目次
特徴
- 【650mAh充電収納ボックスと超長時間使用】650mAリチウム電池内蔵なので、イヤホンに4回フル充電可能、1回フル充電で3時間の音楽再生が可能、電量不足がさようなら。
- 【最新Bluetooth4.2とノイズ抑制】最新なBluetooth4.2を採用して、Bluetooth4.1よりデータ転送量が2倍多くなって、データ転送速度が1.5倍速くなって、安定性が強いです。しかもCVC6.0ノイズキャンセルを採用して、外部からのノイズを軽減されます。
- 【ワンボタン操作と2台同時接続】片手でワンボタンを押して電話応答/中断/拒否などの操作がもちろん、2台同時接続が可能です。
- 【超軽量と防汗防滴】4.5g(片方)は100円玉より小さい超小型で、両耳に負担を与えません。防汗防滴スの仕様で、ポーツ、運動、通勤、ジムなどに適用します。
長所と短所
- ○完全ケーブルレスで取り回しが良い
- ○極小で耳の負担にならない
- ○防水防汗で安心
- ○収納ケースがモバイルバッテリーになっていて便利
- △本体にはボタンが1つしかない
- ×音楽再生でバッテリー持ちが2~3時間
はじめに
今回レビューするのは、Jeemakさんの完全コードレスのBluetooth両耳イヤホン『V12』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
箱は綺麗な緑色で目立ちます。トゥルーワイヤレスであることのわかる製品の写真も印刷されていました。
パッケージ内容は、収納ケース、USBケーブル、サイズ違いのイヤーチップ×2組。、説明書。
イヤホンはトゥルーワイヤレスタイプで、左右のイヤホンを繋ぐケーブルすらありません。
重さは片方で4.4g。両方で8.8gでした。
収納ケース兼モバイルバッテリー。このおかげで充電や外出時の使用が非常に便利になります。
収納ケース兼モバイルバッテリーの重さは74.8g。
サイズ違いのイヤーチップ×2組。
USBケーブル。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
完全ケーブルレスで取り回しが良い
いわゆるトゥルーワイヤレスのイヤホンです。一般的な両耳イヤホンの場合、コードレスとは言え、左右のイヤホンを繋ぐケーブルが存在します。そのため、このコードが首の後ろを這ってサワサワしたり、体に擦れたノイズが耳に入って来たり、仕舞うときにゴチャゴチャしたりなど、不満がある方もいると思います。しかし、このイヤホンはその左右を繋ぐコードすらありません。前述のようなことは一切ありませんし、頭をいくら振っても動きを阻害することは一切ありません。
極小で耳の負担にならない
耳に入れるイヤホン部分ですが、極小なので全く耳に負担にならず、耳が痛くなることも一切ありませんでした。
イヤホン全部が耳の穴の中にスッポリと収まります。しかも、力を入れることなく軽く指でそっと入れるだけでOKです。これだけで頭を振っても一切落ちず、運動しても問題のない装着力が得られます。そのため、耳に負担が掛からず痛くなることもありませんでした。また、耳の穴に軽く入れるだけでしっかりと装着できるので、耳たぶの外側に引っ掛けるイヤーフックも必要ありません。イヤーフックは装着がガッチリとされるので便利なのですが、素材や形状によっては、これまた耳が痛くなる要因になるんです。しかし、このイヤホンはそのイヤーフックが必要ないので、そもそも耳が痛くなるパーツがありません。
この手の極小タイプはまず耳が痛くならないので、イヤホンをして耳が痛くなりがちな方は1度試すことをお勧めします。
防水防汗で安心
IPXX規格には対応していないようですが、防水防汗気候になっていました。とは言え、あくまで水しぶきや汗が付着しても問題ないとの生活防水レベルなので、過度な期待はしない方が良いとは思います。ないよりはマシと言ったところでしょうか。
収納ケースがモバイルバッテリーになっていて便利
トゥルーワイヤレスでは一般的になってきましたが、収納ケースがモバイルバッテリーにもなっています。
トゥルーワイヤレスのイヤホンは、左右のイヤホンが個別に存在し、2つの極小イヤホンがあることと同じです。なので、紛失してしまう危険性が高いのですが、そこで便利なのが収納ケースです。所定の窪みにスッと押し込んでやるだけできっちり填まるので、収納ケースがあると紛失の危険性は飛躍的に少なくなります、車や部屋の鍵を収納するキーケースみたいなもんですね。
また、この収納ケースは650mAhのモバイルバッテリーにもなっています。そのため、仕舞うと勝手に充電が開始されます。そうなると、使い勝手としては充電を意識することはなくなるんです。使用し終わったら仕舞うのが最も合理的なトゥルーワイヤレスす。その過程で勝手に充電してくれるため、充電作業を意識することは全くと言って良いほどなくなりました。
無線機器で最も面倒なことは充電作業だと思っているので、この部分を意識しなくて良くなったことは、使い勝手が良くなったことは勿論、精神的にも非常に楽になりました。また、この収納ケース兼モバイルバッテリーは片手でギュッと握りきれるほど小さく細いです。パンツのポケットにも余裕で入ります。
音質について
音質についてそれほどこだわる方ではありませんが、音楽を楽しむのに十分だと感じています。低音で音が割れることもなく、高音で音が歪むこともありませんでした。シャリシャリしたチープな音もそれほど感じません。
このような極小タイプのイヤホンを求める方の場合、音質よりも使いやすさという方だと思います。使いやすさ重視の方なら、音質に特に不満は出ないレベルだと思います。ただ、apt-x対応の高音質を謳うイヤホンには敵わないので、音質重視の方は満足できないかもしれません。また、このタイプのイヤホンで、あまりこのような用とを求める方はいないと思いますが、極小タイプのイヤホンの場合、バッテリー容量が小さいので、音量によりバッテリー消費の影響がもろに出ます。音量を大きくすればするほどバッテリー消費が大きくなるので、大音量でガンガン聞く用途には向かないタイプです。
受信感度について
8mの距離で間に木製の扉が2枚あり、その扉を閉め切った状態で音楽を流してみたところ、全く途切れることなくスムーズに聞こえてきました。そして、その状態で耳を手で覆ってみたところ、音楽が完全に途切れ、手を離すとまたスムーズに聞こえてきました。また、バッグにスマホを入れ、フルフェイスのヘルメットを被った状態でも、音は途切れることなく聞くことができました。
数多くイヤホンを使用してきましたが、これは至って普通の受信感度です。一般的な生活で問題になるような受信感度ではありません。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
本体にはボタンが1つしかない
このイヤホンだけの問題ではありませんが、極小タイプのイヤホンは概ね本体にはマルチファンクションボタンの1ボタンのみです。
再生、一時停止、受話など、イヤホンの一般的なマルチファンクションボタンで操作できることは、本体での操作も可能なのですが、音量の上下、曲送りや曲戻しなどは、スマホやPCなど、音楽を再生している端末本体の操作をする必要があります。
音量の変更や曲送りなどを多く操作するスタイルの場合、極小タイプのイヤホンは向かない可能性があります。
音楽再生でバッテリー持ちが2~3時間
このようなトゥルーワイヤレスのイヤホンは、バッテリー持ちが良くないことが一般的です。これまでこのタイプを多く使用してきましたが、3時間が一般的でしょうか。それでもこのイヤホンは音量や音質によっては2時間ちょっとでバッテリーが切れてしまうため、もう少し持って欲しかったかなと思います。
ただ、トゥルーワイヤレスのこのバッテリー持ちの弱さを補うのが、前述もした収納ケース兼モバイルバッテリーです。2時間以上『連続』使用しないのであれば、使用しない時にきちんと持ち出した収納ケースに仕舞うことで逐次充電されます。結果、使用感としては『バッテリーが長く持つ』ことになります。逆に言えば、2時間以上連続使用する方には向かないと思います。
総評
トゥルーワイヤレスでコードが完全に無いイヤホンです。コードに煩わしさを感じているなら試す価値のあるイヤホンだと思います。また、極小なので耳が痛くならないのも特徴です。
バッテリー持ちは若干心許ないのですが、収納ケース兼モバイルバッテリーを外に持ち出せば、2時間以上連続使用しなければずっと使い続けることができます。ちなみに、この収納ケースは片手で握りきれるほどの大きさの縦長で、ジーパンのポケットにも簡単に入ります。基本的に常に持ち運んだ方が圧倒的に便利になります。
こんな人にお勧め
- イヤホンのコードが煩わしいと思っている人
- 極小のイヤホンが欲しい人
- 耳が痛くならないイヤホンが欲しい人
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