初めての体験となります。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。小さく軽いです。
化粧箱裏側。色々な機能があることが明示されています。主にヘルスメーターに注力している模様。
同梱品。スマートブレスレッド本体、説明書、別紙日本語補足説明書。
スマートブレスレッド本体。
バンドの止め方は穴に突起を填め込んでいくタイプ。
説明書と別紙補足説明書。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
液晶モニタとタッチパネル
スマートブレスレッドですから、液晶部分は極小さい物なのですが、しっかりと指でタッチして操作するタッチパネルとなっていました。また、動作精度も特に問題は無く、タッチしたところと別の箇所が認識されてしまうとか、操作に遅延が生じるなどと言った使いづらさは全く感じませんでした。
スマホとの連携でできること
さて、それではこのスマートブレスレッドでできることを一通りチェックしていきたいと思います。
着信通知、アラーム、携帯探し、座りがち注意、歩数計、カロリー計算、睡眠モニター、リモート操作撮影を一通り使用してみましたが、やはり便利なのは着信通知。ただ、着信通知は通知してくれるだけで、このスマートブレスレッドから通話やダイヤルができるわけではないので留意してください。
着信通知が出るだけとは言っても、誰からどのアプリ（電話なのかFacebookかなど）なのかがわかるので、利便性はかなり向上すると思います。これまでの場合、着信（何かのお知らせ）があったら、ポケットや鞄に入れてあるスマホを取り出し、タップして確認しなければならなかったのですが、これが一切不要となり、腕に巻いたスマートブレスレッドをチラッと目で確認するだけになります。特に電車の中や人混みなどではこの利便性を痛感しました。
防水であること
このスマートブレスレッドはIPX6，7等級の防水規格に適合しています。下記説明の6級と7級ですね。
- 0級／特に保護がされていない
- 1級／鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない（防滴I形）
- 2級／鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない（防滴II形）
- 3級／鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない（防雨形）
- 4級／あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない（防まつ形）
- 5級／あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない（防噴流形）
- 6級／あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない（耐水形）
- 7級／一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない（防浸形）
- 8級／継続的に水没しても内部に浸水することがない（水中形）
この説明を当て嵌めると、雨やシャワーは問題無く、一時的に水没しても問題無いとあります。なので、運動時の汗や突然の雨、それも豪雨でも問題ありません。またお風呂でもシャワー時に付けたまでも規格的には問題ありません。ただ、お風呂場だと一般的な冷たい水と違って温水となるので、この熱が故障の原因になるかも知れないのでお勧めはしません。温かいと数ミクロンでもプラスチックが変形してしまう場合があり、水がそこから入ってしまうといくら防水規格が適合してても危険なんです。
お風呂に付けたまま入りたいと思う人は少ないでしょうから置いておくとして、健康モニタが売りのアイテムなので、運動した時に出る汗や、突然の天候悪化による雨には、確実に防御態勢が整えてあるので安心です。
バッテリー持ちは4，5日
これだけ小さい筐体ですから、バッテリー持ちはどうなのか心配だったのですが、満充電から5～7日持つようで、日常で使う分には問題無いかと思います。
バッテリーは75mAhです。非常に小容量なのですが、考えてみればスマートブレスレッドは通常表示する情報はありませんし、スマホやタブレットのように長時間操作する物ではなく、『何かがあったときに確認で操作する』使い方なので、これだけバッテリーを消費しないんでしょう。これがどんどん多機能になり、スマートブレスレッドでも画像や動画を見る等になったら、またバッテリーの話は根本から違ってくるとは思いますが、現在の使い方だと1週間弱持つので十分でした。
端末をバンドから取り外して充電
このスマートブレスレッドはどうやって充電するのかと思ったら、液晶表示部分の本体をゴムバンドから取り外せるようになっており、そこ本体に付いている端子を直接PCなどのUSBポートに挿すスタイルでした。スマホやデジカメを充電するときは、USB Miro min Bなどのコードを挿して充電するのが一般的なので、このUSBポートへの直挿しは驚きました。
メリットとしては、別途充電用USBケーブルが必要なく、USBポートに本体を挿すだけで良いので取り回しが楽だと言うこと。デメリットとしては、急速充電器などでケーブルを伸ばしてモバイル端末などを充電していた場合、そのケーブルは使えず、いちいち電源コンセントの急速充電器本体に持っていかなければならないことでしょうか。ただ、このスマートブレスレッドのバッテリーは75mAhと極小の容量なので、出力の低いUSB端子から充電するとしても、30分程度で充電できるので、いちいち急速充電器を使用することもないと思います。
このUSB端子部分は薄くて脆そうで大丈夫かなと思ったのですが、ブレスレットのバンドからグイグイ取り外ししても全くびくともせず。薄さとは裏腹に、かなり頑丈にできているようです。取り外したり取り付けるとき、ここに結構負荷が掛かるので心配だったのですが、特に心配する必要は無さそうです。
専用アプリ『Zeroner』
スマホと連携させるためには当然専用アプリが必要となります。専用アプリは『Zeroner』。ダウンロードは下記リンクでできます。
設定は特に難しいことはなく、説明書に日本語のページがあり、なおかつ補足として別紙の日本語マニュアルが付属しているので、1つ1つゆっくり見ていけば問題は無いかと思います。
初めてスマートブレスレッドを使用してみて
今回、初めてスマートブレスレッドを使用してみたのですが、ポケットなどに入れたスマホを取り出さなくても誰からの着信か、どのアプリの通知か分かると言うのは存外便利でした。
今までは、なにかお知らせのバイブがしたら、いちいちポケットから取り出して画面をオンにし、お知らせをスワイプで表示して確認との手順を踏んでいたのですが、これが一切無くなり、手首に巻いたスマートブレスレッドをくるっと自分の見える位置に向けるだけとなりました。
総評
スマートブレスレッド、スマートブウォッチは思ったよりも便利でした。スマートブウォッチと言う物が出るよと世間でニュースになっていたとき、「なんでもかんでもスマートフォンと連携か」、「そんなに必要な物じゃないだろう」と思っていたのですが、確かに便利ですね。それは間違いありません。ただ、人によってはしっかりとした時計をすることが好きだったり、仕事上必要な方も多いと思いますが、その場合、一緒にこのようなスマートブウォッチを付けるわけにもいかないので、生活スタイルや時と場合により、必要度の大きさはかなり左右されるアイテムだなと感じました。
ただ、スマホをポケットやバッグに入れたままで、着信があったことが分かるのは非常に楽ですね。普通はポケットの中でスマホがバイブしたら、ポケットから取り出して誰からの着信なのか確認する必要があったのですが、このスマートブレスレッドを腕に巻いておけば、時計を見るのと同じ動作と手間で、何で（電話なのかTwitterなのかFacebookなのかなど）誰からの着信なのか一発で分かります。
こんな人にお勧め
- スマホの着信や通知を手元で表示したい人
- 簡単なスマホの操作をスマートブレスレッドでしたい人
- 歩数計などの健康データを取りたい人
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