目次
特徴
- 「Bluetooth V4.1技術」iPhone、Androidスマート、タブレットやパソコンと簡単に速やかにペアリングでき、通信距離約10メートル。マルチポイント接続で2台の携帯電話で同時待受。
- 「長時間の通話良いな商品」CSR 8645 チップセット搭載。クリアな音声通話、長時間の通話も快適で、音楽鑑賞用としても十分に使えます。
- 「スポーツ仕様」スポーツで使用に耐える防水、防汗性能。ワイヤレスで簡単に接続し、ケーブルが不要で通勤電車やランニングなどに楽だ。
- 「 安心なサポート」万が一商品に不具合がある場合、当店にご連絡いただければアフターサービスが迅速に丁寧に対応致します。本商品では、技適マークを取得しておりますので、ご安心して使用ください。
- 「パッケージ内容」●QY19イヤホン本体 ●充電ケーブル●密閉型イヤーピース(M ,L ) ●半密閉型イヤーピース(S ,M ,L )●イヤーフック(S ,M ,L )●結束用パーツ ●イヤホンケース ●日本語取扱説明書●保証書
長所と短所
- ○apt-x対応の高音質が保証されている
- ○マルチポイントで2台同時待ち受けが可能
- ○装着感が良い
- △音楽再生でのバッテリー持ちが5時間
はじめに
今回レビューするのは、QCYさんの両耳のワイヤレスイヤホン『QY19』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
箱は真っ黒のシンプルな物です。片手で持てるほどコンパクトです。
パッケージ内容は、イヤホン、USBケーブル、サイズ違いのイヤーチップ、サイズ違いのイヤーフック、専用ポーチ、サンキューカード、保証書、説明書。
イヤホンはQYシリーズお馴染みの形状です。卵状のイヤホンに、耳の穴の溝に小さく引っ掛けるイヤーフック。耳が痛くならない軽快な装着感です。
コントロールパネルはやや大ぶりです。その分ボタンも大きいでの操作がしやすいです。
イヤホンを100円玉と比較すると下記のような感じ。
重さは13.2gと超軽量です。
サイズ違いのイヤーチップとサイズ違いのイヤーフック、ケーブルクリップ。
USBケーブル。
専用ポーチ。持ち運びや収納に便利です。
サンキューカード。
保証書。
説明書。
説明書は日本語、英語、中国語が全ての項目で併記された物でした。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
apt-x対応の高音質が保証されている
高音質、低遅延のapt-xに対応しているため安心の音質です。
apt-xは下記エレコムさんのHPが分かりやすいので詳細は譲りますが、損失にそれほど拘りがなく、くわしくもない私でもハッキリ違いが分かります。端的に説明すると、背後に雑音が一切なく透き通った音で聞けるということです。
このようなリーズナブルな価格帯でapt-x対応のイヤホンが出るようになったのはユーザーにとってメリットです。
マルチポイントで2台同時待ち受けが可能
マルチポイントで2台同時待ち受けが可能です。
複数のスマホを持っている場合、片方で音楽を聞いているときにもう片方に電話が掛かってくると気付かないこともあるのですが、2台同時待ち受けができるので取り逃しがありません。また、片方をPCに接続しゲームを、もう片方をスマホの待ち受けにしても取り逃しがないので便利です。
装着感が良い
QYシリーズは16から使用していますが、このシーリーズはどれも装着感が良いです。
耳の穴にスポッと収まるほどのイヤホンの大きさと、耳の穴の溝に引っ掛けるだけの小さなかぎ爪状のイヤーフックのおかげで、耳に全くと言って良いほど負担が掛かりません。また、これだけの構造でしっかりと耳に填まり、激しく耳を動かしても落ちることはありません。
特に一般的な形状のイヤーフックは、人によって耳が痛くなる原因になります。耳たぶをぐるっと半周囲んで引っ掛けるようなスタイルのため、素材や形状によっては耳たぶが痛くなるんです。しかし、このイヤホンのイヤーフックは前述したとおり、耳の穴の溝に引っ掛けるゴム状のものなので、耳たぶが痛くなる構造そのものがありません。
また、これも前述したようにイヤホン部分が小さく、耳の穴にスッポリと入りきるくらいなので、耳へ当たる部分が少ないんです。結果、耳の異物感が少なくなっていて、イヤホンの装着感が良くなっています。
イヤホンをして耳が痛くなる方は、QYシリーズを試してみると良いかもしれません。
音質について
音質についてそれほどこだわる方ではありませんが、さすがにapt-xだけありクリアで高音質です。音質にさほどこだわりのない私でも、apt-xの澄んだ音はすぐにわかります。apt-xは公式で『CD音質並』と書かれていますが、この謳い文句に嘘はありません。
また、apt-xの意外な効果としては、『高音質を求める』との方向ではなく、『音質は悪くない』との方向性があります。apt-xは業界の標準規格として策定されているため、きちんとapt-xの技術や基準を満たさなければ記載することができません。イヤホンの形状や遮音性など、造りの細部による音質の差は出るのですが、apt-xであれば間違いなく一定基準の音質が保証されていると思って間違いありません。
イヤホンやヘッドホンは、実際に使用してみないとどのような音質か分からないので、通販で購入するときは判断が難しいのですが、apt-xであればまず間違いのない音質です。ちなみに、実験した結果、私の環境では音ズレもありませんでした。
PCでいくつかのTVや動画を再生し、口との動きと声がずれているかのチェックをしましたが、きちんと合致していました。1,2秒程度の音ズレがあっても、音楽再生ではさして気にならないのですが、動画となると話は別です。口の動きと声がずれると、いっこく堂さんの腹話術か昔の衛星生中継かという状態になってしまいます。
環境によっては今回と違う結果になるかもしれないので断言はできませんが、今回の実験では音ズレがなかったので、動画の視聴にも問題ないと思います。
受信感度について
受信感度の実験を屋内でしてみました。
8mの距離で間に木製の扉が2枚あり、その扉を閉め切った状態で音楽を流してみたところ、全く途切れることなくスムーズに聞こえてきました。そして、その状態で耳を手で覆ってみたところ、音楽がブツブツと途切れ、手を離すとまたスムーズに聞こえてきました。また、バッグにスマホを入れ、フルフェイスのヘルメットを被った状態でも、音は途切れることなく聞くことができました。
数多くイヤホンを使用してきましたが、これは中の上から上の下といったところで十分だと思います。一般的な生活で問題になるような受信感度ではありません。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
音楽再生でのバッテリー持ちが5時間
イヤホン部分が小さく、コントロールパネルも小さいので、バッテリーを積むスペースがないのはわかるのですが、音楽再生でのバッテリー持ち5時間はやや心許ないかなといった感じます。毎日通勤や通学で往復2時間使用すると2日に1回の充電が必要なので、このような使い方で毎日使うには面倒さを感じるかもしれません。
総評
個人的にはQYシリーズはなにより掛け心地が良いことが長所だと思っています。シンプルで飾りのない形状なのですが、だからこそ余計な耳への当たりや負担がないのだと思います。格好良さを追求したユニークな形状をしたイヤホンも良いのですが、実用面を重視するならQYシリーズはお勧めできると思います。
こんな人にお勧め
- apt-x対応のイヤホンが欲しい人
- マルチポイントのイヤホンが欲しい人
- 耳が痛くならないイヤホンが欲しい人
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