今回レビューするのは、AnkerさんのQi充電器『AK-A2521011』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- Anker製品の強み:3000万人以上が支持するAmazon第1位の充電製品ブランドを是非お試しください。
- ワイヤレス充電はこれひとつで:最新のiPhoneやSamsung製スマートフォン主要モデルを含む、ワイヤレス充電に対応するあらゆる機器と互換性があります(*急速充電に対応するには、別売りのQC3.0対応充電器を合わせてご利用ください)。
- あなたにぴったりの位置で:動画を楽しみながらの場合は横置きで、FaceIDの利用やメッセージを確認しながらの場合には縦置きでお使いのスマートフォンを充電できます。
- ケースはそのままで:PowerWaveは、ほとんどのスマホケースをつけたままでスマートフォンを充電することが可能です(※5mm以上の厚みがあるケースや金属製や磁気を帯びたケースおよびクレジットカードは、充電前に取り外してください)。
- パッケージ内容:Anker PowerWave 7.5 Stand、Micro USBケーブル(1.8m)、(※ACアダプターは別売)、取扱説明書。
長所と短所
- △USB充電器が付属していない
- ○立て掛けてスマホを充電できる
- ◎セットした状態で見たり操作できる
- ○コイルが2つ入っているので横置きもできる
- ◎厚い手帳型ケースをしたまま充電できる
- ○急速充電ができる
- ○充電中の表示LEDが優しく邪魔にならない
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
Qi充電器。
USB Micro Bケーブル。
サンキューカード。
クイックスタートガイド。言葉による説明はなく図解のみ。
説明書。多言語版で日本語ページもあり。
動画
スペック
- サイズ:約 78 x 65 x 119 mm
- 重さ:約 140g
- 入力:5V-2A / 9V-2A / 12V-1.5A
- 出力:5W / 7.5W / 10W
- 同梱物:Micro USBケーブル(1.8m)、取扱説明書
使用した感想
△USB充電器が付属していない
前述のパッケージ内容を見ると分かると思いますが、USB充電器は付属していません。こちらはスマホを乗っけるQi充電器で、コンセントに差し込むUSB充電器は付属していないので、手持ちの物を使うか別途用意しなければなりません。
昨今はスマホにデジカメにワイヤレスイヤホンにとなんでもかんでもUSBで充電するようになっているので、持っていない、もしくは足りないなら多数のポートがあるUSB充電器を購入しても良いかもしれません。
○立て掛けてスマホを充電できる
このQi充電器の特徴は立て掛けて充電できることです。いわゆる充電スタンドという種類です。平起きタイプと比べいくつかメリットがあるので順を追って説明していきます。
まずQi充電についてですが、USBケーブルを差し込む必要のない無接点充電です。iPhoneやGALAXYなど、高価格帯のスマホにチラホラ見られる機能ですです。しかし、格安スマホだろうがどんなスマホだろうがQi充電できるようにプチ改造できます。
改造とは言っても、Amazonなどで『Qiレシバー』と検索して出てきた千円前後の物を購入し、スマホのUSB端子に接続するだけです。ただ、そのままだとQiレシーバーがブラブラしてしまうので、ケースを購入してその中に収めるか、不格好でも良いなら両面テープでスマホ背面に留めることが必要になります。
ケースをしないと画像のように不格好でブラブラしてしまいます。
安い物で良いのでケースを購入してその中に収めるとスッキリして使いやすくなります。基本的にはQiレシーバーを使用するならケース必須です。
以上でスマホの改造と言うかセッティングは終わり。あとはQi充電器に置くだけで無接点充電が可能になります。ただ、注意しなければならないことは、Qiレシーバーや充電器の質によっては、手帳型ケースなど分厚いケースをしてしまうと、距離が遠くて充電できないことがあることです。スペックや商品説明に充電距離が5mmとか8mmと書いてあるのでそこを見てください。ちなみに、こちらは5mmとなっていましたが、分厚い手帳型ケースでも充電できました。
◎セットした状態で見たり操作できる
スタンド形式なので、立て掛けたままスマホを見ることができます。平起きタイプだとこれが難しいのですが、スマホの操作や動画の視聴もこのQi充電器に立て掛けた状態で無理なくできます。ただ、角度は変えられません。最初の角度のまま固定され動きません。
○コイルが2つ入っているので横置きもできる
縦長の形状をしているのですが、ここに縦に2つ充電コイルが入っています。そのため適当に置いても充電できるだけではなく、縦置きも横置きも可能です。勿論置けるだけではなく、縦置きでも横置きでもきちんと充電されます。
動画を観るときは横にして観る方も多いと思いますが、そのような用途でもこのQi充電器は便利です。充電されたままスマホを見たり操作できるので、このQi充電器に置いて置けばバッテリーが切れる心配がありません。
Qi充電器は置く位置がシビアで、数センチずれただけで充電できない物も多いのですが、こちらはコイルが2入っているからか、適当に置いてもかなりの範囲で充電状態になりました。縦置きはスマホの形に沿っているので適当に置いても問題なし。
横置きは縦置きより位置合わせがシビアかなと思ったのですがそんなことはなく、こちらも適当に置いて問題なし。この充電範囲の広さは毎日使用する物なのでありがたいです。
◎厚い手帳型ケースをしたまま充電できる
前述もしましたが、分厚い手帳型ケースをしたままでも充電できました。質の悪いQi充電器やレシーバーだと、手帳型ケースをすると充電できない物もあるので注意してください。このQi充電器と一緒に使用したQiレシーバーは以下の物になります。
これまで10個くらいQiレシーバーを購入しましたが、その中で鉄板のメーカーを見付けました。『Nillkin』と言うメーカーです。聞いたことのない海外メーカーですが、Qiレシーバーだと間違いなく性能が良いです。価格も他の変わらず千円くらいです。どのメーカーが良いか分からない場合、AnkerのQi充電器とNillkinのQiレシーバーの組み合わせで大丈夫です。分厚い手帳型ケースをしてもきちんと充電されます。
たくさんのQi充電器とレシーバーを使用してきた実体験なので、このことは多分間違いないはず。
この組み合わせでどうなっているかは動画にもありますが、画像のような分厚い手帳型ケースでも問題なく充電できました。
こちらが充電している様子。下のLEDランプが青く点灯し、スマホのLEDランプも赤く点灯して充電できていることを示しています。
○急速充電ができる
このQi充電器は2Aの急速充電ができます。ただ、今回の私のように、本来Qi充電に対応していないスマホをQiレシーバーでできるようにした場合は急速充電できません。今のところ後付けのQiレシーバーは1Aの通常充電しかできないからです。元からQi充電できるiPhoneやGALAXYなどの場合は、このQi充電器で急速充電できます。
後付けのQiレシーバーだと急速充電できないとは言っても、1度この無接点充電のQi充電を使うと、便利すぎて後戻りはできなくなると思います。なにせUSBケーブルの抜き差しが一切必要なくなり、台の上に乗せるだけで良いのですから。
○充電中の表示LEDが優しく邪魔にならない
充電中を示す下部のLEDランプはぼんやり柔らかく光るだけですし、大きさ自体小さいので視界の邪魔になりません。枕元に置いておいても睡眠の妨げにはなっていません。ここが眩しい物もあるので注意してください。
総評
コイルが縦並びに2つ入っているので、縦置き、横置きができるスタンド型のQi充電器です。位置合わせもそこまで厳しくなく、適当に置いても充電できました。なによりQi充電器に置いたままスマホの画面を見て操作できるのが便利で、自宅の机の上に1台あるとなにかと便利だと思います。Qi充電は便利すぎて、この環境はもうなくてはならないものになりました。
こんな人にお勧め
- スタンド型のQi充電器が欲しい人
- 縦置きでも横置きでも充電できるQi充電器が欲しい人
- 適当に置いても充電できる位置合わせがシビアではないQi充電器が欲しい人
- 急速充電できるQi充電器が欲しい人
関連リンク
この記事と関係のある商品