今回レビューするのは、Himoxさんの空気清浄機『HIMOX-H03』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【空気清浄機は本当に必要?】近年の住宅は気密性が高いため空気がこもりやすく、室内の空気のほうが外気より2~5倍汚れているといわれています。加えて、ペットを飼っている家庭はペット臭も気になるし、いまの季節は、ハウスダストアレルギーの人にとって辛い時期。そして、気密性が高いマンション住まいで、犬を飼っていて、ハウスダストアレルギーがいる家にとって、空気清浄機はなくてはならないアイテムなのです。
- 【空気清浄機に期待できる効果とは?】0.1μmの微粒子を99.7%キャッチする“H13 HEPAフィルター”と活性炭フィルターで、~15畳までの空間の空気をすみずみまでスピードきれいにします。ホコリ、花粉や細かいハウスダストなどの集じんで喘息がおさまる効果があります。HIMOX-H03空気清浄機は室内に香っている生活臭やペットの臭いなどを軽減させる効果が期待できます。
- 【同じ価格帯で特別なところ?】空気質量センサー付きのがHIMOX-H03の特徴です。自動運転モードでは空気中の汚れを空気質量センサーが検知し、自動で風量を汚れの量に応じて調整しより早く空気の汚れを取り除くことができます。ホコリだけでなく、花粉やダニの死骸、塵やペットの毛などにも対応しています。
- 【空気清浄機は本当に効果があるのか?】起動してから数日経った後に蓋を開けてみると、ちゃんとフィルターにホコリが付着してるじゃない?これって部屋のホコリやハウスダストなどを集めてくれた証拠です。
- 【製品情報】型番:HIMOX-H03 定格電圧:AC100V/50Hz 定格消費電力:40W モーター:ACモーター 素材:ABS サイズ:220×443mm 商品重量:3.8KG CADR値:200m³/h CADR値から算出された推奨値:15畳(24m²) 3段階風量:弱・中・強 タイマーモード:2H、4H、8H
長所と短所
- ○持ち手が付いているので移動しやすい
- ○構造がシンプルなので扱いやすい
- ○ボタンはタッチ式で簡単
- ○動作音は比較的静か
- ○電源を切っても終了時の運転モードを記憶してくれる
- ◎周囲の空気汚染状況が一目で分かる
- ◎フィルターの交換時期が分かる
- ○フィルターは水洗いできる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
空気清浄機。
説明書。日本語単独の物。
動画
使用した感想
○持ち手が付いているので移動しやすい
形状は円柱状になっており、上部には持ち手兼タッチボタン部分があります。持ち手が太くしっかりしているので、移動するときはここを持てば軽々とできます。
大きさは高さが約45cm×円の直径が約22cm。大きさはそこそこありますが軽いので簡単に持ち運べます。
○構造がシンプルなので扱いやすい
構造はシンプルになっています。下部に吸気口があり、中に入っているフィルターを通し埃をカット。綺麗な空気を上面の排気口から出すといったもの。上面の排気口は単純に上向きに空気が出るわけではなく、横に空気が出るように流れが誘導される造りになっています。
吸気口も排気口も360度から行われます。どこに置いても同じように吸気、排気ができます。
フィルターを交換したり掃除したりすることも簡単にできます。底面の真ん中の出っ張りを指で摘まんで回すとパカッと蓋が取れ、中に紙フィルターがあります。
画像にように蓋を開けると中に分厚く丸い紙フィルターが入っています。
紙フィルターを取ると中は空洞になっており、360度に吸気口があることが分かります。また、奥には吸気ファンがあります。
紙フィルターは分厚くしっかりした作りで、水で丸洗いしても問題ありません。破れるようなこともなし。掃除機と同じ仕組みなので、この紙フィルターも洗って再利用が可能です。
蓋部分は画像のようになっています。摘まんで簡単に脱着が可能。
1つ注意点としては、この蓋はしっかり締まったと思ってもまだもう一段締まることです。きちんと締まったときはカチッと音がします。音がするまで締めましょう。きちんと締めないと、ひっくり返したときに蓋が落ちます。
○ボタンはタッチ式で簡単
ボタンはタッチ式です。持ち手部分に横一列になって配置されています。タッチボタンの感度は素晴らしく、軽く触れただけで「ピッ」と素早く反応して気持ちが良いです。
英語表記ですがアイコンが分かりやすいですし、簡単な英単語なので問題ありません。基本的な操作方法を左から記載しておきます。
- 【オフタイマーボタン】1,2,8時間からオフタイマーを設定
- 【電源ボタン】電源のオン、オフ
- 【フィルターボタン】フィルター交換時期を点灯でお知らせ、交換したら3秒長押しでリセットして消灯
- 【AQボタン】LEDライトの点灯、消灯(青、緑、オレンジ、赤の順で空気の汚染が酷いことを示す)
- 【スピードボタン】低速、中速、高速、Auto、Sleepでファンの回転速度を変更(後述)
○動作音は比較的静か
動作音は比較的静かです。画像は各モードでの騒音測定値の様子です。
- 【運転なし】47.0db
- 【低速】47.9db
- 【中速】51.0db
- 【高速】70.1db
- 【Auto】57.6db(青時)
- 【Sleep】47.8db
注釈として少し説明すると、Autoモードは周囲の空気汚染度によって回転数は変わります。空気汚染度の少ないこの状況だと青色LEDだったので、低速回転とほぼ同等の数値となりました。また、Sleepは騒音値から見ると、低速+LEDライトオフの運転モードのようです。
騒音測定値の詳細は画像のようになります。個人的にはどんな家電でも、部屋で使う場合に60dbを超えるとかなりうるさく感じます。
低速モードでも十分な吸気と排気を感じられるので、一般家庭の部屋で使用する場合、これで全く問題ないと思われます。中速以上は倉庫だったり工場だったり、埃が多かったりする場所でしか必要ないと思います。
○電源を切っても終了時の運転モードを記憶してくれる
嬉しい機能としては、電源を切ったときの運転モードを記憶してくれることです。再び電源を入れたとき、このときの運転モードから開始されます。安い空気清浄機の場合、この記憶機能がない場合が少なくありません。
難点もあります。それはLEDライトの点灯、消灯は記憶してくれないこと。電源オフ時にLEDをオフにしていても、再度電源を入れると強制的にLEDライト点灯の状態になってしまいます。
◎周囲の空気汚染状況が一目で分かる
前述しましたが、ユニークな機能として、周囲の空気の汚染状況がわかるLEDライト(AQ)が上面にあります。空気の汚染が少ない状態から青、緑、オレンジ、赤となります。
特別家を綺麗にしているわけではありませんが、色々な場所で使用してみたところ、全て青の状態でした。普通の家庭ならおそらくオレンジ以上にはなりません。
◎フィルターの交換時期が分かる
フィルターの交換時期も一目で分かります。フィルターボタンがあるのですが、ここが交換時期になると点灯します。そうしたら分解してフィルターを交換、もしくは水洗いしてやります。そうしたらフィルターボタンを3秒長押ししてリセット。するとまた次に交換時期が来たら教えてくれます。
○フィルターは水洗いできる
フィルターは分厚くしっかりした作りをしているので、紙フィルターとはいってもジャブジャブ水洗いができます。分厚いので多少乾燥に時間は掛かりますが、掃除機と同じような仕組みなので、毎回交換しなくても良く経済的です。
総評
排気や吸気の流れの仕組みや、紙フィルターの脱着方法や使いやすさなどシンプルな空気清浄機です。操作方法もアイコンを見てすぐに分かりますし、なによりも周囲の空気汚染状況が、LEDライトの色によって一目で分かるのは便利でした。
こんな人にお勧め
- 仕組みがシンプルな空気清浄機が欲しい人
- 周囲の空気汚染状況がわかる空気清浄機が欲しい人
- 紙フィルターを洗って再利用したい人
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