アニメ全話レビュー「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO 第06話「青白き光の彼方に」」

今回レビューするのは、この世の果てで恋を唄う少女YU-NOの第06話です。

 

それでは早速レビューを書いていきたいと思います。

 

ちなみに、YU-NOの解説・考察は別記事にまとめましたので、気になる方はご一読ください。

 

先の展開のネタバレについては、このようにオレンジ色のマーカーで、ネタバレの始まりと終わりを注意します。重要なことを強調する黄色のマーカーとは別なのでご注意ください。

 

あらすじ

なんとか亜由美の悲劇の螺旋を止めたたくやであったが、亜由美の無実の証拠を掴むため、香織とともにジオ・テクニクス社に侵入することに。
ジオ・テクニクス社の中枢でたくやが見たものとは…!?

 

みどころ

  • 亜由美ルート終了
  • 香織ルート終了

 

感想

朝チュン?

OP前、たくやが寝ているところに亜由美さんがやってきて、鼻を摘まむいたずらをしていましたが、これって朝チュンってことなんですかね。原作ではきっちりたくやと亜由美は致すのですが、一応義理でも母と子なのでTVアニメではかなり控えめな表現にしたのでしょうか。まあ、これはストーリー上重要ではないので良いのですが。

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しかし、普通OP前のアニメは気になるところで終わってOPにいくものなのですが、やはりこのアニメは切るところ(OP手前や1話の終わり方)おかしいような…。なにも期待感もワクワクもないままOPに行ったり、話が終わったりしています。YU-NOは結構衝撃的な話で、切り方を工夫すると毎回クリフハンガー(次はどうなるんだーと言う続きが気になる終わり方)に出来るんですけどね。そのようなことがこれまでありません。

 

予想通り香織ルートだった

今回は予想通り香織ルートでした。とは言っても、香織ルートは独立した別個のルートと言って良いのか微妙な立ち位置なのですが…。それでも一応原作ではバッドエンドとハッピーエンド(?)があったので、間違いなくルートとして存在していました。

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前回処遇を香織に任せた豊富ですが、転職先に拾われるもすぐクビになるとのシナリオで制裁を与えたと言っていました。原作では肝心な20ページ目がないので、拾われずに路頭に迷うことになっていましたが、アニメでは書類の20ページ目が無いなどの顛末をごっそりカットしてしまったのでこのように変えたようです。

 

香織ルートはジオテク社に忍び込み超念石をゲットすることが最終目標でしたが、その流れは基本踏襲していました。忍び込むのに警備員がTVに夢中になっていて気付かないとか、なんか間抜けさが際立っていましたが…。

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何故警備員が偶然寝ているんですかね。ご都合主義は良いとして、少しは説明して欲しいのですが…。たまたまということなのでしょうか。ちなみに、原作では警備員がTVを見ていて防犯カメラを見逃すシーンも、居眠りしているシーンもありませんでいした。まあ、居眠りシーンはあからさまにトランシーバーが横の椅子に置いてあったので、その後の展開用にとのことだとは思いますが雑です。

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ちなみに、警備員の女性が仕事そっちのけで見ていたTVでは、息子が義理の母に迫るドラマのようで、たくやと亜由美の関係と同じなのでスタッフの遊びでしょう。

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超念石ゲットせず

今回は研究室に入る前でたくやがセーブし、香織の悪巧みを阻止していましたが、多分この後またこの地点に戻ってくるのだと思います。原作の香織ルートではここで超念石をたくやがゲットするのですが今回はしませんでした。空気に触れてしまったため変質し、ただの石になっていた描写がありました。

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ちなみに、今の段階ではその超念石がどのように役立つかたくやは知りません。この後本当に必要になるときが来るのですが、その時に思い出してここに戻ってくるのでしょう。と言うことで、ここもアニオリでした。

 

たくやは2回目のやり直しで警備員のトランシーバーを奪い、スイッチをオンにした状態で香織と豊富の犯行を警備員全員に聞かせていました。それで香織と豊富は連行されていったのですが、勿論これもアニオリです。こんなシーンは原作にはありませんでした。原作だとたくやは香織や豊富がどうなったのか知らないままリフレクターデバイスで飛んでしまいました。

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ネタバレ注意。

 

ちなみに、香織がたくやに超念石を手に入れるために展示してあったガラスを破壊するように頼みますが、原作だとここでたくやがやるか、断って香織にやらせるかで大きくルートが変更しました。今回のアニメでは香織にやらせていなかったので、今度戻ってきて超念石を手に入れるときは香織にやらせるのだと思います。

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ネタバレ終了。

 

完全に亜由美ルート終了

最後にカオスの矯正が行われました。これは各ルートハッピーエンドに行ったときになるもので、今回は原作だと香織ルートのハッピー…ではありませんがエンドに行ったときのカオスの矯正です。原作では警備員に追い込まれ、亜由美の仕事部屋へ閉じ込められてしまい、どうにもならなくなってリフレクターデバイスで任意の場所へ戻ったのですが、ここにアニメではカオスの矯正を入れてきました。

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原作だと亜由美のハッピーエンドでこのカオスの矯正が発生したのですが、亜由美ルートと香織ルートを一緒にしたのでこの辺りごちゃ混ぜにしたみたいです。

 

最後の最後に夢の中に有馬広大が出てきて、ブリンダーの木のことを言っていましたが、ブリンダーの木とは概念的なもので、このあときちんと説明で出てきます。

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亜由美が有馬広大の手記を読んでいたこと、並列世界のこともそれで知っていたこと、たくやが別の世界のたくやであることも知っていたこと、カオスの矯正で別の世界に飛ばされることなどなど、最後に一気に語られましたが、この辺りちょっと急ぎ足でしたね。私は原作を何度も何度もやっているので理解…と言うか最初から知っていましたが、初見だと最後の亜由美さんの告白は理解しきれないかもしれません。

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総評

結局原作にあった亜由美とのハッピーエンド、そしてカオスの矯正は完全にカットでした。その代わり、亜由美ルートと香織ルートを混ぜ、香織ルートの最後でカオスの矯正を入れる構成。この辺りはアニメで無理矢理一本道にしなければならない以上仕方がないのかなと。悪くはないとは思うのですが、原作の亜由美と致した後ちょっと甘いと時を過ごし、そしてカオスの矯正。カオスの矯正は記憶を忘れるので、亜由美さんと致したことも忘れ、『なんとなく亜由美を愛おしいと思う』との心の奥底にだけ残る感情というのも切なくて良いんですけどね。

 

前回の亜由美自殺ループは正直頭を抱えて心が折れそうになりましたが、今回はそれに比べるとだいぶマシになったと感じました。とは言え、前回の駄目さが強烈だったので、まだ安心出来ないと思っていますが…。

 

亜由美ルートはYU-NOだと謎の核心に迫ることは少なく、ゲームの概要ややり方を覚えるチュートリアル的ものなので、本当に面白いのはここからなんです。素直にアニメ化すれば面白くなる…はず。

 

さて、次回のサブタイトルは「『タタリ騒動の元凶』なので、間違いなく美月ルートです。ここからはYU-NOの本質的な謎の部分に迫る話になっていきます。

 

こんな人にお勧め

  • タイムトラベル、タイムリープものが好きな人
  • 異世界ものが好きな人
  • 壮大な話が好きな人

 

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