目次
特徴
- Bluetoothマウス:パソコン、ノートパソコン用Bluetooth 3.0ワイヤレスマウス
- 対応OS:Windows 2000, Me, XP, Vista, Win 7 win 8.1 and Mac Windows 10 iPad脱獄版
- ワイヤレス:2.4GHzワイヤレステクノロジーを採用し、信頼性が高いです。ワイヤレスでケーブルなどから解放し、最大10m自由に移動できる。
- DPI調整可能: 1つのDPIボタンで800-1200-1600 DPIに変更でき、お好みのカーソル速度を選択可能。
- サビース:商品到着後60日以内の返品は受付可能; 初期不良の場合は返金OK
長所と短所
- ○クリック音がほとんどしないので静か
- ○スマホやタブレットでも使用可能
- △小さい
- △内蔵電池の充電式
- ×チルトホイールが無い
はじめに
今回レビューするのは、TonorさんのBluetoothワイヤレスマウスです。
この製品は仕様を見る限りBluetooth接続のオーソドックスなマウスですが果たして…。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。白いシンプルな箱でかなりコンパクト。
同梱物。マウス本体、充電用USBケーブル、説明書、ワランティカード。
マウス本体。小ぶりです。
左右のサイドはザラザラしたプラスチック加工がされていて滑り止めになっています。
マウス裏面。左上に電源のオンオフスイッチがあります。オンにするとペアリング状態となります。
付属の充電用USBケーブル。
説明書に日本語ページはありませんでした。
操作方法としては、裏面で電源のオンオフ、DPIスイッチでの解像度(スピード切り替え)くらいなので簡単です。Bluetooth機器を使用したことのある人の場合、ペアリングの方法などは他と全く一緒なので戸惑うことは無いと思います。
以上、外観チェックでした。
動画レビュー
チルトホイールが無い
まずは気になる点から。
このマウスにはチルトホイール(ホイールの左右ボタン)がありません。チルトホイールは指も手首も動かさず、あらゆる面で便利に使える、割り当てられるボタンなので無いのは残念。しかし、ここは購入する人が必要と思えばある物を購入し、必要ないと思えばない物を購入すれば良いだけなので、このマウスはチルトホイールが必要のない人用ということですね。
ホール感覚はクリック感のあるタイプです。回すとカリカリ引っ掛かる感じのするオーソドックスなタイプでフリースクロールではありません。
Bluetoothマウスなので別途アダプタが不要
無線マウスには現在、専用のアダプタをUSB端子に挿して使用するタイプと、既存のBluetoothにアダプタに接続して使用するタイプがあります。Bluetoothに接続する機器は日に日に増えており、このようなマウスは勿論、キーボード、イヤホンなどがあります。
Bluetoothアダプタ1個をUSB端子に刺しておけば、このようなBluetooth機器を複数台接続できるので非常に便利です。また、対応していればBluetooth機器はAndroidやiOSで使用することができるので、スマホやタブレットで使えて利用範囲が広がります。
Android5.0で使用確認
手持ちのAndroid5.0のタブレットで、このマウスが繋がるかどうかテストしてみましたが、無事接続して使用することができました。
画面内に黒いマウスカーソルが出てきて、パソコンでマウス操作するのと全く同じように操作できるので便利でした。
電池は内蔵の充電式
無線マウスには接続方法に専用USBアダプタを使用する方法と、Bluetoothアダプタを使う方法があることは前述しましたが、バッテリーはどうなっているのかについても2種類あります。1つは乾電池を使用する方法。もう1つは内蔵電池を搭載して、バッテリーが少なくなったら充電する方法です。このマウスは後者です。
バッテリーについても接続方法と同じく一長一短で、乾電池式だとエネループなどの充電池を使用すると、予備に充電池を用意しておけば、バッテリーがなくなっても、サッと交換するだけですぐに使用できるようになるメリットがある反面、重量は重くなりがちで、交換用の電池を常に用意しておかなければならない面倒さがデメリットとなります。
充電池式の場合、メリットとしては重量が軽くなること、小型化できること、そして予備の電池を用意しなくて良いので、交換の煩わしさがなないことが挙げられます。デメリットとしては、バッテリーがなくなったら使用する術がないものがあり、USBケーブル等を接続し、充電容量が増えるのを待つしかなく、その間は一切使用できなくなってしまうことが挙げられます。
どちらを使い勝手が良いと感じるかは人それぞれなのですが、昨今は前者の乾電池式が多くなっているように思います。これは後者の内蔵電池式なので、購入する際は判断材料の1つになるかと思います。ちなみに、充電するときはUSBケーブルをマウス先端部分のポートに差し込むだけです。このマウスは充電しながらの使用もできるので、完全にバッテリーが空になっても、緊急時には有線マウスとして使用することができます。
大きさは小ぶりで手に収まる
マウスは機能面以外に手へのフィット感も大事になってくると思うのですが、このマウスは小さい部類に入るかと思います。昨今の多機能マウスやゲーミングマウスと比べると、三回りくらい小さいかなと思います。
参考に比較画像を載せておきます。画像の1番左はロジクールのM545、真ん中がこのマウス、右が私がメインで使用しているG602です。M545と同じくらいかと思います。
クリック音が皆無
ひとつ、このマウスの特徴的な部分が使用してすぐに分かるのですが、それはクリック音がほぼ皆無だということ。普通、マウスはある程度クリック音がして当たり前ですし、五月蠅い物だとそのクリック音がかなり大きいなんてこともあります。
PC好きにもこだわる部分によって色々なジャンル分けが存在するのですが、その中には静音性にこだわるユーザーもいます。私もかなりこれ寄りです。そのような人の場合、キーボードのタッチ音やマウスのクリック音も気にするのですが、そのような人の場合このマウスは向いていると思います。さすがに無音と表現すると誤解を与えてしまうのでやめておきますが、それに近い部類だと思います。
また、静音性を目指す人の理由で、深夜に五月蠅いと家族に迷惑が掛かるからなんて人もいますが、そのような人にもお勧めできるマウスかと思います。どれくらい音が出るのかは、前述の動画にありますので、そちらをご参照ください。
総評
このマウスは機能面で言えば実にオーソドックスなマウスだと思います。ひとつ残念な点を挙げればチルトホールが無いことでしょうか。
また、Bluetooth接続なのでBluetoothアダプタさえあれば、別途専用のアダプタを挿さなくて良いことも手軽でした。そして、何より特徴的だと思ったのはクリック音の静かさです。静音性を気にする人の場合、ここに大きなメリットを見出せることでしょう。前述もしましたが、Android5.0に接続することもできたので、スマホやタブレットで使用したい人にも意義のあるマウスかも知れません。
こんな人にお勧め
- Bluetoothのマウス欲しい人
- スマホやタブレットでマウスを使用したい人
- オーソドックスなボタン配置、機能のマウスが欲しい人
- クリック音がしないマウスが欲しい人
関連リンク