アニメ全話レビュー「機動戦士ガンダム 第36話「恐怖! 機動ビグ・ザム」」

あらすじ

機動戦士ガンダム

ソロモン攻略戦の中、ミライはGファイター被弾のため一時帰投したスレッガー中尉を出迎える。彼女の涙にすべてを悟ったスレッガーは、母親の形見と称する指輪を託す。そして二人は唇を重ねるのだった。その後、ソロモン放棄を決意したドズル中将は、モビルアーマー“ビグ・ザム”で連邦軍主力艦隊への特攻を開始する。

 

見どころ

  • スレッガー特攻
  • ドズルの執念

 

初登場人物

ジオン軍
  • バロム

 

死亡登場人物

連邦軍
  • スレッガー・ロウ

 

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ジオン軍
  • ドズル・ザビ

 

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はじめに

今回はジオンの重要な防衛戦ソロモンが落ちる回です。また、ガルマに続きザビ家の将校ドズルや、ホワイトベースの兄貴分スレッガーも死んでしまいました。

 

ビグ・ザムは凄かったんですけどね。如何せん1機ではどうしようもありませんでした。

 

放送内容

ブライトの思いやり

ミライは何故か…と言うかスレッガーに引っぱたかれて惚れてしまったため、ブライトは気を遣い操舵手を交代させ、出撃するスレッガーの所へミライを行かせました。ブライトの思いやりなのでしょうが、私情でホワイトベースの操舵手を変えるというのはどうしたものか…。

 

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しかしこれブライトは賭けですよね。懐の大きさを見せてスレッガーの所に行かせ、もしこのままスレッガーとくっついたらそれでブライトお役御免ですからね…。結果的にスレッガーが死んで退場したからミライとくっつけたものの…。

 

ちなみにこのミライとスレッガーのラブシーンですが、子供はどんな気持ちで見ていたのでしょうね。私の子供の頃の記憶を辿ると…全く印象に残っていませんでした。MS格好良いとか、アムロ凄いとかは子供の心にしっかり残っているのですが、このシーンは完全に子供の頃の記憶から抜け落ちていました。つまり、子供には理解不能だったので、完全に消し去ってしまったんでしょうね。子供の脳なんて覚えられる容量に限りがありますから、アニメを見て隅から隅まで覚えているなんてことはまずありません。面白いシーンを記憶の引き出しにしまい、つまらないシーンや意味不明なシーンは脳から閉め出してしまうんでしょう。

 

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ビグ・ザム量産の暁には

ビグ・ザムはガンダム史上初のIフィールド搭載機です。勿論この当時Iフィールドなんてしゃれた名前はありませんでしたが、ビームを屈折させ無効にする防御システムとしてはこのシーンが初出ですね。

 

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戦艦をも軽く撃沈させる尋常ならざる攻撃力とその異様な風体、特にどことなくセクシーに見える足が印象的です。

 

スレッガー神風の意味

ビグ・ザムにはビーム兵器が効かない、ならどうしよう、実弾武器だとの流れなのですが、スレッガーはいとも簡単にビグ・ザムに撃破されてしまいました。しかも別にスレッガーが特攻を仕掛けなくても、結局ダメージを与えたのはガンダムのみで、スレッガーの意味があまりなかったような…。これが劇場版では、きちんとスレッガーが特攻したことによりビグ・ザムにダメージを与えており、Iフィールドを無効化する役に立っているんです。ただし劇場版では「スレッガーが特攻する意味」の説明や描写が不足していて、何故特攻したのかの理由がいまいち伝りづらいんです。

 

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スレッガーが特攻する意味がきちんと説明されているものの、特攻の意味がなかったテレビ版が良かったのか、はたまたスレッガーが特攻する意味の説明がいまいち不足しているものの、きちんとビグ・ザムのIフィールド無効化に役立ち死んでいった劇場版が良いのか難しいところです。

 

個人的には死んだことに意義があった劇場版の方が判定で良いかなと。

 

ドズルの怨念

ビグ・ザムガンダムにやられ、爆発するまで秒読みとの段階で、ドズルは死に怯えて取り乱すでもなく、機関銃を手にとってガンダムに乱射し、まだ戦う気概を見せていました。この異常な怨念とでも言うか執念とでも言うか…。

 

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おわりに

最後の1枚絵でソロモンの状況がよく分かります。特に作中ソロモンが落ちた説明はないのですが、ソロモンの周りが連邦だらけのこの絵でソロモンが落ちたことがわかります。

 

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全部セリフで状況を説明してしまう場合が邦画でよくあるのですが、折角の映像メディアなのですから、こうやって絵的に表現して欲しいんですよね。そういう意味で最後のシーンは良かったです。

 

こんな人にお勧め

 

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