今回レビューするのは、SoundPEATS さんのワイヤレスイヤホン『TrueMini』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【最先端のBluetooth 5.0採用&Hi-Fi高音質】最先端のBluetooth 5.0テクニックが搭載されており、データの転送速度が従来の2倍になり、ブロードキャスト通信容量が8倍に増加します。通信スピード・通信範囲とも飛躍的に向上させました。従来のBluetoothイヤホンと違い、音飛びや途切れを最小限に抑えられています。繁華街のど真ん中もしくは朝の満員電車の中でも快適に音楽を楽しめます。また、誇りを持つ「Realtek」社の最新チップセットを搭載され、優れた7.2mmの原動力ドライバーユニットを加えて、全音域がバランスがよく表現され、クリアかつ臨場感の溢れるサウンドを実現します。
- 【タッチ式によるシンプルな操作実現&超ミニデザイン採用】特徴1:タッチセンサー式の仕樣を採用しており、耳元に軽くタッチするだけで音楽再生/一時停止、通話開始/終了/拒否/曲戻し/次の曲/Siri起動などの操作をすべて実現可能です。タッチセンサー式は普通なボタン式と違い、耳に圧力をかけません。快適かつ便利の操作を満喫できます。特徴2:超軽量のデザインを採用しております。イヤホンの重さはわずか3.7gで、装着していることを忘れるほどの超軽量が特徴です。更に人間工学に基づいたデザインにより、耳にしっかりフィットし、快適の着装感を実現します。特徴3:小銭入れに入られる充電ケースが付属され、イヤホンを収納でき、持ち運びにも便利です。尚、バッテリーの磁石式でカチッと充電できる収納ケース付きます。充電する時、イヤホンはしっかり固定される一方、不意の落としによる紛失や破損は防ぎます。
- 【左右分離型&リアルの通話対応】左右離型Bluetooth イヤホンとして、両耳で使用することはもちろん、片側(右側のみ)での使用にも可能です。ステレオモードで音楽を楽しめる一方、会議や運転などの外の音に注意が必要場合でも活用いただけます。また両側のイヤホンともマイク内蔵され、通話中の雑音や周囲のノイズをしっかりと抑制られ、相手の声を聞き取りやすくなり、快適かつリアルな通話を実現します。
- 【最大14時間使用可能&IPX5防水機能付き】イヤホン本体は一回のフル充電で4時間連続再生可能です。また、付属した充電ケースは310mAhのバッテリーが内蔵され、イヤホン本体に3-4回給電可能です。合わせて最大14時間使用可能です。一日2時間の使用する場合は、合計一週間の使用は可能です。尚、IPX5防水機能採用しており、日常生活の水かけはもちろん、小雨及びジョギングや筋トレなどの時の汗からしっかり保護され、防水、防汗性能を実現します。
長所と短所
- ○完全ワイワイヤレスなのでコードがなくて快適
- ◎極小なので耳が痛くならない
- ○タッチボタンなので操作が軽快
- △音量の変更ができない
- ○音質、受信感度、音ズレ問題なし
- △バッテリー持ちは音楽再生で4時間
- ○ケースが小さいので持ち運びに便利
- △ケースが小さい分内蔵バッテリーの容量が少ない
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
ケース。
イヤーピース。
USB Micro Bケーブル。
説明書。日本語ページあり。
動画
スペック
- Bluetoothバージョン: 5.0
- チップセット: RTL8763BFR
- 最大通信距離: 10メートル(障害物なし)
- 再生時間: 約4時間
- イヤホンの充電時間: 約2時間
- 充電ケースの充電時間: 約2時間
- イヤホンに給電可能回数: 3.5回
- 質量:3.7g
使用した感想
○完全ワイワイヤレスなのでコードがなくて快適
このイヤホンは昨今主流の完全ワイヤレスイヤホンです。イヤホンは画像のような極小のたわら型が2つあるだけです。
完全ワイヤレスイヤホンでのメリットは主に下記のようになります。
- コードがないので首や衣服に引っ掛かって発生するタッチノイズが発生しない
- 服などに引っ掛かってイヤホンが下に引っ張られて不快になることがない
- 頭をいくら動かしても体になにも触れないので快適(スポーツ向き)
- 寝て使用してもコードが邪魔にならない
- 小さい物が多いので耳が痛くなりづらい
◎極小なので耳が痛くならない
完全ワイヤレスイヤホンは小さい物が多いのですが、その中でも最も小さい部類です。指先で簡単に摘まめるほどの大きさで、耳の穴に軽く填めるだけでしっかり装着できます。いくら頭を振っても取れそうになることもありませんでした。
百円玉と比較してもそれよりも小さいので、どれだけ極小かわかると思います。重さは左右両方合わせてもたったの7.4g。極小とともにこちらも最軽量の部類です。
実際に耳に填めると画像のようになります。たわら型のイヤホンを縦に填める感じ。そうすると耳にピタッと填まり安定します。極小なので後ろから見ると耳たぶに隠れてほぼ見えなくなります。髪が少し長い女性などは完全に隠れてしまい、イヤホンをしていることさえ分からなくなると思います。
イヤホンをしていることで目立ちたくない方もいると思いますが、そのような方にピッタリです。片耳として使用すれば、人との会話もそのままできるので、レジなんかで目立たないのはスマートに会計できて便利です。
○タッチボタンなので操作が軽快
ボタンはタッチ式です。押したら凹む物理ボタンではないので、装着したまま曲の変更などを行っても、耳の穴にグイグイ押し込むようにはならないので耳に負担が掛かりません。
タッチボタンの感度は良く、触ってすぐに反応しますし、ダブルタッチなど誤判定されがちな操作でも問題なし。ただ、このイヤホンのボタンからは音量の変更はできませんでした。音量を変更したい場合、接続先であるスマホやPCを直接操作する必要があります。
主な操作方法は下記の通りになります。
- 【電源オン】左右どちらでも1.5秒長押し
- 【電源オフ】左右どちらでも8秒長押し
- 【再生/一時停止】左右どちらでも→ダブルタッチ
- 【次の曲】左→2秒長押し
- 【前の曲】右→2秒長押し
- 【リセット】ケースにセットして充電中に左右両方のボタンを10秒長押し→赤色LEDが3階点滅してリセット完了
癖がある操作性が1つあります。それは長押しの延長上に電源オフがあるため、イヤホンのボタンで電源オフをしようとした場合、絶対に曲が次の曲になってしまうことです。イヤホンのボタンであえて電源オフをすることもあまりないとは思いますが…。
録音したラジオなどを聴いていた場合は障害になる可能性があります。電源を切る際に次の曲へしたくなければ、素直にケースにセットして電源を切ればこの挙動にはなりません。
△音量の変更ができない
前述しましたが、イヤホンのボタンから音量の変更はできません。最近の完全ワイヤレスイヤホンは、音量も曲もイヤホンのボタンから変更できる物が多いのでこれは残念な点です。傾向としては、安かったり超極小の場合はこのような場合が多いです。
イヤホンのボタンから音量の変更ができないだけなので、スマホと接続している場合は、スマホの音量ボタンやアプリを直接操作すれば変更できます。ただし、その場合はスマホをポケットなどから取り出す手間が掛かってしまいます。
○音質、受信感度、音ズレ問題なし
音質はスマホと接続して気軽に音楽を聞く分には問題を感じません。高音で音が歪むこともなく、低音で割れることもありませんでした。この極小ボディからすれば十分頑張っていると思います。ただ、小さいので耳の穴に隙間ができ、遮音性はあまりありません。両耳イヤホンとして使用しても周囲の環境音がかなり入って来ます。
周囲の音が聞こえるのは、ジョギングやサイクリング時には安全なのでメリットとも言えるので、ご自分の使い方に会わせてこの辺りは判断すると良いでしょう。
受信感度は屋内で8m距離を離れ、間に木の扉2枚を挟んだ状態で音が途切れることはありませんでした。この状態で耳を手で覆うと音が完全に途切れ、手を離すとまた完全に聞こえるようになりました。多くのワイヤレスイヤホンを使用してきましたが、受信感度は中の中で平均的だと思います。日常生活で問題になるようなことはないはず。
音ズレは一応問題なし。スマホで映画の寅さんを観て口の動きと声のシクロを確認しましたが、じっくり見てやっと「ズレてるかな?」とわかる程度。時間にすると0.2秒あるかないかだと思うので、こちらも普通に使用するのであれば問題ないと思います。
△バッテリー持ちは音楽再生で4時間
音楽の連続再生で4時間持つと仕様上なっていますが、実際にどれくらい持つのか試してみました。その結果、音楽の連続再生で4時間39分バッテリーが持ちました。
充電では仕様だと2時間となっていますが、こちらも実際に試しました。その結果、空から満充電に掛かった時間は1時間22分でした。
○ケースが小さいので持ち運びに便利
イヤホンも極小なのですが、ケースも完全ワイヤレスイヤホンの中では最小の部類です。千円札と比較してもだいぶ小さいことが分かります。タイトなジーンズのポケットにも余裕で出し入れできます。重さはイヤホンをセットした状態で29.5g。
△ケースが小さい分内蔵バッテリーの容量が少ない
ケースが小さいことは持ち運びに便利なのですが、当然その分内蔵のバッテリー容量は小さいです。その容量は310mAh。大容量の物だと3000mAhを超えますし、小さい物でも600mAh前後なので、平均的な物に比べても容量は半分ほど。大容量の物に比べると1/10以下です。
イヤホン自体のバッテリー容量は記載されていないのでわかりませんが、このケースで3~4回充電できるとのことなので、おそらく片方で40m~50mAhだと思われます。せっかくケースが付属しているのに、イヤホンを3~4回しか充電できないのは残念。
総評
完全ワイヤレスイヤホンの中でも最小で最軽量の部類に入る物です。小さければ小さいほど耳に掛かる負担は減るので、耳がデリケートで、イヤホンをすると痛くなりがちな人にお勧めできます。
イヤホンもケースも小さいので、バッテリーの面は弱点になっていますが、4時間ほどは連続使用できるので、1回の使用でこれを超えないようなライフスタイルの方は問題なく使えるはずです。
こんな人にお勧め
- できるだけイヤホンが小さい完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
- 持ち運びが楽な極小のケースッが欲しい人
- 耳がデリケートで痛くなりやすい人
関連リンク
この記事と関係のある商品