今回レビューするのは、RLERONさんのモバイルバッテリー『RLW8JP11』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【ワイヤレス充電と有線充電モバイルバッテリー】Qi受電技術を採用し、モバイルバッテリーの上に置くだけで充電できます。USBケーブルを忘れても充電できます。またUSBポートもあるので、USBケーブルでも充電できます。
- 【大容量モバイルバッテリー】本製品は新版の大容量25000mAhワイヤレスモバイルバッテリーです。スマホ、カメラなどの電器に5回ほど充電できます。電気量切れの心配はありません。iPhone/iPad/Android/ゲーム機などの多数の機種に対応可能です。 災害/旅行/アウトドア/出張にも大活躍します。
- 【持ち運び急速充電器】二つ入力ポート&三つ出力ポートは全部5V/2.4A(Max)で、電子機器の電圧設定を識別し、自動的に出力電流を調節し、急速充電に対応しています。ワイヤレス充電は出力5V/1A (Max)です。USBケーブルで充電より遅いです。ご了承ください。 また入力ポートは2種類(MicroとType-c)です。ケーブルを変えなくてもただ一本のUSBケーブルで電子機器に充電できます。
- 【LCD電気量表示&LEDライト付き】精確に電気残量を判断できるLCDスクリーンを搭載しています。3個LEDライトも搭載しています。LEDライト使用ガイド:電源ボタンを2回連続押すと、点灯します。また2回連続押すと、消灯します。
長所と短所
- ○25000mAhの大容量
- △大きさは5.5インチスマホと同等だが重い
- △バッテリー残量がパーセンテージ表示される
- ○使用しているポートが表示される
- ◎Qi充電ができる
- △ボタンを押さないと充電が開始されない
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
バッテリー。
USBケーブル。
説明書。日本語ページあり。
動画
スペック
∎容量:25000mAh
∎充電時間:約9~10時間
∎定格出力:DC5V (最大2.4A)
∎定格入力:DC5V (最大2.4A)
∎定格ワイヤレス出力:DC5V(最大1A)
∎入力ポート:MicroとType-c
∎サイズ:約165 x 15 x 82 mm
∎重量:約355g
∎バッテリータイプ:リチウムポリマーバッテリー
∎PSEマーク:安心・安全のPSE適合商品
使用した感想
○25000mAhの大容量
バッテリー容量は25000mAhの大容量です。昨今のスマホのバッテリー容量は多くて3000mAh前後なので、空から満充電まで8回ほど充電できることになります。ただ、日常生活では0%になる前に充電をするので、体感としてはこの1.5倍か2倍くらいの回数充電できる感覚です。ちなみに、7~10インチタブレットで5000~6000mAhと言ったとことです。
出力も入力も最大2.4Aなので、手持ちのスマホへの急速充電も問題なくできました。出力ポート数は3つで、全て一般的なType-Aです。勿論、3ポート同時充電もできました。
この容量、出力ポート数、出力アンペア数を考えると、スマホやデジカメ、ノートPCなど複数端末を持ち歩いている方でも不足なく使用できるスペックだと思います。
△大きさは5.5インチスマホと同等だが重い
さすがに25000mAhの大容量なので大きさも重さもそこそこします。決して小型軽量ではありません。パンツのポケットに入れて持ち運べるような物ではなく、バッグに入れることが基本になると思います。このあたりは自分のライフスタイルを考えてモバイルバッテリーを選ぶ必要があります。パンツのポケットに入れて手軽に持ち運びたい場合、小型軽量のモバイルバッテリーもあるので、そちらを選んだ方が良いです。
重さを量ったところ376.0gでした。350mlのジュースより若干重いくらいなので、やはりパンツのポケットには厳しいことがわかると思います。
大きさは画像を見ていただくと分かりますが、千円札より一回り大きいくらいで、手で持つとギリギリギリ持てるくらいです。大きさ的には5.5~5.8インチのスマホと同じくらいなのですが、スマホと違って厚みがあるので、やはり大きさ的にもパンツのポケットに入れるのは苦しいです。
このモバイルバッテリーを持ち運ぶ場合、基本的にバッグに入れていくことになると思います。普段バッグを持ち運ばないようなライフスタイルだと持て余してしまうかもしれません。逆に仕事や学校に行くから毎日バッグを使用なんて方なら問題ありません。
△バッテリー残量がパーセンテージ表示される
バッテリー残量は上部の液晶画面にパーセンテージで表示されます。100パーセントを1パーセント刻みで正確に表示してくれるので、充電時期が分かりやすく、無駄な充電が少なくなり、結果的にバッテリー寿命を延ばすことができます。
少し前のモバイルバッテリーや、安価なモバイルバッテリーだと、このパーセンテージ表示はなく、小さいLEDランプ4つなどで表示され、25%刻みなどの大雑把な表示でした。そのため、まだ充電しなくても大丈夫なのに充電してしまったり、正確なバッテリー残量が分からないのでモヤモヤしたり…。このようなことがないので、パーセンテージ表示はありがたいです。
○使用しているポートが表示される
バッテリー残量がパーセンテージ表示されるだけではなく、その横に出力中(給電)なのか入力中(充電)なのかがOUTとINで表示されたり、Qi充電中はそのアイコンが出たり、現在の状況も液晶画面で表示されます。
液晶画面にバッテリー残量や現在の状況がわかりやすくハッキリ表示されるので、今何をしているのかがわかりやすいです。
◎Qi充電ができる
なんと言っても便利なのはQi充電ができることでしょう。モバイルバッテリー表面にQi充電できる場所を示す円マークがあります。ここにスマホなどQi充電対応機を載せるとUSBケーブルを繋げずに充電することができます。
ちなみに、Qi非対応スマホでもQi対応機にすることができます。詳しくは下記記事をご参照ください。千円程度で可能です。
Qi充電は位置合わせがシビアなのですが、このモバイルバッテリーは長方形でスマホと似た形をしているため位置合わせが楽でした。置き方は自由ですが、先ほどの円マークにスマホの真ん中を合わせる感じです。
手帳型ケースをスマホに装着していたのですが、問題なく充電できました。スペックによると充電距離は0.8mmだそうです。つまり、0.8mmの厚さまでのケースならそのまま充電でき、それ以上だと不可ということになります。私の場合3つのスマホやタブレットで試しましたが、全ての手帳型ケースで充電できました。よほど分厚いケースでもなければ問題ないと思います。ただ、Qi充電の場合は急速充電非対応のようです。
Qi充電はケーブルの抜き差しが必要なく、ただ置くだけで良いので本当に便利です。仕事場でも学校でも、このモバイルバッテリーを取り出して机の上に置き、そこにスマホを上に重ねるだけで充電できます。USBケーブルをモバイルバッテリーに差し込み、スマホにも差し込み…なんて作業は必要ありませんし、Qi充電だけで使用するのであれば、わざわざUSBケーブルを持っていく必要もありません。このモバイルバッテリーのみでスマホを充電できるのは物凄く楽です。
△ボタンを押さないと充電が開始されない
唯一気になる点としては、充電の際には右側面にある充電ボタンを押さないと充電が始まらないことです。USBケーブルを挿しただけ、スマホを載せただけでは充電されません。
暫くモバイルバッテリーを使用しないとスリープ状態になるようで、LED表示が消えて数分以内ならボタンを押さなくてもそのまま充電でできます。逆に言えばLED表示が消えて数分たつとスリープに入るので、ボタンを押さないと充電が開始されません。また、充電中でもボタンを長押しすると強制的にスリープ状態になり充電がオフになります。
ちなみに、このモバイルバッテリーを充電する場合、右側面のType-Cでも左側面のMicro Bでもどちらでも充電できます。
このボタンの挙動をどう捉えるかは人によると思います。USBケーブルを差し込んだだけで充電されるのがいやな方には最適の挙動だと思います。
総評
Qi充電に対応した便利なモバイルバッテリーです。前述したようにQi非対応のスマホでも千円程度の出費で簡単にQi対応機にできるので、個人的にはQi充電はお勧めです。充電の楽さが段違いです。ただ、Qi充電は急速充電に非対応な場合が多いので、充電を急がない方用です。
こんな人にお勧め
- モバイルバッテリーでQi充電したい人
- 2.4Aの急速充電できるモバイルバッテリーが欲しい人
- バッテリー残量がパーセンテージ表示で正確に分かるモバイルバッテリーが欲しい人
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