今回レビューするのは、SHARPさんのスマートフォン『AQUOS sense 2 (SH-M08)』です。
今回は全3回ほどレビューする2回目となります。2回目の今回は実際に1日ほど触ってみて感じたことをザッと見ていきたいと思います。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
スペック
ファーストインプレッション
最初に感じたことのまとめ
- 最近のスマホに比べると小さくて薄くて軽い
- OSがAndroid 9にメジャーアップデート済み
- 2年前の機種なので次々アップデートがくる
- SIMカードスロットの開閉を指でできる
- ドコモ、au、ソフトバンク、楽天回線繋がる
- ソフトバンク回線は自分の環境だと3Gだったが再起動で4G(LTE)になった
- SIMを入れ替えると強制的に再起動する
- さすがにカメラ画質は中々良い
- メイン機として全く問題なし
最近のスマホに比べると小さくて薄くて軽い
最近は縦長がほとんどで、サイズが6インチオーバーも当たり前です。しかし、こちらは解像度は2180×1080で18:9の5.5インチですが、最近のスマホに比べればコンパクトです。また、後継機のAQUOS Sense 3と比べて薄いので、手に持った感じがしっくりきます。左の白いスマホが後継機のSense 3。右が当機のSense 2です。縦横はほぼ一緒です。。
厚さはだいぶ違います。Sense 2はモバイルバッテリーが2700mAh。Sense 3が4000mAhなのでこの差です。ただ、他のスマホに比べてSense 3はかなり厚みを感じます。
最近のスマホだと、Sense 3の5.5インチでも小型の部類に入ります。他は6インチ前後だったり、大きい物だと6.5インチなどもあるので、それとくらべるとSenseシリーズは小さいです。
重さは155.1gなので軽量です。
OSがAndroid 9にメジャーアップデート済み
2年前の発売当初、OSはAndroid 8でした。しかし、現在アップデートすると、最新の10になります。スマホメーカーにも国内、国外色々ありますが、国内のメーカーや、海外のメジャーな-メーカーの場合、OSのメジャーアップデート1回くらいまでは面倒を見てくれることが多いです。
このSHARPのAQUOS Sense 2は、Android 8から10まで2回のメジャーアップデートに対応したことになります。2つのメジャーアップデートまでしてくれるメーカーや機種は少ないです。これが国内メーカースマホを選ぶメリットの1つです。
2年前の機種なので次々アップデートがくる
OSが8から10にアップデートされることにくわえ、その他AQUOS独自のカスタマイズや修正も、発売から2年の間に何回かあったようです。
放っておいても定期的に自動でアップデートされますが、操作している最中にアップデートされてしまうと困るので、購入したらできるだけ早い段階で、暇なときに設定からアップデートを手動で行うことをお勧めします。
OS2回のアップデートに、SHARP独自のアップデートで、合計6,7回ダウンロード、インストール、再起動が行われました。その結果、最新のAndroid 10となり満足です。OSのアップデートでは、2GB近いDLが発生する場合があったので、wifi環境下でのアップデートをお勧めします。
SIMカードスロットの開閉を指でできる
SHARPのAQUOSシリーズの特徴ですが、カードスロットは指で開閉出来ます。一般的なスマホのカードスロットはリリースピンが必要です。こちらはそのような道具を使わずとも、簡単に開閉出来るので楽です。爪が短い状態でも余裕でした。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天回線繋がる
スマホによって、日本国内のキャリア回線(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)のどれかに繋がらない場合もあります。特に海外メーカーの場合、対応バンド数が足りず、電波が弱いところでは繋がらないなんてことも…。しかし、こちらは全てのキャリア回線で繋がりました。この辺りは国内メーカーなので安心です。
楽天モバイルでも、このスマホは公式に対応端末として掲示されていますが、APNのプリセットに楽天モバイルはないので、自分で新規作成する必要があります。
楽天モバイルのAPN設定は、HPによって情報が違ったり、スマホの機種によってそんな項目がなかったりして困る場合もあるのですが、このAQUOS Sense 2の設定は下記で繋がります。
- 名前:楽天モバイル(任意)
- APN:rakuten.jp
- MCC:440(デフォルト)
- MNC:11(デフォルト)
- APNタイプ:default,supl(重要)
- APNプロトコル:IPv4/IPv6
- APNローミングプロトコル:IPv4/IPv6
ソフトバンク回線は自分の環境だと3Gだったが再起動で4G(LTE)になった
回線の話をもう1つ。ソフトバンク回線の場合、なぜか私の環境では最初3Gで繋がりました。まさか4Gに未対応なのかと思ったのですが、スマホを再起動したら4Gで繋がりました。
回線がこのようにおかしかったり、繋がらない場合、スマホの再起動をしてください。海外製スマホでも、きちんと設定したのに繋がらなくて、再起動したら繋がったなんてことが何回かありました。
SIMを入れ替えると強制的に再起動する
AQUOS Sense 2の場合、SIMカードを抜いたり入れたりすると、端末が強制再起動されます。強制なので、それまでの作業が中断してしまいます。この他の端末でも希にこの挙動があるのですが面倒です。
他にSIMカードの入れ替えで強制再起動になったのは、Galaxy A7もそうでした。その他ほとんどのスマホは再起動しないのですが…。まあ、しょっちゅう入れ替えるなんてことはほとんどの方がしないと思うのですが念のため。
さすがにカメラ画質は中々良い
後継機のSense 3でもそうですが、このSense 2もカメラ画質は良いです。2年前の型落ちなので、2万円以下で今は買えます。メジャーな国内メーカーのスマホなので、まだまだ販売店も多く、数も潤沢にあります。型落ちさえ気にしなければコスパは非常に良いです。
夜でも明るく撮影できました。
いくつか撮影したところ、画質は良いのですが、ボケ味は少ないかなと言った印象。ボケ味とは、一眼レフなど本格的なカメラで撮った場合、ピントを合わせた場所以外が、良い感じにぼやけ、映したい(ピントを合わせた)場所が強調されることです。この辺りは次回、もっと作例を挙げて検証したいと思います。
メイン機として全く問題なし
2年前の型落ちですが、今でも十分メイン機として使用できますね。なんといっても日本国内のキャリア回線に安定して繋がること。カメラ画質が良いこと。OSが最新の10までバージョンアップしていること。これらのことからまだまだ現役です。
2万円以下でこの性能のスマホが買えるので、型落ちさえ気にしないならお勧めです。
総評
OSが最新にアップデートしていることも関係ありますが、古さは全く感じないスマホです。今の最新機種とGUIが同じですからね。
昨今のスマホはやたら大型化して、さらに縦長が顕著なので、コンパクトなスマホを求める方にも、AQUOS Senseシリーズはお勧めできます。
さらに詳しい実験や検証のレビューは次回。
第1回と第3回の記事
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