今回レビューするのは、KEECOONさんのベビーカメラです。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【5.0インチ画面表示&HD1080P解像度】:1080P、200万画素のカメラは高画質映像を実現できます、大画面でより見やすく進化しました。カメラ(1080p)とモニター(480p)とも録画できますが、カメラで録画したビデオはMP4形式で高解像度は1920*1080で、モニターの上で放送することができませんが、TFカードを取ってきてコンピュータで再生することができます。高解像度録画を再生できるようにカメラで録画をお勧めます。モニターで録画したビデオはAVI形式で解像度は800*480で、モニターの「ビデオ再生」で再生できます。コンピュータで再生する場合は弊社の専用のプレーヤーで再生できます。詳細情報は取扱説明書の14ページにご参考ください。ご注意:録画機能はマイクロSDカード(別売り、最大128GBまで対応)をは入っているしか設定できません。
- 【双方向通信&音声検知機能】:モニターから離れている赤ちゃんに話かけてあげることができます。起きたばかりの不安な赤ちゃんをママの声で安心させてあげることができます。泣き出した時などの赤ちゃんの変化を逃げず、自動的にモニターを起動します。地域の2.4GHzワイヤレステクノロジーを搭載してベビーカメラに接続します、安定した干渉がない、より鮮明なリアルタイムビデオを提供します。
- 【ミュージック(子守唄)&ナイトビジョン】:カメラから子守唄を流して、赤ちゃんに聞かせることができます、赤ちゃんの状態に合わせて唄の音量も調整できます、赤外線暗視機能が搭載されており、赤ちゃんを寝かしつけた後の真っ暗なお部屋でも赤ちゃんの様子を赤外線でしっかり確認できます。
- 【フィーディング時間設定&温度警報】:時間ごとのタイマー設定可能です、数時間おきの授乳には最適です。疲れたママの小休止や、パパとの交代設定などに便利です。温度アラーム機能搭載、カメラ周囲の温度が設定範囲外になると、アラート音でお知らせする機能です。風邪や熱中症状予防に便利です。
- 【パンチルト機能】:本製品のカメラは水平355度と垂直120度の範囲でレンズを回られ、全方位の視野を提供し、死角のない程広い撮影範囲になります。パノラマ画面でクリックしたら見たい場所を簡単に見ることができます。
長所と短所
- ◎子供、ペット、高齢者を見守れる
- ◎専用モニター付き
- ○使い方が簡単
- ○フルハイビジョン撮影の高画質
- ×専用ソフトをインストールしないとPCで動画が見られない
- ○双方向音声通話ができる
- ◎多機能で色々なことができる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
ベビーモニター。
専用モニター。
USBアダプター×2。
USB Type-C×2。(長さ違い)
壁止め用マウンター。
壁止め用のネジとストッパー。
説明書。日本語単独の物。
動画
使用した感想
◎子供、ペット、高齢者を見守れる
このネットワークカメラは、ベビーモニターと説明があるように、赤ちゃんを見守ることに特化した物です。とはいえ、普通のネットワークカメラや防犯カメラと同様の使い方もできます。高齢者やペットの見守り、店舗の防犯カメラ、玄関での対応の録画などです。
大きさは片手で簡単に握れるほどですし、千円札と比較クしても小さいことが分かります。また、ペンギンのような形になっており、人に圧迫感を持たせない可愛い外観をしています。
大きさは幅約10cm×奥行き約12cm(アンテナ込み)×高さ約13cm。重さは218.0g。小型軽量で置き場所を取りませんし移動も楽にできます。
これだけ小さくて軽いので、その辺にポンと置いても違和感がありませんし邪魔になりません。小さい机やTV台の隅にでも置けます。また、後述しますが配線が必要なケーブルはUSB Micro Bケーブル1本だけです。配線の少なさからも置き場所を選びません。
専用モニター付き
ネットワークカメラだとスマホとWi-Fiで接続する必要があるので、こちらは厳密にはネットワークカメラではりません。カメラとモニターが1対1で繋がるタイプで、Wi-Fiもスマホも必要ありません。
モニターも片手で持てるくらいコンパクトで邪魔になりません。千円札と比較しれもそれほど違いはないほどです。
大きさは幅約16cm×高さ約10cm×厚さ約1.51cm。重さは260.5g。こちらもカメラと同様小型軽量なので机の隅に置いておけます。
モニター背面には収納式のスタンドがあり、これを取り出すことで画像のように起立させることができます。角度は1種類なので選べません。
アンテナも丈夫に収納されており、伸ばすことで受信感度が増すようになっています。ただ、私の環境の場合、距離10mの同じ階で設置したところ、アンテナを伸ばさなくても全く問題なく映像や音声を受信することができました。
このモニターにはUSB Type-Cケーブルで給電します。また、内蔵バッテリーがあるので、ケーブル無しでの使用も可能です。つまり、いつもは部屋で見ているこのモニターを、台所で作業するときは単独で持って行って使用することができます。
○使い方が簡単
使い方は非常に簡単です。というか説明もいらないほどです。前述したようにネットワークカメラの場合、Wi-Fi経由でスマホと接続するため、Wi-Fiの設定などでアカウントを登録したり、パスワードを設定したり、面倒な作業をしなければならない場合が多いです。機械に疎い方はここでつまずく場合も多いと思います。
このベビーカメラは、ネットワークカメラのような設定は一切必要ありません。動画にもペアリングの様子をアップしていますが、下記の簡単な手順を行うだけです。
- カメラにUSBケーブルを差し込むと電源が入り、数秒後に音声アナウンスが流れて接続待機状態になる
- モニターにUSBケーブルを差し込み電源ボタンを長押しして電源のオンにする
- 10秒ほど待つと自動的にペアリングされる
つまり、自分で行う作業は下記になります。
- カメラにUSBケーブルを差し込む
- モニターにUSBケーブルを差し込む
- モニターの電源ボタンを長押して電源を入れる
説明がいらないほど接続は簡単といった意味が分かると思います。
ネットワークカメラの場合、USB端子とLAN端子などが背面にあるのですが、こちらはWi-Fiやネットワークを使用しないので、背面にはUSB Micro B端子しかありません。その代わりアンテナがあります。
底には三脚用のネジ穴があります。一般的なカメラ三脚が取り付けられます。
カメラの下部分、形的に表現すると首の部分にはMicro SDカードを入れるスロットがあります。
カメラには丈夫に収納されたアンテナ、電源ボタン、VOXボタン(音声検知のオン、オフ)があります。また、右側面にはUSB Type-Cポート。逆サイドの右にはMicro SDカードスロット。
少し変わったところとしては、カメラはUSB Micro Bで、モニターはUSB Type-Cだということ。できればUSB Type-Cに統一して欲しかったです。
コントロールボタンは右に集中しています。アイコンも分かりやすいので扱いやすいです。
ネットワークカメラは便利なのですが、Wi-Fiでの接続がややこしく、それで敬遠している方も少なくないと思います。しかし、こちらはカメラとモニターが1対1となっており、前述のようにペアリング(接続)がびっくりするくらい簡単でした。機械に疎い方もなんら問題なく使用できます。この簡単さで詰まることはないはず。
○フルハイビジョン撮影の高画質
録画画像はフルハイビジョンの1920×1080です。ただ、注意すべき点としては、これはカメラ側で録画した場合のことです。カメラとモニター両方にMicro SDカードが入ることからもわかると思いますがどちらでも録画できます。そして、モニター側で録画した場合は720×480の録画になってしまいます。
画質は落ちますが、利便性でいったらモニター側で録画した方が便利です。カメラ側で録画しても、その動画をPCにでも移す場合、いちいちカメラの場所に行ってMicro SDカードを取り出さなければなりません。一方、カメラ側で録画すれば、手元にあるモニターからMicroSDカードを取り出すだけなので簡単なんです。そもそも、ベビーモニターの動画をわざわざPCに移す必要もないと思いますけどね。
×専用ソフトをインストールしないとPCで動画が見られない
PCで録画したファイルを視聴するには専用のソフトをDLしなければなりません。これには抵抗がある方も少なくないはず。
下記HPにアクセスしてソフトをDLします。
真ん中のリンクをクリック。
その後上のリンクをクリック。
ウイルスチェックを掛けましたが問題ありませんでした。
パスワードはマスクされていますがadiminです
専用ソフトのメイン画面。左のフォルダー一覧に再生可能なファイルが出てきます。クリックすると4分割された画面の中右上に動画が再生されます。
再生された画面をダブルクリックすると画面が一杯に広がり見やすくなります。
○双方向音声通話ができる
カメラにもモニターにもマイクとスピーガーが付いているので、双方向の音声通話ができます。ただ、ネットワークを介したIP通話のようなものなので遅延は感じました。0.2~0.3秒くらいでしょうか。まあ、ベビーモニターの特性上、電話のようにずっと会話をするわけではないので問題ないとは思います。
スピーカー音量などはモニターの設定から任意にできます。音が小さすぎることもなく普通に会話できました。
◎多機能で色々なことができる
見守りカメラとしてだけではなく、その他にも色々な機能が搭載しています。これまで振れた事も含めて主に下記のことができます。
- 双方向音声通話
- 温度警報
- 音声検知
- 目覚まし時計(フィーディング)
- 音楽再生(8種類)
双方向音声通話は触れましたが、その他に温度警報なんて機能もあります。これは、設定した温度の範囲外になったら警告をしてくれるものです。例えばエアコンを付け忘れ、夏場30度を超えてしまった。逆に冬に18度を下回ってしまった。そんなときに警告してくれます。
音声検知機能もあります。これは、カメラを置いてある場所で一定以上の音が出たら、前述の温度警報と同じようにモニターに知らせてくれる機能です。音声検知の感度は、LOW、MEDIUM、HIGHの3種類から選択できます。もちろんオフにすることもできます。これはどう使うかというと、赤ちゃんの泣き声が出たとき…などですね。
フィーディングもあります。説明書では目覚まし時計と書いてありますが挙動からすると少し違います。『何時間後にアラームを鳴らす』とのものです。例えば3時間ごとにミルクをあげるとか様子を見に行くとかです。
ユニークな機能としては音楽再生機能があります。8種類の音楽から選んでカメラやモニターから音を出す機能です。歌とはなっていますが声のないBGMとなります。これは繰り返しなどの設定もできます。
赤外線カメラ映像もあります。首位が暗くなると自動的に検知して切り替わります。切り替わる際はカチッと音が出て、カメラ回りの赤い赤外線ライトがうすぼんやり点灯します。
真っ暗で明かりが全くない状態でもハッキリくっきり白黒撮影ができました。
以上のように、見守りカメラとして色々なことができる多機能な物です。
総評
カメラとモニターがセットになっているので、スマホやWi-Fi環境は一切必要ありません。カメラとモニターが直接無線で繋がり、映像や音声を見ることができますし首振りなどの操作も自在にできます。ただ、デメリットとしては外で映像を確認できないことです。あくまで家の中のある部屋から他の部屋を見守るためのカメラになります。
内蔵バッテリーがあることも良かったです。いつもカメラを置いてある部屋から離れる場合でも、カメラのみを持って行けばそのままモニターとして使用できます。いっときたりとも目が離せない赤ん坊や高齢者の見守りカメラとして優秀な機能です。
こんな人にお勧め
- 機械に疎くてネットワークカメラの設定に自信がない人
- 簡単に見守りカメラを使用したい人
- 内蔵バッテリーがあり単体で使用できるモニターが人
- 赤ん坊や高齢者を細かく見守りたい人
関連リンク
この記事と関係のある商品