今回レビューするのは、HANDICさんのワイヤレスイヤホン『YDEJ-Z』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【10時間連続再生&300時間待機時間】150mAh電池付け、300時間待機可能です。イヤホンを1回の充電で8-10h音楽を楽しめ、USB充電ケーブル付き、2時間で満タンになれます。【操作簡単】別々のボタンで電源オン/オフ、音楽再生/一時停止、通話開始/終了/拒否/リダイヤル/Siriなどの操作が簡単にできます。【自動ペアリング】2度目以降の連続は、イヤホンの電源オンだけで自動でデバイスへ接続できます。
- 【IPX7防水】Bluetoothワイヤレスイヤホンは防水設計により、水の侵入を防ぐので、ジムでの汗をかくトレーニングや、雨の中でのランニングなどでも問題なく使用できます。【Bluetooth 5.0搭載】最先端のBluetooth 5.0が搭載されているため、データ転送速度が従来の2倍になり、ブロードキャスト通信容量が8倍に増やします
- 【CVC8.0ノイズキャンセリング&優れた通話音質】CVC 8.0ノイズキャンセリング技術により、周囲の雑音を削減でき、気軽に騒音をシャットアウトでき、しっかり騒音を低減してくれます。ハンズフリー通話の際にノイズに邪魔されることなく、通話する時にも快適なハンフリー通話を楽しめる。高感度のマイク付き、通話時にマイクのノイズも抑え、周囲の雑音を軽減し、相手の声が聞き取りやすく、クリアな通話を実現します。ハンズフリー通話も音楽鑑賞としても十分に使えます。
- 【マグネット搭載】磁石を内蔵され、二個磁石穴の設計で普通の一個より引力も向上し、落下防止につながります。ゴールとのカラー設計も真っ黒なイヤホンに飾り、オシャレで高級感あります。スマホ(アイフォン指定)と連続する時、スマホのスクリーンに電力残量表示も対応できます。
長所と短所
- ○見た目が格好良いネックバンドタイプ
- ○イヤホンが極小で耳に負担が掛からない
- ○左右のイヤホンがマグネットで吸着する
- ◎音楽再生でバッテリー持ちが11時間
- ○オーソドックスな操作性
- ○音質、受信感度、音ズレ問題なし
- ◎IPX7の強力な防水性能
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
USBケーブル。
イヤーピース。
説明書。日本語単独の物です。
スペック
- 1. Bluetoothの動作周波数:2.402GHz-2.480GHz
- 2.受信距離:≤10メートル
- 3.通話/再生時間:約8〜10時間(実際の使用時間は、曲の種類と音量の要件、80%の音量によって異なります)
- 4.充電時間:イヤホンの場合は1〜1.5時間、充電スタンドの場合は2時間
- 充電ボックスのバッテリー容量:
- 1:バッテリー容量:950 mAh充電スタンド
- 2:充電電圧:5V / 0.75A
- 3:充電ポート:USB
- 4:ヘッドセットの充電:4〜5回
使用した感想
○見た目が格好良いネックバンドタイプ
このイヤホンはネックバンドタイプで、鎖骨部分にコントロールボックスやバッテリー部分があり、首の後ろに触れる部分はプラスチックで板状になっている物です。しかし、このイヤホンは少し変わっていて、首の後ろのバンドは革製になっています。
革製なので肌との親和性が高く、首筋に触れたときにヒンヤリすることもなく快適です。プラスチック製のネックバンドよりは多少重くなりますが、10g前後の差なので感覚的にはわかりません。
人工革でケーブルを覆っていて、直接ケーブルが首筋や衣服に触れることはないので、ケーブルが擦れるタッチノイズはほとんどありません。一応、鎖骨部分に来るコントロールボックスからイヤホンまではケーブルがあるので、そこでタッチノイズが少し発生するくらいです。一般的な左右のイヤホンを繋ぐケーブルのある物と比べると、タッチノイズは9割以上カットされていると思います。
○イヤホンが極小で耳に負担が掛からない
前述したように、コントロールする機械部分やバッテリーは、鎖骨に来るボックス内に全て収められているので、耳に装着するイヤホンは極小です。指先で軽く掴めるほどで、耳の穴に軽く入れるだけでしっかり装着でき、激しい動きをしても取れませんでした。有線イヤホンの小ささと遜色がありません。
イヤホンのタイプはカナル型で、耳の穴に出っ張ったイヤーピースを入れるタイプです。イヤーフックはありません。余計な構造はないですし、重さのほとんどはネックバンド部分に掛かるので、耳に感じる重さはほぼりません。装着している感覚すらないくらいです。耳が痛くなりがちなデリケートな方だと、ネックバンドタイプはイヤホンが小さく、装着感も軽いのでお勧めです。まず耳が痛くなることはないと思います。
重さは約34.5g。やはりプラスチック製のバンドを採用している物より10g近く重いです。ただ、前述もしたように首の後ろに乗っけるタイプなので、ほとんどの重さはここに掛かり、耳に感じる重さはほぼありません。首に乗っかる重さが10g程度増えても人間はその変化は分からないと思います。つまり、10g程度重くなっても全く問ありません。
百円玉と比較してもそれよりずっと小さいことが分かります。本当に指先で摘まめるほどの大きさで、耳に入れたら周囲からイヤホンをしていることが分からないくらいです。
実際に耳に装着した様子が画像のようになります。耳の穴の大きさとあまりかわらないくらい小さいです。
装着した様子を四方から見ると画像のようになります。特に後ろから見るとその小ささが分かりやすく、完全にイヤホンが隠れてしまうほどです。目立たず装着したい方にも向いていると思います。
○左右のイヤホンがマグネットで吸着する
地味な機能ですが、左右のイヤホンの背中にマグネットが付いています。そのため、使用しないときに画像のように左右のイヤホンをくっつけておくことができます。ネックバンド式なので紛失の心配はないと思いますが、このように輪っか状にすることで、さらに落下や紛失の危険を少なくしてくれます。
友人と偶然会って立ち話したり、何か買い物をしてレジで会計するときなど、一時的に耳からイヤホンを外す場合、ブラブラ邪魔にならずにネックレス状にできるのは意外と便利です。
◎音楽再生でバッテリー持ちが11時間
音楽の連続再生で10時間持つと仕様上なっていますが、実際にそれくらい持つのか試してみました。その結果、音楽の連続再生で11時間43分バッテリーが持ちました。
充電では仕様だと2時間となっていますが、こちらも実際に試しました。その結果、空から満充電に掛かった時間は2時間18分でした。
○オーソドックスな操作性
操作性はオーソドックスなものでした。右のボックスにボタン類や端子が集中しています。ボタンはオーソドックス多3ボタンタイプで、+、マルチボタン、-ボタンと並んでいます。少し変わっているのはボタンが内側にあること。外側ではありません。
ボタンには画像からも分かるように、マルチボタンに丸い突起があります。そのため、指で触れた感覚で「これがマルチボタンだな」と分かります。+と-も突起があるように見えますが、これは突起ではなくへこみなので、触ってわかるものではありません。あくまで触って分かるのは真ん中のマルチボタンのみです。
操作性は下記の通りになります。極めてオーソドックスです。
- 【電源オン/オフ】マルチボタン:長押し
- 【ペアリング】マルチボタン:電源オン後も更に長押し
- 【音量アップ】+ボタン:短押し
- 【音量ダウン】-ボタン:短押し
- 【次の曲】+ボタン:長押し
- 【前の曲】-ボタン:長押し
変わった動作は一切ないので安心して使用できるワイヤレスイヤホンです。
○音質、受信感度、音ズレ問題なし
さすがにネックバンド式だけあり、昨今流行の完全ワイヤレスイヤホンに比べて音質が良いです。音の広がりや奥行きはこの手の左右のイヤホンを繋ぐ一般的なワイヤレスイヤホンの方が良いです。
意外だったのは遮音性が高かったこと。極小のイヤホンなのですが、カナル型の形状が良くできているのか、イヤーピースが私の耳にピッタリ合ったのか、極小のイヤホンが耳の穴にみっちり入るので周囲の音をかなり遮ってきれました。音楽への没入感が高いです。
受信感度は屋内で8m離れ、間に壁や扉がある状態で音が途切れることは一切ありませんでした。また、その状態でハウジング部分の鎖骨に来るボックスを両手で覆ってみましたが、それでも音が全く途切れず。受信感度はかなり良いと思います。日常生活で問題になることはないはず。
音ズレもスマホで動画を観て確認しましたが、口の動きと声に全くズレはありませんでした。動画を良く観る方も気持ちよく使用できます。
◎IPX7の強力な防水性能
特筆すべき機能としては、IPX7の防水性能があること。画像を見るとわかりますが、7は最高等級8の1つ下で、『水深1m30分以内の水没からの保護』となっています。つまり、噴流水である雨や汗からはどんな状態からも守ってくれます。台風でもゲリラ豪雨でも問題なし。汚れたら水洗いもできます。
USB端子はコントロールボックス先端にあり、プラスチックカバーがしっかりとしてあります。ただ、防水性能を高めるため、かなりピッタリとくっついているため、指で開けるのは難しかったです。先端が尖った小さなドライバーや爪楊枝が無いと開けるのに苦労します。
総評
ネックバンド式なのでバッテリーが長く持ち、音質も良く、タッチノイズも発生しません。慣れていないと首の後ろに乗っけることに違和感を感じるかもしれませんが、これらにメリットを感じるなら十分選択肢に入れるべきタイプです。
装着感としては少し変わっていて、体型にもよりますがコントロールボックスは鎖骨の上に来ると言うより、首の少し前に来る感じでした。
こんな人にお勧め
- 音楽再生でバッテリーが10時間持つネックバンドタイプのワイヤレスイヤホンが欲しい人
- タッチノイズがほぼ発生しないワイヤレスイヤホンが欲しい人
- IPX7のワイヤレスイヤホンが欲しい人
- オーソドックスな操作性のワイヤレスイヤホンが欲しい人
- お洒落なワイヤレスイヤホンが欲しい人
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