今回レビューするのは、Mpowさんのスピーカー『BH264A』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【bluetooth スピーカー|低音増強、16W大音量出力】Φ約45mm口径(他社のスピーカーの口径はほとんど40mmです)のフルレンジスピーカーユニットを二つ搭載し、サイズを超えた大音圧と迫力の重低音を実現。また、低音を強化する「Bass+」モードを搭載、クラブやフェスにいるような重低音の迫力をさまざまな場所やシーンで楽しむことができます。8W×2ラッパを搭載し、小型なポータブルスピーカーでも迫力なサウンドを再現します。
- 【bluetooth スピーカー|IPX7完全防水防塵規格】IPX7完全防水、一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない というレベルです。IPX7の「7」は保護等級を表しています。4〜5辺りまでが「生活防水」で、「7」が「完全防水」です。それにより、お風呂やキッチンはもちろん、アウトドアでも強い噴流水を気にせず音楽を楽しめます。キャンプやバーベキュー、友人とのパーティーなどのアウトドア活動に持って行っても気軽に持ち運んで楽しめます。
- 【bluetooth スピーカー|TWS二台接続 転送距離30メートル 】16Wのオーディオ出力と2台スピーカーを同時に接続可能を合わせて、完全ワイヤレスステレオモードを実現できます。数秒の高速接続:iPhone、iPad、サムスン、ソニー、タブレット、Windowsに対応します。最大伝送距離は約30メートル(障害物なし)です。二度目以降は設定不要で、電源を入れるだけで自動的に接続します。 また、通話用の高音質マイクを内蔵し、いつでもどこでも手を解放されてハンズフリー通話が実現します。
- ⏰【bluetooth スピーカー|驚きの24時間連続再生】手のひらサイズで持ち運び便利で、アウトドアや旅行にも最適です。内蔵のリチウムイオンバッテリーと業界先端の省電力技術によって、本ブルートゥーススピーカーは約5時間の充電一回で、最大24時間/500曲の長時間連続再生が可能。また、バッテリー残量はペアリング中のiPhoneやiPadからも確認が可能です。
- ✅【bluetooth スピーカー|技適認証済み】パッケージ内容:●Mpow Soundhot R6 スピーカーx1 ●オーディオケーブルx1 ●マイクロUSBケーブルx1 ●取扱説明書x1。本ワイヤレススピーカーは日本TELEC認証を持ち、技術基準適合証明番号(204-920278)取得済み
長所と短所
- ○小型軽量で扱いやすい
- ○8W+8Wの16Wで音質は十分
- ○オーソドックスな操作性
- ○低音強調モードがある
- ○受信感度、音ズレ問題なし
- ◎バッテリー持ちは27時間
- ◎IPX7の防水性能
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
スピーカー。
USBケーブル。
AUXケーブル。
ストラップ。
リマインダーカード。
サンキューカード。
説明書。日本語あり。
スペック
- 出力:8Wx2
- 防水レベル:IPX7
- 重さ:413グラム
- 再生時間:24時間
- 伝送距離:30m
- Bluetoothバージョン:4.2
- バッテリー容量:4400mAh
- サイズ:18x5.8x5.6 cm
使用した感想
○小型軽量で扱いやすい
8W+8Wの合計16Wのなかなかのパワーのあるスピーカーなのですが、小型軽量で置き場所を取りませんし持ち運びも楽です。右側面にはストラップホールもあり、バッグなどに簡単に取り付けることも可能です。
千円札と比較しても表面積は同じくらいです。非常に小さいです。重さも356.5gと軽いので片手で簡単に持つことができます。
このレベル(8W×2とか10W×2とか)のスピーカーは過去にいくつも使用しているのですが、その中でも1段と小さくまとまっています。見た感じ、持った感じ、『小さい!』との感想がすぐに出てきました。
○8W+8Wの16Wで音質は十分
音質は8W+8Wの合計16Wなのでポータブルスピーカーとしては十分ですし、左右にスピーカーがあるのできちんとステレオで聴くことができます。
音質も個人的には十分です。背後にホワイトノイズも聞こえませんでした。apt-x未対応のようですが、それでも音の広がりもクリアな感じもあり良かったです。上を見ればキリがありませんが、この価格帯としては十分ではないでしょうか。
○オーソドックスな操作性
操作性はオーソドックスです。上部に全てノボタンが集中してあります。電源ボタンが独立しているので、マルチボタン長押しで不意に電源をオフにしてしまうような間違いもなく便利です。
+と-の短押しで音量の変更。長押しで曲の変更など、他のスピーカーやイヤホンと操作体系は変わりがないオーソドックスなものなので誰でも使いやすいと思います。
電源ボタンは独立しているだけあり、その利点を生かして電源のオン、オフは長押しと言っても1秒程度で捜査が有効にになります。一般的なスピーカーやイヤホンだと、3秒や5秒長押しなので、わずかなことですがこの辺りが便利になっています。
このようなボタンは硬くて重い場合が少なくないのですが、軽い力で押し込め力は必要ありませんでした。ボタンは全て軽くて操作しやすかったです。
○低音強調モードがある
ユニークな機能としては低音強調ボタンがあることです。正面から見て1番右にわかりやすく『BASS+』のボタンがあります。ここを押すとワンタッチで低音強調モードになるお手軽な仕様です。
標準ではノーマルモードとなっており、BASS+ボタンを押すと、「BASS MODE」とアナウンス流れて低音強調モードに変更。低音強調モードでBASS+ボタンを押すと「NORMAL MODE」とアナウンスが流れてデフォルトに戻ります。これは長押しではなく短押しで有効でした。簡単に切り替えられるので便利です。
低音強調モードだと低音が強調され奥行きのあるサウンドになります。効果は確かに低音が重厚に響くように感じるのであると思います。
○受信感度、音ズレ問題なし
受信感度は屋内で壁や扉を2枚程度隔てた8mの状態や、6mほど離れた密室の浴室で音は一切途切れませんでした。受信感度は中の上以上だと思います。日常生活で問題になることはないはずです。この受信感度なので、部屋に置かれたスマホやPCで音楽を流し、このスピーカーだけをキッチンやバスルームに持っていって聴くことも余裕です。
スマホで動画を見て口と声の動きを確認しましたが、音ズレは一切感じることはありませんでした。音ズレのある物だと口の動きと声がずれるのですが、これはなかったので動画を見るにも気持ちよく見られています。
◎バッテリー持ちは27時間
公称値だとバッテリー持ちは24時間とのことですが、実際はどれくらい持つのか実験してみました。その結果、音楽再生でのバッテリー持ちは27時間27分持ちました。
また、充電は公称値で5時間とのことですが、こちらも実験した結果、空から満充電まで5時間47分掛かりました。
◎IPX7の防水性能
大きなメリットとして、IPX7の強固な防水性能が上げられます。画像を見るとわかりやすいのですが、7は『1mの水深で30分の水没』までなら堪えられるレベルです。お風呂で使用するには最適です。シャワーを直接当てながら使用しても全く問題なく動作しています。
一応、IPX6からお風呂スピーカーとして使用できます。しかし、念のためお風呂での水没も念頭に入れ、お風呂で使用するならIPX7以上をお勧めします。
防水性能で気にすべき点はUSBポートなどの端子類がきちんとカバーで密閉されているかどうかです。その点、このスピーカーは分厚いゴムできっちり密閉されていたので安心です。また、開け閉めもしやすかったです。
総評
小型軽量ながらパワーがあり、音質も十分なスピーカなので実用的です。Bluetooth以外にもAUXで有線接続できますし、USBケーブルで給電しながらも使用できるので、PCやTVの据え置きスピーカーとしても十分利用価値があります。
そして、なんと言っても特徴的なのは24時間のバッテリー持ちとIPX7の防水性能です。この特徴からお風呂の据え置きスピーカーとしても便利に使用できます。24時間バッテリーが持つので、毎日1時間お風呂で使用しても、仕様上24日間充電しなくて良いことになります。ただ、実際は待機中も僅かに電力を消費するので、実質20日、3週間程度でしょうか。それでもお風呂に置きっぱなしで毎日使用できるスピーカーがこれ1つででき上がります。
こんな人にお勧め
- バッテリーが24時間持つスピーカーが欲しい人
- 低音を強調できるスピーカーが欲しい人
- IPX7の強固な防水性能のスピーカーが欲しい人
- お風呂スピーカーが欲しい人
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