今回レビューするのは、スクウェア・エニックスさんのゲーム『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
ちなみに、前作『ライフ イズ ストレンジ』のレビューは下記で記事にしています。
目次
あらすじ
『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』は、プレイヤーの選択によって物語の内容が変化するアドベンチャーゲームです。主人公は16歳の不良少女クロエ。父親を亡くし、世の中のすべてに嫌気がさしている彼女と、同級生レイチェル・アンバーとの切ない青春の物語が、オレゴン州の田舎町を舞台に展開します。
本作は、英国アカデミー賞や日本ゲーム大賞などで受賞を果たし、世界中で好評を博している『ライフ イズ ストレンジ』の前日譚です。高く評価された物語性や作風を引き継ぎ、誰もが共感できる等身大の16歳の視点で、現代社会が抱える問題や生きることの難しさを描き出します。
プレイヤーはクロエを操作し、まわりの人々との人間関係を築いていくなかで、数々の選択を迫られることになります。時には「バックトーク」と呼ばれる論戦を仕掛け、自分に有利になるよう会話を運ぶことも可能です。ただし、今は良さそうに思える選択が、後々良い結果をもたらすとは限りません……。
プレイした感想
レイチェルのパパは浮気じゃなかった
前回、クロエとレイチェルはレイチェルは街を出るために、レイチェルの家に荷物を取りに言ったところで終わりました。今回はそこからの続きです。
こっそり帰ってレイチェルの荷物を取りに行って出てくるつもりでしたが、あっさりパパに見つかってしまいました。
そして、夕食をアンバー家と一緒にすることに…。今朝問題を起こして校長に呼び出しを食らった悪友が来ても表面上歓迎してくれましたが…。
クロエは浮気をしていたレイチェルのパパに、ことあるごとに食って掛かり、結局レイチェルを巻き込んで大喧嘩になってしまいます。
浮気現場を見られたパパは、あれは浮気じゃないんだと釈明することに…。言い訳かと思ったら、本当に浮気じゃなかったみたいです。
公園で会っていた女性セラは、レイチェルの本当の母親だとか。この衝撃の告白がされたところでエピソード2が終わりました。海外ドラマを踏襲しているこのライフ イズ ストレンジも、海外ドラマと同じく、『引き』がメチャクチャ上手いんですよね。次を見たくて仕方がなくなる衝動に駆られます。
ラストエピソード開始
遂にラストのエピソードに入ってしまいました。やがりエピソード3つは短いなあ…。もっとこの世界に入り浸っていたいです。
ここではまず、レイチェルのパパのジェームズが、セラとの出会いやこれまでのいきさつを話します。
セラは昔からどこかに逃げたがっていたようで、その結果、逃避として薬に手を出し、レイチェル自身をも命の危険に晒していたようです。
そこでジェームズはセラと縁を切り、レイチェルを引き取って、今の家庭を築いたのだとか。
ライフ イズ ストレンジは、これまで悪い人だと思っていた人が、実は違って複雑な事情を抱えていたり、本当は良い人だったなんて話が多くありますが、今回もそうでしたね。…まあ、また後からこれ覆されるんですけどね。
セラは更生したと自分では主張しており、娘のレイチェルに会わせて欲しいと、ずいぶん前からジェームズに頼んでいたようです。しかし、それを信じられないジェームズは、断り続け、そして隠し続けていたとのこと。本当のことを知らず、もう少しで娘のレイチェルは家出をするところでした。
当然、親はセラに会うことを反対しています。居場所が分からないセラのことは自分たちで探さなければなりません。今夜街を出ると決意していたクロエとレイチェルですが、目的が変更になりました。セラを探し出して会うことです。
セラを探して危ない橋渡りまくり
セラの居場所を聞くため、ヤクの売人フランクと連絡を取ります。どんどん危険な方向へ…。そりゃクロエ短命になるよな…と。
ちなみに、以前もたまにありましたが、この頃から特に、クロエのパパとの心象風景が非常に多くなってきました。クロエが悩んでいるときに、その心情をパパを通してプレイヤーに伝えるための手段ですね。
また、一旦家に帰ったところ、昨日言われたとおり、ママの彼氏のマドセンが既に住んでおり…。マドセンの歯ブラシや工具が家に置かれていてショックを受けるクロエ。前作を知っているので、マドセンも本当は悪い奴じゃないんですよ。わかってはいるのですが…。
フランクとの待ち合わせ場所に行ったクロエは、車を弄って遂に修理完了。走れるようになりました。自分で工具を選んだりして直すイベントがありました。
フランクと待ち合わせをしていたはずなのですが、そこにはもっと危ない奴のデイモンが同行していました。当然トラブルになりますよね。
母親セラの居場所を知りたいレイチェルは、ナイフと取り出したデイモンに木の棒で殴りかかってしまい、腕を刺されて大出血。
先ほど直した車で病院に駆け込みます。後数分遅れていたら命が危なかったとか。
結局レイチェルは手術をして事なきを得ます。
レイチェルのパパである検事ジェームズには全て正直に話しました。まあ、重要な選択肢である目玉マークが出なかったので、これが後に影響を与えることはないと思います。
また、この病院には、同じくデイモンに襲われて腕を骨折したマイキーが入院していました。そこにはステフとアニのドリューもいるので後にお見舞いに行くことになります。
レイチェルのパパ、ジェームズ検事はやはり悪者？
レイチェルが手術からまだ目覚めないので、その間にマイキーのお見舞いに行くことになります。以前、選択肢で『ドリューを助ける』を選んだからこそ、マイキーが入院していたのですが、違う選択肢だったら、ここはどうなっていたんですかね。2周目に確認してみたいと思います。
さらに、以前マイキーとステフとテーブルRPGをやりましたが、今回はその続きもやりました。これも、以前一緒に遊ぶという選択肢をしたからこそです。ここも遊んでいなかったらどうなったんでしょうね。2周目で要確認です。
そして、ドリューのお願いを無視して、部屋を出てドリューを助けた選択しましたが、デイモンはヤバイ奴であそこでお金を払っていなかったら不味いことになったかも…との話も出てきました。また、今回はドリューに直接お礼を言われたので、助けに行った選択肢で正解の模様。
マイキーのお見舞いが終わったら、レイチェルが目覚めたと連絡が来ます。そこでレイチェルにまた無茶なお願いをされてしまいます。
こんな目に遭ってもやはり実の母セラに会ってみたいとのことで、連絡を取っていたパパの書斎に侵入して調べて欲しいと…。無茶言いますね…。
結局頼みを聞き、ジェームズの部屋に侵入。
ジェームズが連絡に使っていた携帯電話を見付け、デイモンとクロエであることを隠してメールでやりとり。なんとかセラの居場所を突き止めます。
ジェームズはセラに娘と会うことを諦めさせるため、デイモンを使って脅していたようです。そこで金銭トラブルがあり、セラを人質として監禁しているようです。しかし、とことん危ない話に首を突っ込むクロエ。長生きはできない運命ですね。
と、ここでクロエに好意を持っている幼なじみの優等生エリオットが、レイチェルとばかり最近親しくするクロエのストーカーと化し、この場へ踏み込んできて「俺をないがしろにするな」と激怒。
ここはクロエが機転を利かせ、先ほどデイモンとのやりとりで使用した携帯の電話を隠れて警察に繋げ、エリオットとの会話の中で、自分が危険だとの情報を送り、警察が駆け付けてくれることで逃げることができました。
そして、セラを救出しに、まずはデイモンと争ったフランクのところへ行った時点で今回は終了です。
総評
いやあ…クロエは危ない橋渡りまくりですね。そりゃ長生きできないよな…と。
いよいよ最終エピソードに突入したわけですが、1エピソード3時間ほどなので、多分次には終わっちゃいます。物凄く面白いので終わらせたくないです。
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