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漫画全話レビュー「めぞん一刻 第081話「雨に濡れても」」

掲載情報

掲載雑誌
  • ビックコミックスピリッツ 1984年6月30日号

 

アニメでは

 

時系列と出来事
  • 1984年6-7月 二階堂望、七尾こずえと出会う

 

この頃の出来事
  • 6月1日 – 第二電電(現:KDDI)設立。
  • 6月7日 – 第10回サミット開催。
  • 6月11日 – トヨタ自動車が日本初のミッドシップエンジン型市販車「MR2」を発売。
  • 6月14-17日 – 欧州諸共同体加盟国で欧州議会議員選挙の投票が実施される。
  • 6月16日 – TBSの人気番組「8時だョ!全員集合」にて、埼玉県入間市内からの公開生放送中に停電。放送開始後9分間、会場が真っ暗なまま生中継された。
  • 6月25日 – フジテレビの「オールスター家族対抗歌合戦」司会の萩本欽一が降板(後任は小川宏)。
  • 6月26日 – 熊本名産の辛子蓮根がボツリヌス菌に感染したことによる食中毒発生。最終的に7月19日までに11名もの死者を出した。
  • 6月26日 – 江崎グリコの脅迫犯とかたる犯人グループが同社に終結宣言。

 

あらすじ

五代君に手作りのクッキーを持って一刻館を訪ねてきたこずえちゃん。五代君が留守だったので二階堂が対応をするのですが、四谷さんらの吹聴により、もうすぐ五代君とこずえちゃんは婚約すると思い込み、五代君と響子さんを引っ掻き回してしまいます。

 

 

みどころ

  • 二階堂の性格
  • が織りなす物語

 

 

はじめに

今回は久々のこずえちゃんの登場で、一刻館の新住人二階堂とこずえちゃんの初遭遇です。また、今までは二階堂vs一刻館住人のバトルの話がメインでしたが、今回から二階堂が絡む人物が五代君と響子さんにシフトするので、二階堂の性格が露わになっていきます。

 

こずえちゃんは可愛い

今回は、二階堂とこずえちゃんが初めて出会っていました。ここで二階堂はこずえちゃんを可愛いと思い、五代君がおらず、お世辞を言う必要のない四谷さん達との会話でも、こずえちゃんを可愛いと言っていたので、世間一般から見てもこずえちゃんは相当可愛い部類に入るみたいです。

 

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漫画アニメのキャラクターの場合、世間でどのあたりの位置のルックスなのかわかりづらいので、このような描写や会話で判断するしないのですが、初対面の二階堂が何回も言っていたので、こずえちゃんは相当可愛い位置のようです。

 

二階堂の勘違い

二階堂は四谷さん達の吹聴により、五代君とこずえちゃんが婚約間近と勘違いします。今までの一刻館住人と違うのは、五代君と響子さんの異常な関係性を知らないので、こういった五代君と響子さんが気にする話題を、ストレートで素直に2人にぶつけてしまいます。2人の異常な関係性を知っていれば、一刻館住人ですらストレートに伝えたり問い詰めたり出来ない、アンタッチャブルな話題なんですけどね。

 

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二階堂はこの2人の異常な関係性に最後まで気付かない究極の鈍さの持ち主なので、こうやって2人を振り回してしまいます。

 

以前に書きましたが、本来はこの様な今までの一刻館住人が触れられなかった事を二階堂の勘違いで弄り、五代君と響子さんの関係を進めようとしたのではないでしょうか。しかし二階堂のこのパターンでは、思った様な展開が描けず、その後八神を出したのではないかななんて思っています。

 

ところで、確かに五代君と響子さんの関係をきちんと理解できるように説明するのは至難の業です。めぞん一刻の話を最初からじっくり読んでいる私たち読者や、この関係が出来上がる前から見ている一刻館住人は把握しているのですが、このめぞん一刻の世界に後から登場してきた人物に説明出来るのかと言えば難しいです。一応常識的な感覚を持っている五代君のお婆ちゃんですら、一刻館に3ヶ月以上いても把握しきれませんでしたからね。

 

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五代君とこずえちゃんが婚約?

五代君とこずえちゃんが婚約すると勘違いした二階堂により、響子さんは不安でソワソワするのですが、これは以前、五代君が響子さんと三鷹さんが結婚すると思って家出した回と被ります。響子さんも五代君とこずえちゃんが結婚すると勘違いしたのでこれで引き分け(?)でしょうか。

 

が中心のお話

今回の話の中心にあるのはです。が重要な装置で、を中心に物語が繰り広げられています。

 

  • こずえちゃんが一刻館を訪ねたときに雨が降り、二階堂は母のを貸す
  • こずえちゃんと入れ違いで帰ってきた五代君と響子さんは、降ってきた雨で偶然相合いになる
  • こずえちゃんに呼び出されて映画の日取りの話をし、二階堂の母のを五代君が代わりに返して貰う
  • 五代君は響子さんと偶然出会い、急に降ってきた雨にも関わらず、こずえちゃんのだと勘違いされ嫉妬されるかもと思いを出せない
  • 五代君と響子さんは二階堂と偶然出会い、二階堂のに響子さんが入れて貰う

 

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と言うたったひとつの道具を中心に置き、そのを媒体として繰り広げられる人間模様に感心しました。ただのでしかないんですけどね。そのひとつでそれぞれの思いや勘違いが交錯していました。

 

また、雨が頻繁に降ったり、急に降ったりしているので、梅雨の時期であることが推察されます。

 

二階堂の性格

今までは二階堂vs一刻館住人の激しいバトル、そしてピタゴラスイッチの様な五代君へ全てのとばっちりが行く面白さの話だったのですが、今回から二階堂のターゲットが五代君と響子さんになったので、より二階堂の性格が露わになりました。

 

今回のことでもわかりますが、二階堂は究極に鈍く、周りの空気を読むことが全く出来ません。そしてそれゆえ失礼なことをズバズバ言います。他の一刻館住人は空気を読んだ上で、敢えてからかったり弄ったりするのですが、二階堂の場合は空気が読めず、素直に思うまま発言し、そしてそのまま行動して引っ掻き回してしまいます。ここが今までの一刻館との住人と違う部分であり、そしてそれを一刻館住人は弄り、操り、そして五代君と響子さんは振り回されます。

 

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おわりに

今回、二階堂の究極に鈍く、空気を読めない性格が露わになりました。今後暫くはこの二階堂の性格から、五代君と響子さんを引っ掻き回すことになります。

 

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