目次
あらすじ
建築家・桑野信介は、仕事の評価は高く、ルックスも悪くない。しかし、皮肉屋で偏屈な性格から、女性や結婚に対して嫌悪感を示し、40歳になるまで独身の「結婚できない男」であった。高級マンションに一人暮らし、一人きりで食事をして買い物をするという、気ままな独身生活を楽しんではいるが、どこか空しさも感じ始めていた。
今更見たら面白かった
先日CSで放送していたので今更ですが全部見ました。
面白かった…。海外ドラマ信者と言うわけではありませんが、やはり掛けられる予算や技術の面で、どうしても海外ドラマの方が面白く、クオリティの高いドラマが多いと思うのですが、それでも日本のドラマでこうやって面白いと思えるドラマがあるのは嬉しいです。
俳優が素晴らしい
阿部寛はトリックの頃から好きだったので、今回見ようと思ったのは阿部寛主演ドラマだからでした。正確に言うと、PC録画のキーワードで、「阿部寛」を入れているので、阿部寛出演のドラマや映画があると勝手に引っ掛かるので、それで録画したわけですが、そのキーワード設定をしておいて本当に良かったです。
阿部寛の他にも、夏川結衣も美しい。国仲涼子も可愛い。高島礼子もピッタリ。みんな填まり役でした。
ミニマムな世界
このドラマは、阿部寛個人のの建築事務所、阿部寛のマンション、夏川結衣の病院、建築現場の主に4箇所で話が展開します。非常にコンパクトに収まっているドラマで、世界の広さを感じさせるような壮大なドラマとは対極にあります。しかしこれが却って物語をシンプルにわかりやすく、阿部寛の生活をメインテーマにしていることがわかり、非常に見やすいドラマとなっていました。
1人でいることの快適さを面白く描く
このドラマは、基本的に独身男性あるあるですね。1人で焼き肉に行けるか?、1人で好きにお金を使いたい!、1人での時間の過ごし方、などなど。
日本のドラマの方向性
少し大袈裟な話になりますが、日本のドラマの方向性って基本こういう方向で良いんですよね。
海外ドラマは、最初から世界展開を念頭に入れているので、1話に1億円使うなんてドラマもあり、ハリウッド映画で培ったノウハウもあるので、とてもじゃないですが同じ土俵で勝負しても敵いません。また、同じ土俵で勝負する必要もありません。
そのようなことを考えた場合、低予算で済むこう言った人間の面白さを描く、ちょっとコミカルチックなドラマの方向性は、勝負する方向として間違っていないと思います。ただ、こう言った人間の面白さや会話のテンポ、会話の面白さを描く場合、一歩間違うととんでもなくつまらなくなるので、その辺はセンスが非常に必要になるのですが…。この方向で行って大コケしたドラマは数知れませんからね。
こんな人にお勧め
- コミカルな人間ドラマを見たい人
- 阿部寛が好きな人
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