今回レビューするのは、MOTOROLAさんのスマートフォン『moto g8 power lite』です。
今回は全3回ほどレビューする2回目となります。2回目の今回は実際に1日ほど触ってみて感じたことをザッと見ていきたいと思います。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
スペック
ファーストインプレッション
最初に感じたことのまとめ
- バッテリーは5000mAhの大容量
- 大容量バッテリーの割りには薄くて軽い
- ノッチは変更できない
- 画面解像度は1600×720だが綺麗
- ドコモ、au、ソフトバンク回線に繋がるも楽天回線に繋がらず
- 写真は室内だと白む
- カメラを標準カメラアプリの設定で無音化できる
- マクロ機能が凄い
- 広角の写真は撮影できない
- 写真解像度(アスペクト比)は4種類
- 普通に使える
バッテリーは5000mAhの大容量
バッテリーは5000mAhの大容量です。一般的にこのサイズのスマホだと、3000mAhから多くて4000mAh程度なので、大容量と言えます。
先日購入した同価格帯の『GALAXY A7』は3300mAhでした。同価格帯だとこの2つが性能が良いと思いますが、バッテリー重視ならGALAXY A7です。
実際のバッテリー持ちについては、次回の記事で実験しています。
大容量バッテリーの割りには薄くて軽い
大容量バッテリーのわりには薄くて軽いです。
画像は、左が『SHARPのAQUOS Sense 3』、真ん中がこの『moto g8 power lite』、右が『GALAXY A7』です。
AQUOS Sense 3よりは若干薄いですね。
GALAXY A7は非常に薄く、moto g8 power liteの半分くらいになっています。
薄さ重視ならGALAXY A7ですが、このmoto g8 power liteも5000mAh搭載にしては薄いです。
ノッチは変更できない
インカメラのレンズが、液晶画面内にしずくのように出っ張っているスタイルをノッチと言います。このスマホはそのノッチです。
もう少し高い機種になると、このノッチを隠すように、同じ幅の横一列を黒くしたり、そこにステータスバーを表示したり設定で弄れるのですが、これはそのような設定はありませんでした。ノッチはノッチのまま変更できません。
画面解像度は1600×720だが綺麗
解像度は1600×720なので、決して高解像度ではありません。ただ、その差は肉眼で分かる人はほぼいないと思います。これでも十分綺麗です。
視野角も非常に広く、角度を付けて逆サイドを見ても、色が暗くなったり変わったりすることは一切ありません。好きな体勢や位置で気持ちよく見られます。
スマホやらブレットに視野角の広さは重要です。電車で読んだり、寝転がりながら読んだりしますからね。
ちなみに、縦長スマホなので、16:9の動画を全画面表示するとこのようになります。左右が余りますね。これはもう最近の流れでは仕方がありません。
ドコモ、au、ソフトバンク回線に繋がるも楽天回線に繋がらず
海外メーカーのスマホの場合、日本のキャリア回線の中で繋がらないものがあったりするのですが、こちらはドコモ、au、ソフトバンク全てに繋がりました。しかし、第4のキャリアである楽天には繋がりませんでした。
楽天モバイルのプリセットがあるんですけどね…。最初繋がったような気がするのですが、結局繋がりませんでした。
APNのプリセットは少ないので、例えばLINEモバイルを使用する場合などは、自分でAPN設定を新規作成する必要があります。これは非常に簡単なので誰にでもできます。わからないなら、ご自分の使用しているMVNOを検索すれば、パスワードやユーザー名が全て出てきます。
写真は室内だと白む
カメラの画質ですが、室内だとなぜか白みました。もしかしたら、室内灯の明るさや種類によるのかもしれません。スーパーの中では白みませんでした。
先日、GALAXY A7をレビューしましたが、カメラ画質ではそちらの方が明らかに上です。
カメラを標準カメラアプリの設定で無音化できる
日本で発売されるカメラの場合、盗撮防止のためにシャッター音が必ずなるようになっています。そのため、カメラ無音化アプリなどを入れている方も多いと思います。しかし、こちらは標準カメラアプリの設定で、シャッター音を無音化できました。
カメラアプリでシャッター音を無効化すると、スクリーンショットも無効化されました。悪用しないとしても、シャッター音は非常に大きいので、これは無音にしておいた方が良いです。飲食店内で料理を撮影するとしても、非常に目立ってしまうくらいシャッター音は大きいです。
マクロ機能が凄い
マクロ撮影機能が優秀でした。カメラアプリでお花アイコンをタッチすると簡単にマクロ機能に切り替えられます。すると、距離1cmほどでも物を撮影できるんです。
ブツ撮りを良くする方なら、拡大ではデジタルズームになってしまうので、このマクロ機能を使うと、限界まで寄って細部の撮影が可能です。マクロ撮影の様子は次回記事で記載します。
広角の写真は撮影できない
最近のスマホでは、ズームとは反対のズームアウトで、広角撮影ができる物も多いです。しかし、こちらは広角撮影機能はありませんでした。
写真解像度(アスペクト比)は4種類
写真の解像度…と言うか、アスペクト比は4種類から変更可能です。
- 16M(4:3):4608×3456
- 12M(1:1):3456×3456
- 12MB(16:9):4068×2592
- 9M(20:9):4480×2016
この設定を変えても、基本の4:3から上下や左右がカットされるだけなので、特に理由がない場合、デフォルトの4:3で撮影することをお勧めします。
普通に使える
少し使ってみて思ったのは、GALAXY A7の感想と同じですが、普通に使えるなということ。少し前まで、1万5千円のこの価格帯を大手メーカーが出すことはなく、よくわからないメーカーの物ばかりでした。しかし、最近急にこの価格帯に大手メーカーが参入。そりゃあ資金力と技術力でマトモなの出すよなと。使えない物を出したらメーカーの信用が落ちますからね。
総評
今回気になったことは、カメラが室内撮影だと白むことです。カメラ重視の方は、同じ価格帯のGALAXY A7を。バッテリー重視の方はこのmoto g8 power liteでしょうか。
更に詳しい記事は次回に譲ります。
第1回と第3回の記事
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