目次
特徴
- 【Bluetooth 4.1 +aptX対応】:Bluetooth4.1+ aptX対応で10mの通信範囲内(障害物なし)にスマートフォン、タブレットや音楽プレーヤーとペアリングでき、高音質な音楽を手軽に快適できる。
- 【装着感が良い】:スポーツに特化した軽量(わずか24g)、耳かけ型の設計で完璧なフィット感を与え、スポーツ(ジョギング)に最適!
- 【マルチポイント技術】:同時に二つのデバイスに連続することができる。マイク内蔵のため、ハンズフリー通話もサーポートする。
- 【仕様】:通話/連続再生:最大8時間 スタンバイ:最大180時間 Bluetoothバンジョー:Bluetooth V4.1 Bluetoothモード:イヤホン/ハンズフリー/A2DP/AVRCP 製品本体に技適マークを付けませんが、当該製品は技術基準適合証明を取得した。
- 【対応機種】:Apple iPhone 6S, 6S plus 6,6 plus,5,5S ,4 ,4S ,iPad iPod, Samsung Galaxy S6 ,S5, S4, S3,LG ,Motorola等androidのスマートフォンに対応できる。 18ヶ月の安心保証 カスタマーサーポート
長所と短所
- ○8時間のロングライフバッテリー
- ○apt-x対応の高音質
- ○装着感が良い
- ○装着力が強い
- ○衣擦れ音がしない
- △独特のケーブル形状
はじめに
今回は耳掛け型でありながらイヤーピースはカナル型と言う、ちょっと変わったイヤホンをレビューしていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。黒のシックなデザインで上に開けるだけで簡単に開きます。
化粧箱を開けるとイヤホン本体が収まっています。
同梱品はイヤホン本体、USBケーブル、イヤーピース大、中、小、説明書。
USBケーブルはスマホやタブレットに使用されているminiB。
ケーブルの形状が独特です。柔軟性はあまり無く、それでいて短いので服に接触しません。
イヤーピースはカナル型です。
左が電源ボタンで右がボリュームの上下。
USB端子部分。指で摘まむと簡単に開きます。
以上、外観チェックでした。
一番特徴的なのはケーブルの形状です。この部分が服に接触しないようになっているので衣擦れ音がしません。これは後述します。
apt-x対応
このイヤホンは高音質の規格『apt-x』に対応しています。apt-xの詳細については下記リンク先に詳しく書いてあるのでそちらをご参照ください。
簡単に説明すると、この規格に受信側(イヤホン等)、送信側(スマホやタブレット等)の両方が対応している場合、自動的にこの規格が適用され、CD音質並で遅延がほぼ無いと言う物です。大抵このような規格は「それほどかな?」と効果の程を体験してみると肩透かしの場合が多いのですが、私の経験上、このapt-xのCD音質並は大袈裟ではなく、それでいて音楽以外のホワイトノイズ、シャリシャリとした軽さも無くなると感じています。
変わったケーブル形状
まずこのイヤホンを手にとって目に付いたのはケーブル形状の独特さです。
最近のイヤホンは衣擦れ音を軽減するため、平麺タイプのケーブルを採用しているのですが、このケーブルは硬く短いので、首の後ろの形状に沿ってピタッと収まるようになっています。その効果で長く垂れたケーブルが服を擦ることが無くなるので、衣擦れ音は全くと言って良いほどしません。
衣擦れ音について少し説明すると、ケーブルが垂れて服に触れることにより、そのワシャワシャした音がケーブルを伝わってノイズとして耳にかなり入ってくるんです。で、この衣擦れ音を軽減するため、最近ではそのノイズが乗りづらい平麺タイプが多くなっています。ところがこのイヤホンはそのような平麺タイプではなく、硬く短いプラスチックのような素材で、そもそもの衣擦れ音の原因だった『服に触れる部分』を無くしています。
ただ、これは好みが分かれるかも知れません。首の後ろに若干浮いた形で硬いケーブルがあるので、例えば横になって寝ている状態では邪魔になってしまうかも知れません。これはその人がイヤホンをどのような状態で使うかですね。普通に使う分にはこの形状で問題無いとは思います。どちらにしろ色々機能や形状があってその中から選べる状況はユーザーとしては歓迎すべきことでしょう。
独特の装着感
一応公式にはこのイヤホンは耳掛け型と謳っているようですが、イヤーピースの形状は一般的なカナル型であり、耳穴の奧に入り込むような形状です。
確かに耳掛け型と謳うように、耳掛け部分がしっかりしており、耳にマウントするほとんどの力はこの耳掛け分に掛かります。一方、イヤーピースはカナル型なので、耳穴の奧に入り込み、カナル型の特徴である没入感、遮音性も兼ね備えています。耳掛け型でありながらカナル型のイヤーピースとの独特のスタイルと装着感です。
耳掛け型だと周りの音が入ってきたり、音漏れが気になる部分となるのですが、これはイヤーピースがカナル型のため、その耳掛け型の弱点もほとんど解消されています。また、逆にカナル型の弱点は、耳穴の奧に入れるだけなので装着力の弱さや、耳穴が痛くなることが挙げられるのですが、マウントの力のほとんどが耳掛け部分に掛かるので、イヤーピースを奧に入れすぎて耳穴が痛くなることも無く、装着感が良いイヤホンになっています。
8時間のロングライフバッテリー
バッテリー持ちが長くて困ることは無いので、音楽再生で8時間再生可能なロングライフバッテリーは有り難いですね。
今回もいつものように実際はどれくらい持つのか実験してみました。結果、音楽の連続再生で8時間20分再生可能だったので、カタログスペックより長くバッテリーが持ったことになります。ただ、これは気温や音質、音調の再生環境により若干上下しますので参考までに考えておいてください。
USB端子カバーの開閉が楽
USB端子カバーの開閉は、少し前までどのメーカーのどの機種でも開けづらく、地味にずっと不満点として挙げていました。ところが、最近は各社このような細かい部分にも気を遣うようになっているようで、このイヤホンのUSB端子カバーも実に簡単に開閉することができました。
総評
装着感が良いのは勿論なのですが、耳掛け型のイヤーフック、カナル型のイヤーピースの両方のいいとこ取りをしたイヤホンでした。ケーブルの形状は独特で、好みは分かれそうですが、衣擦れ音が全くと言って良いほどしないのは驚きました。ここは物凄い特徴であり長所だと思います。
こんな人にお勧め
- 耳掛け型とカナル型で迷っている人
- バッテリー持ちの良いイヤホンが欲しい人
- 衣擦れ音がしないイヤホンが欲しい人
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