今回レビューするのは、Mpowさんのワイヤレスイヤホン『T5』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【ワイヤレスイヤホン音質の最高峰-QCC クアルコムチップ】MpowT5 ワイヤレスイヤホンは●業界最先端のQCC クアルコムチップを使用しており、迫力のある重低音サウンドが耳を震わせます。高音質で遅延の少ない●AAC&APT-X両方に対応し、iPhoneでもAndroidでもバランスのよい音を楽しめます。新開発の高性能ドライバーを搭載、力強い駆動を実現する高剛性の振動板を採用し、深く重量感のある低音と、鋭さのある重低音を再現しています。さらに●CVC 8.0 通話ノイズキャンセリング技術やエコーキャンセレーションとノイズサプレッションを用いることにより、通話する時の騒音を99%カットし相手の声が聞き取りやすく、快適な通話を実現しています。 .
- 【最先端のbluetooth5.0、電車の中でも途切れません】 MpowT5 ワイヤレスイヤホンは業界で最も先端の●ブルートゥース5.0技術を採用しており、従来のBluetooth4.2よりも通信速度(アプリケーションスループット)が1Mbpsから2Mpbsへと2倍の高速化を実現、 2.4GHz周波数帯までの相互干渉・混線を低減します。MpowT5の構造に合わせたアンテナの構成や部品の最適な配置をおこない、アンテナに悪影響をもたらすノイズの削減により、安定した左右イヤホンの接続が実現しました。さらに、●通信時の受信データのバッファを最適化したことで、動画視聴時の音声の遅延を低減し、お好きなドラマや動画などを思いっきり楽しめます。 .
- 【豪華でおしゃれなperfectフィットデザイン】 MpowT5 ワイヤレスイヤホンの充電ケースの表面はシックで高級感あふれる●レザーデザインで、素朴なデザインの中にも上質な質感をもたらします。イヤホン本体はスポーツカーを連想させる●マットブラックデザインで、日常でのご使用やビジネスでのご使用にも最適です。ボタンの表面は●レーザー彫刻技術により、指紋が残りにくく、光沢のある美しい仕上がりになっています。指先より小さい●「perfect fit」デザインは耳の形に完璧にフィットします。5グラムの重さは装着しているのを忘れるほど快適で、なおかつ落としにくい装着性を実現しています。 .
- 【イヤホン本体で全ての操作を実現&本体6時間再生】 ●ボリューム+/-、曲戻り/曲送り、音楽再生/一時停止、着信の応答/中止/拒否、イヤホン電源オン/オフ、MpowT5ワイヤレスイヤホンは、全ての操作をイヤホンの再生ボタンで実現、ポケットからスマホを取り出す必要はありません。また(実際の再生時間は、ボリュームによります。ボリュームを50%する場合は6時間ぐらい再生可能で、80%すると5時間ぐらいになります)さらにイヤホン本体で●独立オン/オフの設定ができるため、外出する前にイヤホンをフル充電させると、充電ケースを持ち歩く必要もありません。 .
- 【IPX7水没防水&18ヶ月間保証】 ●IPX7防水レベルで運動する時に雨に打たれても壊れる心配がありません。しかしイヤホンを直接に水に没入すると、水がドライバの表面に付着して、音に影響をする可能性があります。不注意で水の中に落としてしまった場合は、イヤホンを充分乾燥してから使用してください。●telec認証番号:211-190402。MpowT5イヤホンは技適認証を取得済みですので、安心してご購入ください。MpowT5イヤホンには●日本語取扱説明書があり
長所と短所
- ○セパレートタイプで装着感が良い
- ○小さいので耳の負担が掛からない
- ○両方とも片耳イヤホンとして使用可能
- ◎音楽再生で6時間のバッテリー持ち
- ◎IPX7の防水性能
- ◎セパレートタイプでは非常に珍しいapt-x対応の高音質
- ○受信感度、音ズレ問題なし
- ◎イヤホンのボタンで音量と曲の変更ができる
- ○ケースが小さく格好良い
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
ケース。
USBケーブル。
イヤーピース。
ストラップ。
リマインダーカード、サンキューカード。
説明書。日本語単独の物です。
スペック
モデル:BH322B
bluetoothバージョン:Ver.5.0
動作範囲:見通し約15m
チップ:QCC3020
対応オーディオ:APT-X/AAC
対応bluetooth プロファイル:A2DP/AVRCP/HFP/HSP
イヤホン本体バッテリー容量:55mAh×2
ケースバッテリー容量:800mAh
充電時間:2時間
イヤホン通話/再生時間:6時間
ケース再生時間:36時間
本体重さ:5グラム×12
防水レベル:IPX7
動作温度:-20°から60°まで
使用周波数帯域:2402MHz-2480MHz
使用した感想
○セパレートタイプで装着感が良い
左右を繋ぐコードが一切ない完全コードレスのイヤホンです。セパレートタイプ、左右独立型などと言われている昨今人気のタイプです。
左右を繋ぐコードがあると、首の後ろや衣服に擦れたり引っ掛かったりし、ジョリジョリとしたタッチノイズが発生します。それがコードを伝ってイヤホン部分まで来るのですが、セパレートタイプはこれが一切ありません。それだけでも非常に快適です。また、べた付いた首筋や衣服にコードが引っ掛かり、耳に填めたイヤホンが引っ張られて不快感を感じたり、さらに引っ張られるとイヤホンが耳から抜け落ちてしまう場合もあります。セパレートタイプはこれもありません。結果的に装着感は非常に良くなっています。
○小さいので耳の負担が掛からない
セパレートタイプイヤホンでも色々な大きさ、形があるのですが、これはその中でも小さい部類に入ります。耳の穴に軽くスポッと填めるだけで良く、それだけでしっかり装着できますし、激しく頭を振っても落ちません。イヤーフックもなにも余計な物は無い構造ですがきちんと填まっています。
大きさは百円玉と比較しても一回り以上小さく、重さは2つで9.3gでした。片方4.2g程度なので、耳に一切負担が掛かりません。
形状は丸みを帯びており、角張った部分は一切ありません。前述したようにイヤーフックなどの余計な構造も無い卵形です。耳当たりも良く、長時間装着していても耳が痛くなりません。
このイヤホンをした状態でヘルメットを被っても干渉しません。一応、片耳イヤホンは自転車でもバイクでも条例的にOKとなっているので、サイクリングやバイクの時にも使用可能です。ただ、グレーゾーンなので自己責任でお願いします。
イヤホンを耳に装着すると画像のような感じになります。極小なので耳の穴に填めるだけでOK。イヤーフックなどなくてもしっかりとい填まります。
四方から見ると画像のようになります。極小なので装着しても目立ちません。後ろから見るとほぼ隠れています。
○両方とも片耳イヤホンとして使用可能
両耳イヤホンとして使用することが基本ではありますが、左右どちらも片耳イヤホンとして使用できます。初回ペアリングは両耳&左耳で1つ、右耳で1つとなり、2回必要になります。スマホなどに表示される端末も2つです。
このイヤホンはオートペアリング、オートチャージ機能に対応しているので、ペアリング方法は非常に簡単です。ケースからイヤホンを取り出すと自動的に電源が入り、ペアリング状態になるので、スマホなどの端末でBluetooth機能をオンにして端末をを検索。そこで出てきた『Mpow T5』を選択すると初回ペアリング完了。
2回目以降のペアリングは操作が必要なく、ケースから取り出すと自動的に接続されます。逆にケースにイヤホンをセットすると、自動的に電源がオフになり充電が開始。満充電になると給電が止まります。
基本的に電源関連の操作は自分でする必要がありません。これがオートペアリング、オートチャージの利点です。勿論、自分で電源をオンにしたりオフにすることもできます。一般的なイヤホンの操作と同じく、イヤホンのボタンを長押しです。
ただ、何故か初回ペアリング時のみ、左耳イヤホンはケースから出しただけではペアリング状態になりませんでした。なので、自分で電源ボタンを長押しして電源オン、ペアリング状態にする必要があります。ちなみに、初回ペアリングさえしてしまえば、2回目の接続以降は自動的に接続されます。
どうも左を取り出しただけでは電源がオンになるだけで、その先のペアリング状態には鳴っていないようです。初回ペアリング時だけ気をつけてください。
◎音楽再生で6時間のバッテリー持ち
セパレートタイプイヤホンとしては最長の部類になる、音楽再生でのバッテリー持ちの6時間と公称値ではなっているので、実験して確認してみました。
実験の結果、両耳イヤホンとして使用したところ、6時間23分音楽再生でバッテリーが持ちました。
また、片耳イヤホンとして使用したところ、8時間11分音楽再生でバッテリーが持ちました。まさか片耳だとこの小ささで8時間を超えるとは思いませんでした。ちなみに、バッテリー持ちは音量、音質によって多少前後するので、参考までに捉えて置いてください。
最後に、イヤホンを空から満充電にするまで実験したところ、1時間39分掛かりました。
◎IPX7の防水性能
防水性能は強固なIPX7を搭載しています。最も高いレベルが8なので上から2番目です。IPX7は『水深1m30分以内の水没からの保護』となっており、ある程度の水没でも問題ありません。
長時間の水没までは無理ですが、これだけの防水性能があると、日常に遭遇するであろう不意の雨、スポーツ時の汗、プールや海での水しぶきなどは全く問題ありません。これだけしっかりした防水性能があれば安心です。
◎セパレートタイプでは非常に珍しいapt-x対応の高音質
セパレートタイプイヤホンは、音質よりも使いやすさに特化した物なのですが、このイヤホンは高音質規格としてメジャーなapt-xに対応しています。数多くイヤホンを使用してきましたが、apt-x搭載のセパレートタイプイヤホンは初めて使用しました。
apt-xはCD音質並と公式が謳うとおり、背後に雑音のないクリアな音で音楽を聴くことができています。ただ、音楽を再生する側のスマホなど端末もapt-xに対応している必要があります。再生側の端末が非対応だとapt-xでの再生はされません。その場合、非apt-xとして音楽は再生されます。
私が接続したスマホのP20 liteでは少し挙動がおかしく設定が必要でした。音信が明らかに籠もった感じで悪かったのですが、設定から『通話音声』をオフにしたら綺麗なapt-x高音質で聞くことができました。ただ、これだと通話ができなくなってしまい…。接続する機種によっては高音質で聴きたい場合、通話できなくなるかもしれません。
○受信感度、音ズレ問題なし
受信感度は屋内8mほどの距離で音が途切れることはなかったので十分です。ん日常生活で問題になることはないと思います。また、スマホで動画を再生して音ズレをチェックしましたが、口の動きと声がズレることはありませんでした。
◎イヤホンのボタンで音量と曲の変更ができる
イヤホンにあるマルチボタンで音量と曲の変更が可能です。少し前はこれができない物が多かったのですが、最近は多くのセパレートタイプイヤホンで音量や曲の変更ができるようになっています。
イヤホンのボタンで操作できることは下記の通りになります。
- 【再生/一時停止】左右どちらでもシングルクリック
- 【ボリュームアップ】右をダブルクリック
- 【ボリュームダウン】左をダブルクリック
- 【曲送り】右を1秒長押し
- 【曲戻し】左を1秒長押し
- 【音声アシスタント起動】右をトリプルクリック
- 【受話】左右どちらでもシングルクリック
- 【拒否】左右どちらでも1秒長押し
片耳イヤホンとして使用する場合もこの操作割り当てのままです。左を片耳イヤホンとして使用した場合、ボリュームダウンと曲戻ししかできないためやや使いづらいです。片耳にで使用した場合は、左右どちらを使用してもボリュームアップと曲送りにしてもらえると有り難いです。
○ケースが小さく格好良い
ケースは小さく、パンツのポケットに余裕で入りますが、スリムジーンズのポケットだとこんもり盛り上がって苦しいかもしれません。ワイシャツの胸ポケットに入れるのは厳しいです。
ケースの大きさは千円札と比較すると画像のような感じになります。また、ケースにイヤホンをセットした状態で69.5gと軽量です。
このケースは上も下も全体的にシリコンゴムのような素材で覆われており、ワニ皮のようなシワが付けられています。このおかげで持った時に滑らないようになっています。滑り止めの効果があるので落としづらいです。また、指紋や皮脂も付きづらく、傷からも守ってくれるのでいつまでも綺麗なまま使えそうです。
ケースの正面にはバッテリー残量を示す4つのLEDランプがあります。この点灯数でバッテリー残量が大まかにわかる仕組み。また、背面には充電要のUSBポートがあります。
右側面にはストラップホールがあり、付属のストラップを通して利用することが可能。また、別売りの携帯ストラップを使用すれば、スマホやバッグに取り付けておくことができます。
ケースのバッテリー容量は800mAhです。セパレートタイプイヤホンとしの容量は中の上と言った感じ。充電中はイヤホンのボタン周囲のLEDライトが鈍く赤く光り、満充電になると消灯します。
総評
耳の穴にスッポリはまる極小のセパレートタイプイヤホンです。それでいて音楽再生でのバッテリー持ち6時間であり、高音質規格のapt-x対応という珍しいイヤホンとなっています。特にこのタイプでapt-x対応は非常に珍しいので、音質にもこだわりたい方にお勧めです。
こんな人にお勧め
- apt-x対応のセパレートタイプイヤホンが欲しい人
- セパレートタイプイヤホンでバッテリーが音楽再生6時間持つ物が欲しい人
- 極小で耳の穴に填めるだけで良いイヤホンが欲しい人
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