今回レビューするのは、LifeBasisさんの真空パック器『LJVS003W』です。
真空パック器は前から興味がありました。自炊をするので、ハンバーグや焼き肉なんか作り置きして冷蔵庫や冷凍庫に入れることはしょっちゅうです。ホームセンターに売っているプラスチックのパックに入れるのも良いのですが、大きさがあるためすぐにスペースがなくなってしまいます。
鮮度やスペースの節約などを期待して、今回は真空パック器を見ていきたいと思います。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【鮮度長持ち】空気の侵入を遮断することが、食品の酸化や腐敗、カビの発生から守り、鮮度を長持ちさせます。食物本来の鮮度や旨味栄養分などを逃さずに、美味しさはそのまま!食材を捨てることもなくなり、食費も節約できます。賢い主婦の必需品です!
- 【簡単真空パック】袋をセットしてタッチ式の操作ボタンで、強く押さずタッチだけで簡単真空操作に!シール機能のみの使用も可能で、手動でシール程度をコントロールできます。自宅で手軽に多彩な食材を、あっという間の真空パック!
- 【多彩な真空機能】乾き物と水分含有ものは真空パックできます。更に柔らかいものを真空パックにしたい場合も大丈夫!脱気ホースも付き、瓶詰の脱気もできます。多様な真空モードに応じて、肉・野菜・お総菜など食材を楽しく真空保存!
- 【スッキリ収納】様々な食材を真空パックすれば、庫内の収納スペースを有効活用できます。収納空間にたくさん入れても、スッキリ収納できます。取り出したい物をすぐ取り出せます。またニオイの強い食材もニオイ移りの心配がなくなり安全です。
- 【コンパクト&軽量】デザインは従来よりコンパクト!サイズは366x116x69mmで、重量は0.92Kgです。細長いボディで、軽くて、携帯にも保存にもとても便利です!レストラン・飲食店・研究機関・ご家庭など、様々な用途でご利用いただけます。
長所と短所
- ○食べ物を真空パックして鮮度を保てる
- ○簡単な操作
- ○15秒くらいで真空パックができる
- ○スペースを節約できる
- △音が大きい
- △袋のランニングコストが掛かる
- ×電源ボタンが無い
- ×説明書の写真が白黒で見づらい
外観
パッケージ外観
何のデザインも写真もない白い箱でした。
パッケージ内容
セット内容
- 真空パック器
- 脱気ホース
- 電源コード
- 専用袋×10
- 取扱説明書
写真と動画
外観
真空パック器は重そうに見えますが結構軽いです。
ボタンはタッチ式です。英語で書いてありますが簡単です。『VAC』は脱気(真空)、『SEAL』は熱で封をするという意味です。
付属品。
説明書は日本語単独の物です。
動画
使用した感想
これまでは、ホームセンターで売っているようなプラスチック容器に、作り置きした焼き肉やハンバーグを入れ、冷蔵庫や冷凍庫に保存していました。これはこれで勿論便利なのですが、鮮度の問題やスペースの問題で、もう少しなんとかできない物かと思っていました。そこで今回真空パック器を使用したのですが、これらの問題が解決しました。
ただ、真空パックするための袋を別途購入しなければならないので、ランニングコストが掛かってしまいますが…。この辺りは、袋のランニングコストが掛かっても鮮度を保ちスペースの節約をしたいかどうか…ですね。ちなみに、袋はAmazonで購入すると、1枚9円ほどです。
使い勝手ですが非常にシンプルでした。ボタン自体は英語なのですが、基本的に使用するのは『VAC SEAL』のみです。これは、袋の空気を抜いて熱で封をするという、いわゆる真空パックの標準操作で、ほとんどの人はこれだけで問題ないと思います。ちなみに、の胆は押し込んで操作する物理ボタンではなくタッチ式です。指先で軽くタッチするだけで操作できるので楽ちんです。
他にも『SEAL』(熱で封をする)、『VAC』(脱気)などがありますが、説明書を読めば簡単に理解できます。私はサクサクと簡単に使用したいので、前述したように『VAC SEAL』のみしか使用していません。
今回、私は初めて真空パック器を使用したので、1から100まで使い方がわかりませんでした。説明書を読んだのですが、正直なところ、写真は白黒で色が潰れているので、どのように袋を入れて良いのかわからずにネットで真空パック器の動画を見て理解しました。袋は透明なので白黒だとどこからどこまでが袋なのかわかりづらいんです。写真にするよりも絵の図解にした方がわかりやすいと思います。カラー写真ならすぐにわかるんでしょうけどね。
まずは両脇に蓋を開ける丸い物理ボタンがあるので、それを押して蓋を開けます。
蓋を開けると中には2つのストッパーと、1つの脱気口あります。ストッパーはその名の通り、ビニール袋をここまで入れてくださいとのガイドです。袋の開封口をここまで差し込みます。そして、脱気口は穴が空いた円柱状の物です。ここから空気を吸い出します。そして、これらがある部分は周りがゴムで囲まれており凹んでいます。ここにこの範囲に袋の開封口を置くと、脱気口から空気を抜いてくれるという仕組みです。
電源ですが、コードは本体後ろに差し込むところがありました。台所という湿気が多く、料理で跳ねたりすることを想定されているからか、差し込み口はゴムで蓋ができるようになっていました。ただ、電源ボタンがありませんでした。電源コードを入れると勝手に電源オン状態になり、抜くとオフになるという仕組みです。ここは本体に電源をオン、オフできるボタンが欲しかったです。毎日のように使用する方の場合、電源コードの脱着が面倒となってしまいますし、指しっぱなしで良いとしても、LEDランプが点灯しっぱなしなのでッキになります。
対策としては別途手元スイッチを購入して、電源スイッチを自分で作ることでしょうか。白色LEDが常時点灯しっぱなしであることを気にしないなら、電源コードは挿しっぱなしでも良いとは思います。
裏はゴム足が四隅にあって安定していました。袋を入れる時にズレるなど、不便さはありません。
専用袋の脱気ホースも付属しているのですが、私は使用しませんでした。
実際に真空パックを作ってみたところ、きちんと空気が抜かれて、食材が真空でパックされました。使用したのはすぐに色が変わってしまって傷みが早いマグロの刺身です。まずは袋に普通に入れます。
そして開封口を前述のように真空パック器に差し込み、蓋をカチッとしっかり音がするまで閉じ、『VAC SEAL』をタッチ。これだけで真空パックができました。非常に簡単です。
何より良かったことは、15秒程度で真空パックができることです。こんなに短い時間で真空パックにし、熱で封を閉じる作業ができるとは思いませんでした。真空パックができると自動で運転が止まって静かになるのですが、10秒~15秒で運転が止まったので、本当にできたとは思えず、「あれ?できたのか?」と疑ってしまいました。恐る恐る蓋を開けてみると、しっかりと空気が抜かれており、封も熱でしっかり閉じられ、手で引っ張っても全く空くことはありませんでした。写真では見づらいかも知れませんが、きちんと横一線に熱で封が閉じられています。
ただ、仕方がないのですが音は五月蠅かったです。例えるならドライヤーの弱と言ったところでしょうか。前述したように短時間で終わるので気にはなりませんが、決して無音とか静音ではありません。空気を吸い込むという特性上仕方がないのでしょう。
総評
真空パック器は前から興味があって、今回初めて使用したのですが、余りに簡単に操作でき、短時間でできたので驚きました。これだけ簡単に使えると毎日でも億劫になることなく使えそうです。
難点を書くと、電源ボタンが無いことと音が大きいことですね。電源ボタンに関しては、毎日使用するような方の場合、挿しっぱなしにするか、間に電源をオン、オフできる手元スイッチを噛ませるかのどちらかにするしかないと思います。動作音に関しては15秒程度でできるので、さほっど私は気になりませんでした。ただ、運転している最中はTVやラジオの音はかなり聞こえづらくなります。
総合的に見ると真空パック器事態が非常に便利なので、作り置きをする方や、スーパーなどで良く総菜を買いだめする方なんかは、非常に便利に使用できるキッチングッズだと思います。鮮度を保てるのは勿論、前述したように占有体積が一気に減るので、冷蔵庫にたくさん物が入るようになります。
こんな人にお勧め
- 作り置きをよくする人
- 総菜を良く買う人
- 冷蔵庫や冷凍庫のスペースを節約したい人
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