今回レビューするのは、Mereceさんのゲルクッション『GC-03』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- ✡【第四世代二重ハニカム構造&体圧分散】新登場第四世代無重力ゲルクッションです。クッション表面には減圧ハニカムグリッドがオバー600個で、適度な硬さが体圧を均一に吸収・分散して支えて、背中と腰への負担を軽減し、体に最大のサポートと快適さを提供し、長時間座っても疲れにくいです。当ゲルクッションは2層構造で、両面使用でき、良い姿勢を保てます。普段お使いの椅子や車のシートに敷くだけなので、簡単にお使いいただけます。長時間のドライブや座り仕事の多い方におすすめです。
- ✡【座り心地抜群&無重力クッション】従来のゲルクッションよりさらに素材品質Up!優れた弾力性・復元力の高品質ゲル(TPE素材)を採用しており、卵を置いて座っても割れない驚きのクッション性、高弾性なので形状を保持し、へたりを防ぎます。また、日本のメッシュ弾性ソフトキャンディーゲル技術を採用し、体型や坐姿勢に合わせて、長時間座ってもお尻をしっかり支えてお尻の部分が不快感になりません。自然と快適に筋が伸びた姿勢へ導く。硬すぎず柔らかすぎず、沈み過ぎず、座り心地がよい。
- ✡【通気性抜群&優れた耐久性】改良版第四世代ゲルクッションですので、第三代が上下通気するハニカム構造と比べて、全方位通気できるので通気性もよく、柔らかで長時間座ってもお尻が蒸れることがありません。最新設計の六角形構造が空気をしっかり循環し、優れた幾何力学的性能、高反発で四角形よりも安定して快適です。思い切りつぶして絞ってもすぐ元の形に戻り、耐久性に優れる。柔らかさと弾力性を両立しつつ放熱性にも優れます。恒温する特徴もあります。人体の体温より2~3℃低いです。
- ✡ 【高品質カバー付き&様々な場面で活躍】カバーは取り外して洗えるのでお手入れも簡単です。カバー裏面に滑り止め付き、どんな場所でも安定に固定され、ズレ落ちにくい。オフィスの椅子に置いて使えるものや、車の運転にぴったりなものまで、色々なシーンに使えるゲルクッションで、毎日のデスクワークや長距離運転などが多い方、サラリーマン、運転者、学生、車椅子使用者、釣リの好きな人 、受験生、高齢者、また快適に座りたい方にオススメ!自宅のダイニング椅子やオフィスチェア、運転席、車椅子、等様々な場所で使えます。自分用、家族や男性や上司への祝日・誕生日のプレゼント、敬老の日の贈り物に最適!
長所と短所
- ○見た目は普通のクッション
- ○厚みがあって底辺り感がない
- ◎あまり沈まないのでお尻に負担が掛かりづらい
- ○接触面積が小さいので通気性が良い
- ◎お手入れ簡単で綺麗になる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
ゲルクッション。箱には2つ折りになった状態で入っていました。
説明書。完全日本語版。
スペック
- カラー:ライトブルー 重量:1.3KG
- 本体サイズ:約 42×42×4 cm (カバー掛け)
- 素材:ジェル (TPE) 素材+ポリエステル (カバー)
- 構造:六角形のハニカム型+二層構造
- セット内容: 1×ゲルクッション本体、1×カバー、取扱説明書
使用した感想
○見た目は普通のクッション
初めてゲルクッションを使用しました。カバーが付いているので見た目は普通のクッションですね。外からゲルクッションだということはわかりません。
大きさは厚さ約5cm×縦横約41cm。重さは約1.4kgとこちらは普通のクッションに比べると重めです。
大きさも熱さも一般的なクッションと同じなので、市販のクッションカバーをそのまま使うことができます。付属でザラザラした触感のクッションカバーがありますが、気に入らなければ市販品と交換もできます。
○厚みがあって底辺り感がない
厚さは前述の通り約5cmです。中身はゲルクッションといわれるとおり、水色の半透明なゲル状の物になっています。裏表に二層のハニカム構造が設置されています。二重平面構造というようです。
ゴムではないのでゴム臭はまったくありまんせん。鼻を近付けると少し独特なゲルの臭い(?)がします。物凄く薄い臭いなので新品でも気になりません。臭いが気になるようなら、最初に水洗いをして天日干しすると良いでしょう。そもそもクッションカバーに入れてしまうと臭いは本当に感じません。
◎あまり沈まないのでお尻に負担が掛かりづらい
初めてのゲルクッションだったのですが、独特な感覚だなと思ったのはあまり沈み込まないことです。普通のクッションはお尻を乗せて体重を掛けると沈み込むのですが、これは体重62kgの私が座ってもほぼ沈み込みませんでした。
構造はハニカム構造といい、蜂の巣状の六角形が無数に施されています。段ボールの中身もこのハニカム構造で、緩衝材などでも良く見られる構造です。ハニカム構造は頑丈になることで有名です。
ハニカム構造の最大の特徴は衝撃吸収性
平面充填が可能な三角形・四角形・六角形の図形のうち、「強度」の観点で考えると三角形が最も優れています。
ですが、一方向から力(衝撃)を受けた場合の「力の分散」という観点で考えると、衝撃を五方向に分散できそれぞれの面が受ける力が小さくなる六角形が最も衝撃吸収性に優れていると言えます。
ハニカム構造は軽くて強度があり、また音や衝撃を吸収できて断熱効果もあるという理由から、現在では飛行機の翼や駅のホームにある落下防止ドア、新幹線、建造物などの構造材料としても幅広く利用されています。
62kgの私がお尻を乗っけて座る程度だと、荷重は分散されるので沈み込まないのですが、足を乗っけて立つようにすると沈み込みました。普通の体重の方が座る分にはあまり沈まないのですが、狭い範囲に体重を掛けると沈み込むようです。
○接触面積が小さいので通気性が良い
ハニカム構造なのでお尻を乗せても接地面積が少ないです。前述の写真を見てもらえばわかりますが。六角形の枠のみが接地部分になります。そのためお尻と接する面積が少なく蒸れづらく通気性も良いです。夏場などの暑い時期は普通のクッションよりも快適です。
接地面積が少ないのでお尻に掛かる負担も減ります。具体的にはお尻が痛くなりづらいです。お尻を載せる程度の荷重ではあまり沈み込まないため、沈み込んでクッション下の地面部分にお尻が当たる底打ち感もありません。ゲルクッションではこれが非常に良かったです。
一般的なスポンジ状のクッションだとお尻を乗せると沈み込み、その下にある地面の感覚がお尻に伝わってくることが少なくありません。特に安物のクッションはほぼこれで、クッションをしている意味があるのか疑問でした。しかし、こちらはクッションの下の地面にお尻が全く当たらないので快適です。
◎お手入れ簡単で綺麗になる
お手入れも一般的なクッションよりも楽です。一般的なクッションはカバーを外し、カバーと中身を洗濯機で洗い、1,2日の天日干しが必要です。しかし、このゲルクッションはカバーを洗濯機で洗うことは同じですが、中身はぬるま湯を掛けて汚れを洗い流すだけです。それでも汚れが取れない場合、洗剤を掛けてちょっとゴシゴシするだけです。
乾かすのも簡単で、あまり気にしないのであればタオルでサッと拭けば十分です。濡れが気になる場合、一般的なクッションと同じように干せばOK。しかも、完全に乾くまで2,3時間程度でした。
まとめると、一般的なクッションに比べて以下のような点がお手入れで楽でした。
- 洗濯機で洗わなくて良い
- 水で汚れを洗い流すだけで良い
- 洗ったあとはタオルで軽く拭くだけで良い
- タオルで拭くだけで水濡れが気になる場合は数時間干せば乾く
カバーは一般的なクッションと同じで、ファスナーで片面が全開にできるので取り出しが楽です。中身は柔らかいゲルクッションなので簡単に出し入れできました。一般的なクッションの場合、古くなるとボロボロ生地が取れたりするのですが、こちらはゲルクッションなのでそのようなこともありません。
お手入れが簡単なので常に綺麗な状態で使うことができます。一般的なクッションは洗濯機で洗えば洗うほどボロボロになっていきますが、こちらはそのようなこともありません。
総評
初めてゲルクッションを使用しましたが、一般的なクッションとは座り心地もお手入れも結構違いました。好みにもよるのでしょうが、これからクッションを使用するなら、そらくゲルクッションを選びます。1番良かったのは底打ち感がないこと。ほぼ沈み込まないので、クッション下の地面にお尻が当たる感覚がなく、浮いている感じになるのは気持ち良く、そしてお尻も痛くなりませんでした。
メンテナンスも中身を水でサッと洗い流すだけで良いのは楽です。お風呂場のシャワーで洗い流すだけです。洗った後はタオルで拭くだけで良いですし、完璧を期して干しても2,3時間で乾きます。
使い勝手もメンテナンスも、スポンジ状の一般的なクッションよりも確実に良いです。ただ、スポンジタイプのクッションは、今や100円ショップでも買えるほど安価なので、その辺はまだメリットだと思います。一方、このようなゲルクッションは安くて2千円程度なので、この価格差をどう考えるか…でしょう。
こんな人にお勧め
- 底打ち感のないクッションが欲しい人
- お手入れが簡単なクッションが欲しい人
- ボロボロにならないクッションが欲しい人
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