今回レビューするのは、スコッチさんのカーペットテープ『CP40-15』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 基材:スフ材 粘着剤:ゴム系粘着剤
- サイズ(厚みx幅x長さ):0.38mmx40mmx15m
- 使用温度範囲:0~60℃
- 屋内用
- 貼り付け時の温度:10℃以上
外観
パッケージ外観
使用した感想
ノリを使わずに床にカーペットを固定出来る
商品の名前の通り、こちらはカーペットを床に固定するためのカーペットテープです。
フローリングはもちろん、後述しますが、ちょっと工夫すると畳にも使用することが出来ます。
しっかりと固定させるには、専用のノリを使うことが推奨されていたりします。また、そのようなノリを使用しないと、軽いカーペットや、元床の状態によっては滑ってズレることも…これを解消してくれる商品です。
こちらの画像は、畳の部屋に50cm×50cmのタイルカーペットを敷き詰めたところです。一切ズレることなく施行できました。簡単な作業なので、一人でも女性でも高齢者でも誰でも出来ます。
この両面テープには表と裏がある
一般的な両面テープには表裏の属性がありませんが、カーペット用にはあるので注意してください。パッケージにもベージュがカーペット側、グリーンが床側となっています。色分けされているので分かりやすいです。
なぜ色分けされているかというと、必要なくなって剥がすとき、床側に跡が残らないようにするためです。ベージュのカーペット側が強粘着。床側のグリーンが弱年着です。
弱年着と言っても、ちょっとやそっとでは取れない粘着力があり、歩いたり、カーペットの上でイスを滑らせる程度でズレることはありません。
剥がした『跡』が気になるなら養生テープを使うと安心
床側は弱年着なので、必要なくなったときに剥がしても跡が残りづらいです。とは言っても、賃貸で使用する場合は気になりますよね。その場合、養生テープを間に挟むと間違いありません。
養生テープはその性質上、適度な粘着力と剥がしやすさを特徴としており、引っ越しの時に、ブルーシートやクッションを床や壁に貼る際に使用します。
ちなみに、この方法は汎用性が非常に高く、テープの跡を残したくないというケースだけではなく、先述したように、畳にカーペットを固定する場合にも有用です。いくら弱粘着とは言え、畳だとノリが隙間に入り込んでしまいます。畳で使用する場合、養生テープを使用しましょう。
まずは床に養生テープを貼り付け、その上に裏表の方向を正しくカーペットテープを貼ります。その後、カーペットに貼る面の保護テープを剥がし、その上からカーペットを置けば完了です。
カーペットテープは強力なので、タイルカーペットの場合、画像のように短く切って四隅に貼る程度で十分です。6畳1枚の大きな物でも、四隅と中央を横断するように1.2本貼ればズレることはありません。
跡が残ってもキッチン泡ハイターで完璧に跡が取れる
カーペット用両面テープのメリットは、なんと言っても施行が簡単なことです。両面テープを床に貼り、その上からカーペットを敷くだけですからね。また、剥がすときも、なにも考えずにベリッと剥がすだけです。しかし、経験上、直接カーペットテープをフローリングなどの床に貼ると、跡は残りづらいというだけで跡は残ります。それがいやな場合、先述したように、間に養生テープを噛ませてください。
養生テープなどを間に噛まさず、直接貼った場合、まず間違いなく緑色のノリが床に残り、雑巾やヘラなどで取ろうとしてもらちがあきません。これは何度も経験済みです。そこで登場する物が『キッチン泡ハイター』。これは本当に万能の洗浄剤です。泡の力で油汚れなどを浮かせて取る性質なので、床に引きつけて5分待ち、雑巾で引き取るとあっさり後の跡が取れるんです。
キッチン泡ハイターを使えるのは、フローリング、クッションフロア、石、コンクリートなどなので、基本的に畳には使えません。そのため、やはり、畳に使用する場合、間に養生テープを噛まさないと、剥がすときに面倒なことになります。
キッチン泡ハイターは、フローリングやクッションフロアの汚れ落としと抜群に相性が良いです。フローリングの床に貼り付いた台所の黒い汚れやそのほか、どんなもので汚れ落としに使用できます。分類としては漂白剤ですが、床の色素が落ちて変色するようなこともありません。
総評
カーペットを簡単に床に固定し、ズレないようにするカーペットテープです。裏表があるので注意することと、剥がすときにことを考え、養生テープを噛ませたり、キッチン泡ハイターを準備しておくと安心です。
こんな人にお勧め
- カーペットを簡単に固定したい人
- 剥がした跡が残りづらいカーペット両面テープが欲しい人
- 剥がし跡が残っても簡単な工夫で跡が完全に取りきれる両面テープが欲しい人
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