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漫画全話レビュー「めぞん一刻 第086話「見栄リクルート」」

掲載情報

掲載雑誌
  • ビックコミックスピリッツ 1984年9月15日号

 

アニメでは

 

時系列と出来事
  • 1984年8月 一刻館住人、三鷹さんに誘われホテルのプールへ行く

 

この頃の出来事
  • 9月1日 – 沖縄県の極東放送がエフエム沖縄に社名を変更、中波局からFM局に転換。
  • 9月3日 – 東京国立近代美術館フィルムセンターが焼け、貴重なフィルムが灰に(フィルムセンター火災)。
  • 9月5日 – 後楽園スタヂアム、「エアドーム計画」を発表。
  • 9月6日 – 全斗煥大統領、現職の韓国大統領として初来日。
  • 9月12日 – 森永製菓に脅迫状。9月25日、“かい人21面相”と名乗る人物から報道機関に挑戦状。グリコ事件と同一犯と断定。
  • 9月13日 – 『キャプテン』や『プレイボール』で知られる漫画家のちばあきおが自殺。
  • 9月19日 – 東京・永田町の自民党本部が放火炎上(自由民主党本部放火襲撃事件)。
  • 9月21日 – サンウエーブ工業が「サンヴァリエ」を発売。
  • 9月23日 – この日開催の大相撲秋場所千秋楽(幕内最高優勝:多賀竜、平幕の優勝は1976年秋場所の魁傑以来8年ぶり)を以て、蔵前国技館が仮設時代を含め35年の歴史に幕を下ろす。翌1985年の初場所から現在の両国国技館に移行。
  • 9月23日 – 阪急が藤井寺球場の対近鉄戦で勝利し、6年ぶり10度目のパ・リーグ優勝決める。これが阪急最後のリーグ優勝となる。
  • 9月28日 – 日本コカ・コーラ、缶コーヒー「ジョージア」の商標登録を特許庁に申請するものの却下される(ジョージア事件の項目も参照)。

 

あらすじ

三鷹さんに誘われホテルのプールに来た一刻館住人。五代君は就職活動で参加出来ないとのこと。しかしその実、五代君は偶然にもそのホテルのプールでバイトをしており、就職活動と言うのは見栄だったのです。

 

 

みどころ

  • 五代君の優しさ
  • 簡単に引っ掛かる五代君

 

はじめに

今回も前回に引き続き、五代君の就職活動エピソードです。暇なら一緒にプールに行けばいいのに、ついつい見栄を張って就職活動だから行けないと行ってしまう五代君。こんな小さな見栄の嘘は誰にでも経験があるのではないでしょうか。五代君の場合、その見栄を張る原因は全て響子さんですけどね。今まで散々情けない姿を見られているのに、やはりそこは見栄を張りたいようです。

 

五代君の見栄張り癖

五代君は都合が悪くなると逃げてしまう癖があります。例を挙げると、大学に中々合格出来なかったときに坂本の家へ逃げたり、響子さんと三鷹さんが結婚すると噂になったら家出をしたり、響子さんの怒りが収まらないと思ったら北海道へ旅行へ行ったり。その逃げ癖に加え、五代君は見栄張り癖もあります。今回の就職活動と嘘をついた話もそうですが、今後出てくる保育園をクビになった話などですね。

 

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基本的に五代君は響子さんに情けない姿を見られたくないとの思いからだと思うのですが、この気持ちは私も似たようなところがあるのでよくわかります。

 

すれ違い劇

五代君は一刻館住人が来たホテルのプールでボーイのバイトをしているので接客しなければならず、一刻館住人達とすれ違い劇を演じていました。このようなすれ違い劇は古今東西お約束のパターンです。私はハラハラする数秒違いのすれ違い劇などが大好きで、バック・トゥ・ザ・フューチャーでもPART2が1番好きだったりします。

 

 

響子さんのピンチを救う

とにかく五代君は自分の存在がバレない様にコソコソするのですが、ひょんな事から響子さんのビキニが取れてしまい困っていたところを、なんとか自分とバレない範囲で助けていました。この時五代君は匍匐前進で顔を見られないように響子さんに近付いたのですが、これがのちの伏線になっていて感心しました。

 

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しかし、以前の一刻島ナンパ始末記と言い、響子さんは意外と大胆な水着着ますね。

 

 

響子さんは五代君ではないかなと薄々勘付いていたようで、一刻館に五代君が戻ってきたとき、軽い引っ掛けをしていましたが、案の定五代君はあっさりと引っ掛かりバレてしまいました。これは五代君の単純で嘘をつけない性格を表しているとともに、引っ掛け問題に簡単に引っ掛かるような人なんだなと、このとき読者は笑ったのですが、大きな伏線としては、これがのちの響子さんの騙し討ちキスに繋がります。当たり前なのかも知れませんが、高橋留美子さんはこのような細かい部分をしっかり後に生かすので、読んでいて「あれと繋がっているのか」とか、「あの性格付けはここで生きるのか」などニヤッとしてしまいます。

 

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おわりに

今回はちょっとほっこりする話でした。

 

五代君は響子さんに格好悪いところを見せたくないので、見栄でちょっとした嘘を付き、響子さんはそれを見破って、「そんな見栄張らなくて良いのに」と慰める。もうこの時点で三鷹さんの入り込む余地は無いですよねえ。2人の関係性はこの頃にはもうガッチリ強固になっていると思います。

 

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