アニメ全話レビュー「めぞん一刻 第01話「お待たせしました!私が音無響子です!!」」 5/5 (1)

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今回レビューするのは、めぞん一刻の第1話です。

 

思うところがあり、今回アニメ全話レビューの大幅な加筆修正に着手します。リライト済みの場合、下記のように明示します。長く掛かりそうですがゆっくりやっていきます。

 

それでは早速レビューを書いていきたいと思います。

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先の展開のネタバレについては、このようにオレンジ色のマーカーで、ネタバレの始まりと終わりを注意します。重要なことを強調する黄色のマーカーとは別なのでご注意ください。

 

あらすじ

大学受験のため一刻館で1人暮らしをして浪人中の五代裕作。毎日毎日住人の一の瀬さん、四谷さん、朱美さんのオモチャにされて勉強がはかどらず、「環境が悪い!」と一刻館を出て行こうとします。しかし、そこに現れたのは謎の新管理人音無響子。綺麗な女性に一目惚れした五代君は、先ほどまでの勢いはどこに、一刻館を出るのをやめてしまいます。そして、ここから五代君と響子さんのドタバタコメディ、恋愛劇が始まります。

 

みどころ

  • 響子さん登場
  • 五代君の劣悪な環境
  • 一刻館住人の非常識ぶり

 

初登場人物

  • 五代裕作
  • 音無響子
  • 一の瀬花枝
  • 一之瀬賢太郎
  • 四谷さん
  • 六本木朱美
  • 惣一郎さん(犬)
  • 商店街のおっちゃんたち
  • 音無老人
  • 音無家長女(郁子ちゃんの母)
  • 一刻館の前の管理人

 

感想

大幅な加筆修正中

私事で恐縮ですが、めぞん一刻のアニメ全話レビューを大幅に加筆修正しています。漫画全話レビューは1ページ1ページ止めて文章を書けるため、記事を作りやすかったです。しかし、アニメはどんどん進んでしまうため、一時停止やキャプチャをしながら記事を書くので、労力は漫画レビューの比ではなく…。

 

アニマックスの放送でまた大変たくさんの方にアクセスしていただいたのですが、折角読みに来てくださったのに、こんな薄い内容では申し訳ないなと…。不朽の名作なだけに、未だたくさんの方にアクセスしていただいていますし、自分でも前半が薄いのは分かっていたので、アニマックスで見終わったこのタイミングで加筆修正を決断しました。1日1記事か2記事が限界だと思いますが、気長にお付き合いいただければ幸いです。

 

数年前に書いたときには、まだブログの記事の書き方がよくわかっておらず、今見るとまとまりがなく、文章も拙いので、加筆や修正とのレベルではなく、ほぼ全面新規文章となり別物になります。

 

とまあ、めぞん一刻の内容とは関係ない前置きはこれくらいにして早速本題に入りたいと思います。

 

OPは名曲『悲しみよこんにちわ』

OP曲はめぞん一刻のシンボルとも言える斉藤由貴さんの『悲しみよこんにちわ』です。当時そんな言葉はありませんでしたが、典型的なJ-POPですね。当時の言葉だと歌謡曲で、この少し前から、アニメのタイトルを連呼するようなゴリゴリのアニソンから、一般でも売れるような歌謡曲がアニメのOPやEDに使われるようになった印象があります。

 

私が印象的なものだと、北斗の拳やキャッツ・アイあたりでしょうか。80年代後半あたりからこの傾向が出てきた気がします。

 

めぞん一刻は大袈裟ではなくもう何十回と見ているのですが、最初の頃はこの悲しみよこんにちわが1番好きでした。今でも勿論大好きなのですが、その後村下孝蔵さんの『陽だまり』が1番好きになりました。理由は、クライマックスに向けて五代君と響子さんの恋愛模様が盛り上がる中、その内容と歌詞やアップテンポの盛り上がる曲がマッチしていたからです。

 

陽だまりについては、またそのOPになったときに語るとして、悲しみよこんにちわなんて言葉の綺麗さが素晴らしいですし、めぞん一刻の内容にピッタリマッチしていて凄いです。普通、悲しみなんて「あっち行け」なんです。しかし、悲しみよこんにちわって「悲しみウェルカム」なんです。このセンスは素晴らしいです。よくまあこんな言葉が出てくるなと感心するしかありません。

 

あなたに逢えなくなって 錆びた時計と 泣いたけど

平気 涙が乾いた跡には 夢への扉があるの

悩んでちゃ行けない 今度 悲しみが来ても 友達迎えるように微笑(わら)うわ

…きっと約束よ

 

一フレーズだけ抜き出しましたがこれ凄いです。完全にめぞん一刻の世界とシンクロしています。特に『錆びた時計』なんてまさに一刻館の時計のことです。夫の惣一郎さんと死別するという悲しみがあったけど、それも受け入れて先に進む(行く)わ…と。名曲です。ちなみに、作詞は玉置浩二さんです。

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OPやEDと同じく、アニメの象徴的存在のアイキャッチですが、こちらは最初から最後までずっと変わりませんでした。厳密には最終話だけアイキャッチが変わりましたが、それはまたその時に。

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記念すべき第1話響子さん登場

第1話の最初では顔が写らないものの、謎の女性がどこかへ向かう描写があります。この辺りはアニオリです。漫画の場合はこの辺りの『響子さんが一刻館へ向かう様』は全くなく、五代君が一刻館を出て行くと暴れているところに突然響子さんが訪ねてきました。その道中には商店街のおっちゃんたちの姿もあります。ただのモブキャラと思ったら、結構出番は多く、茶々丸にいたり、野球回にいたりします。

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ちなみに、このときの商店街のおっちゃん達にはミツオ、テルヒコ、タケシとの名前が出てきます。アニオリなので適当だとは思いますが、漫画にはなかった設定です。

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アニメ放送開始時、まだめぞん一刻の漫画は連載中だったので、ガンガン漫画を消化するとドラゴンボールよろしく追いついてしまうので、このあたりは引き延ばし戦術です。漫画ではなかった、『漫画に描かれる前』の響子さんの移動中と、五代君が一刻館住人に困っている様子をアニメにしています。

 

五代君の環境

五代君の環境は勉強するのに全く向いていません。1番荷物が少ないからと言う理由で、五代君の部屋が宴会場に毎回されますし、四谷さんとの部屋の壁は完全に穴が空いており、四谷さんというモンスターが出入り自由。逆に考えると、この劣悪な環境で三流私大とは言え受かるのって凄いのではとさえ思えます。

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さらに19歳で童貞の五代君にとってキツイ…のか幸せなのか、24歳の朱美さんがスケスケネグリジェで乳首まであらわにしてうろつくという…。賢太郎もこの環境にいるんですよね…。あと四谷さんはなにも思わないのでしょうか。のぞきが趣味で変人、変態キャラなのに…。年齢もおそらく一の瀬さんとの関係を見ていると、連載当初は三十代のような気がします。

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響子さんが引っ越してくるところで、時計坂商店街のおっちゃんたちも一刻館をぼろくそに言っていましたが、アニメでは響子さんが一刻館に現れる前に、いかに一刻館が酷いところかを強調したかったようです。

 

五代君綺麗なお姉さんに一目惚れ

男女の出会いは色々ありますが、この壮大な大恋愛物語の始まりは五代君の一目惚れです。なにか特別なことが起こって運命の出会いだなんて始まりではありません。たまたま一刻館の管理人に就任した響子さんに会い一目惚れです。要は見た目ですよね。綺麗だから、可愛いから。

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めぞん一刻が現実的すぎるが故に、逆説的に特異であると後述していますがこれもその1つです。運命の出会いではなく見た目が可愛いから好きになっちゃったっという、非常に現実的で運命的でもない話なんです。そして、19歳の浪人が年上の綺麗な女性を実際に射止めてしまうその過程が非常に面白い物語です。

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ここまで漫画との違いを少し挙げましたが、まとめると最初のこの響子さん登場シーンは、漫画だと響子さんが取り敢えず一刻館管理人に就任したことを挨拶しに来ただけでした。アニメは初登場シーンと引っ越しが一種になっています。漫画だと最初に挨拶して一旦帰り、その後引っ越してくるシーンがあります。

 

このとき、朱美さんは「私より若いんじゃない?」と言っていましたがその通りで、五代君は19歳。響子さんは21歳。朱美さんは24歳です。この辺りの年齢は、後半になると漫画と違ってくるので、詳しくは下記記事をご参照下さい。

 

うる星やつらネタ

初期はちょくちょくうる星やつらネタが出てきます。五代君の部屋にうる星やつらのポスターが出てきたり、響子さんが読んでいる雑誌がうる星やつらだったり。

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今回はうる星やつらの主要キャラであるあたる、メガネ、しのぶが園児の姿で登場。勿論、オリジナルので声優ではありませんが、初期はこんな遊びをしていました。それもそのはずで、この前番組がうる星やつらでした。見逃されがちですが、ここでは上から見た俯瞰の絵で温泉マークもいます。80年代以前のアニメはこんなアニメスタッフの遊びがあり、それが許されており、またファンもそれを楽しんでいたのでしょうね。

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考えてみれば、うる星やつらをフジテレビが水曜日の夜19:30に放送し、その後めぞん一刻を2年放送しました。6年間高橋留美子アワーでした。ちなみに、その前の時間は鳥山明さんのドラゴンボールです。

 

浪人さん扱いと「頑張って下さいね」

五代君は響子さんに勝手に一目惚れしましたが、当然響子さんにはその気はありません。五代君が響子さんを眺めるシーンがあるのですが、それに気付いた響子さんは素っ気ない態度。

 

五代「なにかお手伝いしましょうか」

響子「いいえ、それよりお勉強なさって下さい。来年こそは合格するように勉強頑張って下さいね、浪人さん」

 

箸にも棒にもかかりません。名前も覚えられていませんし、手伝いの提案も拒否され、エールのつもりでしょうが来年は受かって下さいね…と。ちなみに、ここで初めて響子さんの必殺技「頑張って下さいね!」が出ました。ほとんどの場合、五代君に勇気をくれるのですが、時と場合によってはプレッシャーになってしまう諸刃の剣です。逆になるとグサグサ刺さりまくります。

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ここはもうちょっと漫画の方が筋が通っていて面白かったです。と言うのも、アニメだとまだ会ってから数十分程度のはず。なので、名前を覚えられていなくても当然なので、浪人さん呼びはそこまでおかしくありません。しかし、アニメだと最初に挨拶があり、自分の名前を言って数日たってから引っ越してきての会話なので、『前に会って名前を言ったのに覚えてないのね』との笑いがありました。

 

アニメはアニメで素晴らしくて大好きなのですが、何故か漫画の一部を変えてしまったことにより、面白さが減ってしまったり、おかしなところが出てきたりということがちょくちょくあります。なので、アニメしか見ていない方は是非漫画を読んで欲しいです。

 

惣一郎さんという犬の違和感

今回、響子さんが飼っている惣一郎さんと言うおかしな名前の犬が出てきました。不細工な犬で惣一郎と言う和風の変わった名前。そしてさらに犬にさん付けです。違和感がありますよね。しかし、その違和感は取り敢えずスルーできる程度の大きさです。「まあ変な名前だけどコメディ漫画っぽいしひと笑いのネタだろうなw」と。

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ところがご存じのように、この惣一郎さんという名前には大きな意味があり、物語の中核を成す物凄く大きい話になるわけですが…。この一見するとスルーしてしまうものの、実は後に伏線になるのは面白いです。そして、犬の惣一郎さんの存在は三鷹さんの人生をも左右してしまうわけで…。ただのムサい犬だったわけではなく、実は犬の惣一郎さんって物語の行方を大きく左右しているんですよね。

 

重要なワードが抜けていることによる誤解

めぞん一刻の重要な面白さのひとつに、漫画全話レビューなどでも書いていますが、『会話の妙』が挙げられます。もう少し細かく書くと、重要なキーワードが1つか2つ抜けているだけで、話し手と聞き手で全く別の意味になってしまうこと。これがめぞん一刻の会話の妙です。

 

このめぞん一刻の会話の妙が早くも1話目にして登場。

 

五代「管理人さんの歓迎会ですか?」

四谷「ええ、どうせここの住人は暇人ばかりですから」

五代「暇なのはあんただけですよ、仕事なにしてるんですか?本当に仕事なにやってるんですか?」

四谷「教えたげません、すぐひがむ五代君は不参加…と」

五代「誰が不参加ですか?」

四谷「複雑な人ですね、君は」

五代「ただし、途中で抜けさせてもらいます、明日は模擬試験ですから」

 

この会話は面白くて、四谷さんは五代君の部屋で歓迎会をやると思って話しをしています。しかし、五代君は他の部屋で歓迎会をやると思って話しています。だからこそ、五代君は「途中で抜ける」と言っているんです。四谷さんが歓迎会をやる場所を言わない。この『歓迎会をやる場所』とたった1つのキーワードが抜けただけで、話し手と聞き手は頭の中で全く違うイメージをしてしまい、なおかつ何故か会話が成立してしまうんです。これがめぞん一刻の面白さの肝で、今後あらゆるところに出てきます。

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これは緻密な計算で生み出された会話とは思えないので、センスのたまもののような気がします。めぞん一刻は非常に現実的な舞台とキャラなので、うる星やつらやらんまに比べて笑いを生み出すのは困難なはず。しかし、会話の応酬4,5回でこんな面白いことになってしまうんです。

 

めぞん一刻は不思議な舞台

第1話が終わりましたが、めぞん一刻の舞台は現実的なもので、ボロアパートとは言えその辺にある普通のアパートです。住人も変人が多いですが、宇宙人でもなければ幽霊でもありません。超能力もありません。ごくごく普通の人々です。

 

実はあまりにも現実的な世界なだけに特異です。ラブストーリーや一般的なラブコメならこのような超現実的な舞台やキャラもよくあります。しかし、めぞん一刻の初期はギャグに近いコメディなんです。それに加えて恋愛要素があり、突飛な話が満載なのに、こんな全てが現実に則しているのは珍しいです。

 

これだけ突飛な話にするなら、非現実的な要素を入れた方が楽なはずです。ところがめぞん一刻はそれを一切せず、あくまで超現実的な世界で話が進みます。

 

多くの漫画やアニメは、面白くするために日常では起こり得ないことを入れます。前述したように宇宙人だったり幽霊だったり、はたまた超能力があったり、強めの味付けがあります。しかし、めぞん一刻はその味付けが全くありません。

 

現代(連載当時)の日本であり、その辺にあるアパートであり、普通の人々の話です。味付けがないので、ここから料理して美味しいものを作るのは難しいはず。同作者のうる星やつらは宇宙人が出てくるので、宇宙規模の突拍子のない話ができました。らんま1/2は男が女に変身するので、ドタバタコメディが作りやすかったはず。しかし、めぞん一刻は1つも非現実的な要素がありません。素材(キャラクターや舞台)だけで果たして面白くできるのか…。まあ、とんでもなく面白いものができ上がったわけですが、それがめぞん一刻は凄いんです。

 

現実的な舞台とキャラクターだけに、そこにはまって感情移入したときのシンクロ率と言ったらもう…。

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今回の林原めぐみと立木文彦

めぞん一刻は林原めぐみさんのデビュー作でもあります。また、今では同じく大御所のちびまる子ちゃんのTARAKOさん、新世紀エヴァンゲリオンの碇ゲンドウ役の立木文彦さんも新人声優として出演。そして、回を追うごとに彼らの演じるキャラの重要性が上がっていくことが分かり、「ああ、ここで頑張ってだんだん認められていったんだな」とわかります。

 

林原めぐみさんなんて、デビュー当時は看護師をしており、声優と二足のわらじで夢を追っていた頃です。後半になると名前のあるキャラをやるようになったり、至る所でモブキャラに使われています。回を追うごとに評価され重用されていったことがよくわかる貴重な資料でもあります。

 

今回は第1話ですが、林原めぐみさんは五代君が一刻館住人の宴会に切れるところで、近所の住民の「何時だと思ってんのよ!」と言う明らかなモブキャラとしての登場。これが林原めぐみさんの声優としての第一声です。ちなみに、立木文彦さんもここで「ガキが引きつけ起こしちまっただろうが!」でした。今では大御所の貴重な下積み、新人時代です。

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EDは来生たかおの『あした晴れるか』

最初のED曲は来生たかおさんの『あした晴れるか』です。

 

めぞん一刻のテーマなのか、OPは朝や昼を描いたOPアニメで、EDは夕方、夕暮れから夜を描いたEDアニメです。この辺りはテーマが一貫しててわかりやすいですね。

 

原作漫画では

Aパートはほぼアニメオリジナル

 

総評

今回Aパートはほぼアニオリでした。漫画のさらに前の響子さんが引っ越してくる様子と、五代君が一刻館住人にオモチャにされて劣悪な環境であること。この辺りが詳しく描かれていました。また、漫画だと高橋留美子さんの絵柄もかなり劇画タッチに寄っていたため、今見るとかなり違和感を覚えるのですが、アニメの響子さん初登場はの絵柄はかなりマイルドになり、今見てもそれほど違和感がありませんでした。

 

響子さんがしていたPIYO PIYOエプロンなんかも特徴的で、めぞん一刻を象徴するアイテムになりましたね。

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