今回レビューするのは、TP-Linkさんの見守りカメラ『Tapo C220』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- [Amazon.co.jp限定] 2KQHDの高精細ドーム型カメラ
- [特徴] 400万画素(2K QHD)の見守りカメラ
- [かわいいペットを追跡] パン/チルト+動的検知&自動追尾機能を搭載。スマートトラッキングでお留守番のペットの動きを追うことも可能です。
- [microSDカード] 512GBまでのmicroSDカードに対応
- [スマホで双方向通話] スマホアプリを通して音声通話ができます
- [アラート機能] 効果音とライトで警告を発信。
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
見守りカメラ本体。
壁掛け台。
壁掛け台に使用するネジとストッパー。
電源アダプター。
保証書。
かんたん設定ガイド。全て日本語です。
スペック
- 商品の個数/1
- 付属コンポーネント/Tapo C220
- ワイヤレス通信技術/Wi-Fi
- フレームレート/15 fps
- 商品寸法 (長さx幅x高さ)/8.7 x 8.5 x 11.8 cm
- メーカー/TP-Link
- 製品サイズ/8.66 x 8.5 x 11.77 cm; 440 g
- 商品モデル番号/Tapo C220
- カラー/ホワイト
- 商品の寸法 幅 × 高さ/8.7 x 8.5 x 11.8 cm
- ハードウェアプラットフォーム/スマートフォン
- 商品の重量/440 g
使用した感想
価格の割りに機能が豊富
私が購入した時点(2024年5月)で、1個5,000円以下でした。詳しくは後述していきますが、これだけの機能がある見守りカメラがこの価格は破格だと思います。今回は2個購入しました。それでも10,000円以下です。
解像度は2560×1440で高画質
解像度は最大で2,560×1,440なので高画質です。また、回線状況によって、不安定や低速なら、360Pまで画質を落としてくれる自動設定もあります。
360Pでも十分綺麗というか、通信容量が少なくて済むので、外でもモバイル回線でも便利なので、360Pの低画質を常用しています。ダブルタップをすると拡大してくれるのですが、それでも一応耐えられる程度の画質です。ただ、目の辺りの小さい部分は潰れる感じ。最高画質にすると、拡大しても目も綺麗に黒目が分かります。ただ、そこまで必要な場合っておほぼないのではと思います。
先述したように、今回私は2台購入しましたが、最大でなんと32台も1つアプリで見ることができます。画像のように、1画面に最大4台のカメラの映像を同時に映すことができます。
外で見ることができる
今回、わたしがこちらを購入することになった決め手は、『外でも見ることができる』ことです。たくさんのネットワークカメラを使用しましたが、これが簡単にできる物は意外と少ないんです。そもそもできなかったり、複雑怪奇な設定が必要だったり、条件があったり。しかし、こちらはそのようなハードルは一切ありません。
紛らわしいのは、お出かけモードというモードの切り替え機能があるのですが、これは外で見るために必要なモードでも機能でもありません。あくまで設定を『ホームモード』と『おでかけモード』の2つ設定して置けて、それを切り替えるというだけの機能です。
外に出てこの見守りカメラの映像を見るのに、なんの設定も操作も必要ありません。糧にモバイル回線でみることができるようになります。家に帰って来てWi-Fiルーターに繋がったときも同じで、自分で行う設定や操作はありません。
画面表示機能で、現在どれくらいの速度でやりとりしているのか表示させられるのですが、それを見ると、1番低い画質の360P解像度(640×360)で、動きがあるとき20kbps、動きが無いとき1~2kbpsといったところです。非常に通信容量は少ないので、低速回線でも見ることができますし、従量課金制の場合でも、容量を使わないので経済的です。
試算したところ、見守りカメラの通信量は、360の低画質で1時間で30MB、2時間60MB、3時間90MBほどです。常に見ていることは少ないはずです。アクティビティ検知でなにか動きが合ったら見るとか、介護や子供、ペットの場合、たまに1,2分見る使い方になると思うので、3GBを超えたら1,980円になります、などの通信回線、契約でも、ほぼ気にすることはない容量だと思います。
ナイトビジョンも見やすい
ナイトビジョンには自動で切り替わりますし、明るくなれば、そのときも自動で切り替わります。白黒のナイトビジョンは、一切光源がなくても、人の顔が分かるくらいハッキリ撮影できています。
動体検知&アクティビティ設定
動体検知やアクティビティ検知、自動追尾が非常に便利です。
動体を検知したら、アプリに通知する。条件を設定しておいて、当て嵌まったら通知する。人物を検知したら追尾する…などです。相当設定は柔軟にできます。
このほか相当細かくアクティビティ検知などの設定が行えます。
スマホアプリが使いやすい
スマホアプリが必須となりますが、接続は驚くほど簡単でした。これまでいくつもの見守りカメラ、ネットワークカメラを購入してきましたが、その中でダントツに接続、設定が簡単でした。
基本的に、スマホアプリをDLして、その指示に従っていくだけです。必要な操作は、途中でWi-Fiルーターのパスワードを求められるので、それを入力することと、見守りカメラのそこにバーコードがあるので、それをスマホアプリでカメラを使って読ませるだけです。
アプリの指示にしたがっていくと簡単に接続することができます。
双方向通話があって安心
見守りカメラがある現場の音を聞くことができますし、こちらの声を届けることもできますし、双方向通話もできます。ただ、音質はそんなによくありません。AMラジオの音が割れた感じです。とはいえ、通話は問題なくできました。
ちなみに、実用上問題ありませんが、映像、音声ともに0.5秒から1秒ほどタイムラグがあるようです。
総評
数多くネットワークカメラ、見守りカメラを使用しましたが、特徴は3つあります。1つめは『接続がこれまででダントツで簡単』だったこと。2つめは『外からでも特別な設定や操作が必要なく見ることができる』こと。3つめは『アプリの設定が非常に細かく行き届いており、動体検知、アクティビティ通知、自動追跡が便利』なことです。
5,000円以下でこの機能はなかなかないと思います。特に、このような見守りカメラは接続が複雑で大変なことが多いので、そのハードルが一気に下がっているため、初心者でも安心なことと、外のモバイル改選で見ることができるのは、非常に大きなメリットだと思います。
こんな人にお勧め
- 接続が簡単な見守りカメラが欲しい人
- 外のモバイル回線で見ることのできる見守りカメラが欲しい人
- スマホアプリでアクティビティ検知が豊富な見守りカメラが欲しい人
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