今回レビューするのは、Satilyさんのワイヤレスイヤホン『ET3』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- ✅【Hi-Fiステレオサウンド&高音質】Bluetooth イヤホンは高純度材料を使用し、高音、中音、低音の完璧なバランスを実現できた10mmスピーカーを内蔵しています。ワイヤレスイヤホンは”原音に忠実”を目指して、コンサートホールで聴いているような臨場感あふれるサウンドをお楽しみいただけます。軽量で充電ケース付きて、いつでもどこでも持って音楽を流れます。ワイヤレスイヤフォンは日々の通勤、ビジネス、スポーツやレクリエーションなどの場合、最高のパートナーと評価されました。
- ✅【ノイズ除去&クリアな通話】MEMSマイク内蔵とデジタルノイズリダクション技術により、ぶるーとーすイヤホンはHi-Fiロスレスサウンドとクリア通話をサポートできます。静かな部屋だけではなく、騒がしい屋外でも、80%環境ノイズ除去でき、常にクリアな会話を楽しむことができます。ブルーとぅーす イヤホンはオシャレで、よいプレゼントになります。
- ✅【6.5H&25H連続再生可能】イヤホン ワイヤレス bluetoothは6.5時間の連続再生が可能、ポータブル充電ケースでさらに18.5時間(約3回の満充電)の再生が可能で、合わせて25時間の長時間再生に対応できます。外出時や小旅行の際に十分対応でき、音楽、映画、ゲーム、通話などを自由に楽しむことができ、パワーオフに心配する必要はないbluetooth イヤフォンです。
- ✅【瞬時ペアリング&タッチコントロール】ぶるーとーすイヤホン ワイヤレスはケースを開くと自動的に最後にペアリングされたデバイスと接続され、ワンステップペアリングにより、素早くて素晴らしい音楽の世界に入ることができます。最新のBluetooth 5.0はより安定した接続を実現し、スムーズでクリアな音楽再生が可能、すべてのBluetooth対応デバイスと互換性があります。ブルーtooth イヤホンの高感度タッチ設計で、わざわざスマホを取り出して操作しなくても音楽の再生/一時停止、曲の切り替え、音量の増減、着信に出るなどが操作できます。
- ✅【IPX7防水&1年間アフターサービス】ブルートゥース イヤホンはIPX7の防水性能で、汗や雨、水しぶきに簡単に耐えることができ、通常のワイヤレスイヤホン bluetoothよりも長い寿命を特徴としています。出勤・帰宅に小雨や運動中に汗とか心配する必要はありません。*メーカー1年間アフターサービスを提供します。パッケージ内容:ぶるーつーす イヤホン、充電ケース、USB Type C充電ケーブル、交換用イヤーピース、日本語説明書。
長所と短所
- ○小型軽量の完全ワイヤレスイヤホン
- ○ケース連動電源で操作は最小限
- ◎音量と曲の変更がイヤホンのボタンでできる
- ◎バッテリーが6.5時間持つ
- ○音質、遅延、受信感度問題なし
- ○IPX7の防水性能
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
完全ワイヤレスイヤホン。ボタンはタッチ式でカナル型です。
ケース。電源はフタと連動しており、フタを開けると電源オン&ペアリング。フタを閉じると電源オフになります。
イヤーピース。S,M,Lの3種類。
充電用のUSB Type-Cケーブル。
説明書。日本語ページあり。ペアリングで少し説明がおかしかったので、詳しくは後述します。
動画
スペック
- Bluetooth バージョン:Bluetooth 5.0
- 充電端子:USB Type-C
- マイクタイプ:MEMSマイク
- 防水性能:IPX7防水
- コントロール式:タッチコントロール
- コールノイズキャンセリング:2-Micコールノイズキャンセリング
- 再生可能時間:6.5時間(イヤホン) / 最大6.5+18.5(充電ケース)=25時間(音量レベルと音声コンテ ンツによって異なります)
- パッケージ内容:イヤフォン bluetooth 本体、充電ケース、USB Type C充電ケーブル、交換用イヤーピース、日本語説明書
使用した感想
○小型軽量の完全ワイヤレスイヤホン
このイヤホンは完全ワイヤレスです。左右を繋ぐコードもありません。コードが一切無いので、首筋に接触する物もありませんし、スポーツなどで激しく頭を動かしても邪魔になる物は一切無し。また、寝ながら使用する際も、首と枕の間にコードが入り込むことがないので快適です。
サイズは非常に小さく指先で摘まめるほどの物です。百円玉と比較してもハウジング(機械)部分の大きさは、それよりも小さいくらいです。
実際に計測してみると、高さ2.95cm×奥行き2.65cm×幅1.61cm。若干奥行きはあるので、装着すると耳の穴からハウジングが飛び出たような感じになります。
重さはイヤホンが左右で9.1g。片方4.5gなので超軽量です。実際に装着してみて重さを感じることは全くありません。また、ケースはイヤホンをセットした状態で42.7g。こちらも軽量なので、持ち運びで苦になりません。小さいのでパンツのポケットにも余裕で入ります。
前述したように完全ワイヤレスなので、スポーツのときには特に便利です。動いても体になにかが触ることはありません。ジョギング、サイクリング、スポーツジム。便利に使える幅は非常に広いです。
イヤホンの形状はカナル型です。耳の穴にイヤーピースを入れるので、装着力が良く安定しており、これもスポーツ時に向いています。ただ、カナル型は耳の穴に異物が入るので、その感覚がいやだという方もいます。しかし、こちらは片方4.5gと軽量ですし、イヤホン全体に鋭角の部分がなく、全体が丸みを帯びているので異物感は少ないと思います。
実際に耳に装着すると画像のようになります。サイズの計測でも前述しましたが、やや奥行きがあるので耳から少し出っ張った格好になります。その他、マイク部分は棒状に伸びており、集音性能が高いのですが、耳たぶからははみ出ないほどの長さなので目立ちません。
カナル型のイヤーピースがしっかり耳の穴に入るので装着時の安定感は良いです。
○ケース連動電源で操作は最小限
イヤホンの電源はケースのフタと連動しています。ケースのフタを開けるとイヤホンの電源が自動的にオン&ペアリング状態となります。また、逆にイヤホンをケースにセットしてフタを閉じると電源がオフになります。このような挙動のため、基本的に自分で電源を操作する必要はありません。
初回ペアリングは説明書とは操作が少し違うようでした。説明書では、ケースから取り出して両イヤホンの電源ボタンを同時に長押しすると書いてあるのですが違いました。
実際に使用したところ、正確には『左』イヤホンのみ長押し、インジケーターが赤と白で点滅したらペアリング待機状態になりました。この状態になると、スマホ等のBluetooth機能から、当該機の『HolyHigh ET3』が出てきます。
このイヤホンは、両耳でも片耳でも使用できます。片方だけだと少し両耳と操作は違いますが、このあたりは後述します。ちなみに、接続方式は左右同時接続になるので、両耳と片耳の切り替え時に操作は必要ありませんし、一旦接続が切れるようなこともありません。
◎音量と曲の変更がイヤホンのボタンでできる
このような完全ワイヤレスイヤホンの場合、設置場所が取れないので、ボタンが大抵片方1つのため、音量と曲の変更のどちらかができない場合も少なくありません。しかし、こちらは両方ともできました。
左 | 右 | |
電源オン | 長押し2秒 | |
電源オフ | 長押し5秒 | |
再生/一時停止 | 短押し2回 | |
次の曲 | 長押し2秒 | |
前の曲 | 長押し2秒 (片耳の場合は次の曲) |
|
音量アップ | 短押し1回 (通話時は短押し1回) (片耳の場合音量変更不可) |
|
音量ダウン | 短押し1回 (通話時は短押し1回) (片耳の場合音量変更不可) |
|
受話/切断 | 短押し2回 | |
音声アシスタント起動 | 短押し3回 |
基本的には良く見る操作方法ですが、少し変わったところもあります。前述したように、このイヤホンは両耳でも片耳でも使用できるのですが、片耳の場合、音量の変更はできません。また、曲の変更は左右どちらを使用しても『次の曲』のみの操作しかできません。
ボタンはタッチ式です。指先で触るだけで良いので、装着したイヤホンをグッと押し込む必要はなく、耳への負担も少ないです。反応速度や感度も良好で、もたついたり誤操作になることもありませんでした。ただ、イヤホンを脱着ときにイヤホンを摘みますが、その際に意図せずタッチボタン部分に触れないように気をつけて下さい。
○バッテリーが5時間持つ
バッテリーは仕様上6.5時間持ち、充電時間は1.5時間と説明書に書いてあります。そこで、実際はどうなのか実験してみました。
実験した結果。音楽再生で5時間11分持ちました。
使用よりは短かったものの、完全ワイヤレスイヤホンの平均値か、それよりちょっと上なので合格点かと思います。
充電は1時間42分で完了しました。
充電は仕様よりも早く終わりました。
条件 | 仕様上 | 実験結果 |
両耳での音楽再生 | 6時間 | ▼5時間11分 |
充電 | 2時間 | ▼1時間42分 |
バッテリー評価※1 | ||
★★★☆☆ |
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
両耳でも片耳でもバッテリー持ちは変わりません。なぜかというと、前述もしましたが、左右を同時に、別個にスマホ等と接続するからです。少し前に主流だった、親機から子機へ数珠つなぎにする方式だと、バッテリー持ちにさゆうさが出たり、音ズレが発生することが良くありました。しかし、こちらは左右同時に接続するのでそのようなことがありません。
充電で便利だったには、フタをしてイヤホンが見えなくなっても、ケースのLEDインジケーターが点滅して充電状況を知らせてくれることです。ケースのインジケーターが点滅している間は充電中で、消えたら充電完了です。多くの完全ワイヤレスの場合、ケースのフタを閉めてしまうと、イヤホンの充電状況が分からないのですが、こちらは状況が見えるようになっています。
ケースへの充電は底にあるUSB Type-Cポートで行います。
○音質、遅延、受信感度問題なし
音質は結構良かったです。ハウジングが分厚いからか、外の雑音をかなりカットしてくれます。遮音性が高いので、音楽に集中することができます。また、高音でも低音でも割れたり歪んだりすることもありませんでした。
スマホで動画を見ながら口の動きと声を確認しましたが音ズレはありませんでした。厳密には無線なのであるはずなのですが、人間が感知できるレベルではないので問題ありません。
音質 | 概要 | |
対応コーデック | HFP、HSP、A2DP、AVRCP、ACC | |
高音 | 割れたり歪んだりは感じず | |
低音 | 割れたり歪んだりは感じず | |
音ズレ | スマホで映画を観て感じず | |
音質評価※1 | ||
★★★★☆ |
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
受信感度も良かったです。いつものように屋内で壁2枚をハサミ8mで聞いて見たのですが、その状態で音が途切れることは一切なし。日常生活で問題になるようなことはありません。
条件1 | 概要1 | 結果1 |
場所 | 屋内 | 音が途切れることなく聞こえる |
距離 | 8m | |
建造物 | 鉄骨 | |
障害物 | 間に木の扉2枚 | |
条件2 | 概要2(概要1に加えて) | 結果2 |
同上 | 受信部分を手で覆う | 音がブツブツ途切れる |
条件3 | 概要3(概要2のあとに) | 結果3 |
同上 | 受診部分から手を離す | 再び音がスムーズに聞こえる |
受信感度評価※1 | ||
★★★★☆ |
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
○IPX7の防水性能
防水性能は強固です。IPX7なので、最高等級の1つ下となり、『水深1m30分以内の水没からの保護』となっています。水没さえ気をつければ、噴流水、つまり雨や汗で壊れることはありません。ゲリラ豪雨や台風、もっと言えばシャワーを浴びながらの仕様も可能です。
総評
音量と曲の変更がイヤホンのボタンからできる。バッテリー持ちが●時間。IPX7の防水性。その他、ケースでイヤホンの充電状況が分かったり、音質も問題ないことを考えると、これが3000円程度で購入できるのはコスパが非常に良いと思います。
オーソドックスな完全ワイヤレスヤホンなので、他にはない高機能があるとか、特別な強みがある物ではありませんが、音楽を聞いたり電話で話すには十分です。初めてのワイヤレスイヤホンで、どれを選んで良いのかわからないとか、そんなにお金を掛けたくないなどの方に向いていると思います。
こんな人にお勧め
- オーソドックスな完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
- コスパの酔い完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
- IPX7の完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
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