「スマートフォン AQUOS sense 2 (SH-M08)/SHARP」レビュー3 ~使い込んでわかったこと~

今回レビューするのは、SHARPさんのスマートフォン『AQUOS sense 2 (SH-M08)』です。

 

今回は全3回ほどレビューする2回目となります。3回目の今回は実際にメインのスマホとしてしっかり使ってみて感じたことを詳しく見ていきたいと思います。

 

それでは早速レビューを書いていきたいと思います。

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スペック

 

使い込んでわかったこと

OS

2年前のスマホで、デフォルトだとOSはAndroid 8なのですが、その後の2年間でアップデートを繰り返していたようです。最新の状態にするとなんとAndroid 10になりました。2020年10月現在、Android 10が最新で、新発売のスマホでも、10を搭載しているスマホやタブレットは多くありません。

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国内メーカースマホだとこれが1つ購入理由にもなります。普通、OSのメジャーアップデートは、対応してくれて1回が良いところです。しかし、国内有名メーカーのスマホだと、2つくらい対応してくれる場合があります。

 

性能

性能はいくら国内メーカーとはいえ格安スマホなのでロースペックです。ただ、普通に使う分には問題ありません。格安スマホが苦手なのは、3D描画なので、それが多いゲームやアプリ以外なら問題なく使えます。

 

『3DMark – The Gamer’s Benchmark』の結果。

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『Geekbench 5』の結果。

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細かいところは置いておいて、スコアがシングルコアで150。マルチコアで917です。他の端末のスペックと比較すると画像のようになります。

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意外とマルチコア性能は高かったです。つまり、アプリ多重起動などの並列処理に強いということです。

 

バッテリー

バッテリーは2700mAhなので少ないです。ただ、その分本体が薄くなっており、持ちやすいスマホです。

 

スマホで映画の『ゼロ・グラビティ』をループ再生し、バッテリーがどれくらい持つのか実験しました。その結果、100%から0%になるまでに14時間33分かかりました。

 

電力管理のアプリ『Battery Mix』でのグラフがこの画像になります。綺麗な右肩下がりなのでバッテリーの質も良いようです。一旦寝て、電源を完全に切ったので、そこは途中平らになっています。

 

次は電子書籍でどれくらいバッテリーが持つのか実験してみました。動画のように再生して放置するわけにもいかかず、100%から0%まではとても実験できないので、5%減るのにどれくらい時間が掛かるかを見て、それを20倍して計算します。今回は97%から92%まで使用しました。その結果、漫画ですが電子書籍を読んだときは、5%減るのに1時間22分掛かったので、それを20倍して、電子書籍では約27時間20分バッテリーが持つことになります。

 

27時間持つので、一晩中読んでいても問題ないのでOKでしょう。

 

充電はどれくらい掛かるかも実験しました。その結果、空から満充電にするには、2時間28分掛かりました。

 

充電のグラフも見てみると綺麗な右肩上がりで安定しており、バッテリーの質も問題なさそうです。ただ、グラフでもわかりますが、95%かたはバッテリー保護なのか、充電速度が落ちました。そこまでは急速充電対応らしくグングン充電されていきました。

 

画面

画面サイズは5.5インチ。昨今の6インチオーバー当たり前のスマホに比べるとコンパクトです。また、画面解像度は2160×1080。フルハイビジョン以上の高精細です。アスペクト比は18:9の縦長。

 

このスマホで16:9の一般的な動画を見るとどうなるかというと、画像のように左右が余ってしまいます。これはもう今の縦長スマホ主流の時代はどうしようもありません。

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電子書籍だとどうなるかというと、こちらも縦向き単ページ表示で上下が大きく余ります。

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液晶画面は画質に定評のあるIGZO液晶なので綺麗です。フルハイビジョン以上の高精細に加えてIGZOなので、文字も読みやすくギザギザ感やドット感は全くありません、非常に滑らかです。

 

視野角も非常に広く、上下角度を付けて見ても、逆サイドの家おが暗くなったり変化することもありません。

 

左右から角度を付けてみても問題なし。画面は非常に綺麗です。

 

カメラ

カメラは格安スマホの中ではかなり良い方だと思います。格安スマホ3大あるあるの『ピントが合いづらい』、『ボケる』、『白みがかる』は全て感じませんでした。発売から2年たった今は、20000円を切る価格で購入できますが、発売当初は30000円を超えていましたからね。

 

設定は格安スマホとしては豊富です。まずは撮影画面。右上のアイコンをタップすると設定に入り、左のアイコンをタップすると撮影モードの切り替えになります。

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アウトカメラの設定。解像度やアスペクト比を多くの中から選べます。最近の海外メーカーの格安スマホは、選べる解像度が極端に少ないので、国内メーカーならではといったところ。

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ガイドライン表示1つをとっても多くの中から選べます。

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アウトカメラの動画設定。こちらも解像度、アスペクト比を複数の中から選択可能。

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動画はエンコード方法も選べます。

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モードではAIオートで良いと思いますが、いくつか設定から選べます。

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インカメラの設定。解像度は5.3Mに落ちますが十分高解像度ですね。

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インカメラの動画設定。こちらは写真と違い、アウトカメラと全く同じ解像度とアスペクト比です。

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作例をいくつか挙げていきます。

 

デフォルトだった18:9で撮影した様子。室内でプラモを撮影しています。ただ、アスペクト比はこのデフォルトから変えた方が良いです。というのも、4:3が基本となっており、それ以外は縦や横をただカットしているだけだからです。つまり、4:3以外はせっかく映っている部分を切り捨てているんです。

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画質ですが十分ですね。ピントもきちんと合っていますしブレも出ていません。

 

TVの番組表を撮影した様子。

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前述の状態で、スマホのズーム機能で撮影した様子。デジタルズームなので単純な拡大となります。

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雨の日に撮影したので、だいぶ暗かったのですが、それでも十分明るく撮影できています。うしろの民家が黒潰れせず明るく映っています。

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店内を撮影した様子。

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発売当初の35000円スマホとしてこれだったら、少しガッカリしたとは思いますが、2020年10月現在、20000円を切っているので、20000円スマホとして見ると物凄く綺麗なカメラだと思います。

 

デザイン、サイズ

ベゼル幅は狭小ベゼルとは言えないかなと思います。上下に1cm、左右に5mmほど『フチ』があります。

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認証、セキュリティ

認証(ロック解除)方法は、スワイプ、パターン、PIN、パスワード、指紋認証、顔認証です。2年前の格安スマホですが、きちんと顔認証があります。

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指紋認証、顔認証の精度、速度とともに速いです。指紋認証はパネルに触ると0.5秒掛からずにパッと画面が点灯。顔認証も1秒程度で認証します。

 

指紋認証パネルは、画面下にある横長のボタンのような場所です。前面にあるので、机などにベタ置きしたとき、そのままそこを触れば良いだけなので楽です。背面に指紋認証パネルがある場合、いちいちスマホを持ち上げなければなりません。

 

前面に指紋認証オアネルがある場合、前述の画像のように、両手の親指と人差し指を登録しておくと、どのような姿勢や体勢、持ち方でも無理なく触ることができると思います。

 

GPS、その他センサー

GPSの精度は十分良かったです。最大の誤差で画像のように3mほどでした。2万円以下の格安スマホの場合、誤差は大きいと5m、小さいと2mほどといったところです。その中で3mのズレなので良い方です。

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これくらいの誤差だと、カーナビはもちろん、徒歩ナビとして使用しても違和感なく使用できます。3mまでのズレなら、徒歩ナビで使用していて、細い路地でも道から自分の位置が飛び出すこともほとんどありません。

 

ネットワーク

ネットワークはwifi、モバイル通信ともに問題ありませんでした。スムーズに繋がりますし、途切れたりすることもありませんでした。また、テザリングもwifi、USB、Bluetoothの3系統で使用可能です。

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肝心のモバイル通信では、4大キャリアのドコモ、au、ソフトバンク、楽天に全て繋がりました。このあたりの安心感はさすがに国内メーカーです。

 

楽天モバイルのAPNプリセットはありませんでした。自分でAPNを作製する必要があります。楽天モバイルのAPN情報は、サイトによって表記が違ったり、機種によっても違ったりするのですが、このスマホでの設定は下記の通りで繋がりました。

 

  • 名前:楽天モバイル(任意)
  • APN:rakuten.jp
  • MCC:440(デフォルト)
  • MNC:11(デフォルト)
  • APNタイプ:default,supl(重要)
  • APNプロトコル:IPv4/IPv6
  • APNローミングプロトコル:IPv4/IPv6

 

Bluetooth

Bluetoothはさすがに2年前の機種なので、最新バージョンの5から1つ落ちて4.2となります。ただ、だからと言って不便は何もありません。5対応のBluetooth機器でも、もちろん問題なく接続できます。

 

ワイヤレスイヤホン、キーボード、マウスを複数台繋げて実験しましたが、気になるような遅延や不具合はありませんでした。

 

総評

2年前の機種ですが、今でも現役でバリバリ使えます。なにせAndroid OSのメジャーアップデートに2回対応済みで、当初の8から最新の10になっていますからね。また、その他ハードの性能、カメラの使い勝手なども、最新の格安スマホに見劣りしません。

 

なんといってもメリットは、2年前の型落ちなので安く買えることです。発売当初は30000円を優に超えていたのですが、今は20000円を優に切っています。15000円ほどの最新の海外製格安スマホより、このAQUOS Sense 2の方が未だにスペックは上です。

 

第1回と第2回の記事

 

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