今回レビューするのは、KAONEOさんのワイヤレスイヤホン『KAONEO-Z01』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【Bluetooth4.2・高音質・CVC6.0ノイズキャンセリング搭載】Bluetooth4.2を採用し、ほとんど(99.9%)のbluetooth デバイスに対応でき、速く安定にペアリングできます。また、最高音質で低遅延、高品位な音質が得られるだけでなく、ワイヤレスイヤホン/ワイヤレスヘッドホンの難点である音の遅延も小さく抑えられ、高音質のステレオオーディオをお楽しみいただけます。更にCVC6.1ノイズキャンセリング搭載し、雑音を消し、相手の声が聞き取りやすくなります、相手とクリアな通話を実現できます。
- 【収納と充電一体式充電ケース付き】充電ケースでも充電ケーブルでもワイヤレスイヤホンに充電可能。イヤホンを紛失防止だけではなく、同時に繰り返し充電もできます。充電ボックスは大容量バッテリー内蔵されていますので、電量不足を心配せず、ご安心して使用いただきけます。
- 【左右分離式・片耳でも両耳でも対応】TWS技術により左右完全独立ワイヤレスを実現。左右をつなぐケーブルもない完全独立のワイヤレスステレオイヤホン。光学センサーとモーション加速度センサーにより耳への着脱を感知。両耳でも、片耳だけでもセンサーが感知して音楽を再生します。 人間工学に基づいたデザイン、耳の上部にフィットする。運動、運転、オフィス、デートする中、イヤホンが外れることがありません。
- 【軽量快適】重量はわずか6gの軽いボディ、長時間の装着でも重たい感や耳に引っばる感じはありません。人間工学による、しっかりしたデザインで耳にフィットし、落ちにくいで、長くかけても耳に圧迫感を与えません。そして、耳に合わせるデザインでしっかり固定できます。完全にハンズフリーでトレーニング、ジョギング、ドライブ、ウォーキング、デスクワーク、作業中、通勤、通学、DVD鑑賞、電話会議など、ミュージック、通話をエンジョイ可能です。
長所と短所
- ○セパレートタイプなので完全コードレス
- ○アップル純正品とそっくりのスタイリッシュな外観
- △ケースから取り出しても自動で電源が入らない
- ◎音質が非常に良い
- ×バッテリー持ちが音楽再生で2時間程度と悪い
- ×曲や音量の変更をイヤホンからできない
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- イヤホン(バッテリー容量40mAh)
- ケース(バッテリー容量500mAh)
- USBケーブル
- USB-ACケーブル
- 説明書(日本語)
同梱品は写真の物で全てになります。
イヤホンはアップル純正品のようなスタイリッシュな形状。
ケース兼充電器。
スマホでも使用される一般的なMicro BのUSBケーブル。
イヤホンを直接充電できる特殊なUSB-ACケーブル。
説明書。ペラ紙1枚ですが完全日本語版です。
動画
スペック
Bluetoothバージョン | 4.2 |
通信距離 | 10m |
ノイズキャンセリング | QVC6.0 |
イヤホンバッテリー容量 | 500mAh |
ケースバッテリー容量 | 40mAh(片方) |
バッテリー持ち | 待ち受け:240時間、音楽再生:1.5-2時間 |
イヤホン充電時間 | 約50分 |
ボタン操作 | 一時停止、再生、受話、切断、通話拒否 |
イヤホン重量 | 4.3g(片方) |
イヤホンサイズ | 幅1.7cm×高さ4cm |
ケース重量 | 48g(イヤホン込み) |
ケースサイズ | 幅5.8cm×高さ6.2cm×厚さ2.5mm |
付属品 | イヤホン、ケース、USBケーブル、日本語説明書 |
使用した感想
○セパレートタイプなので完全コードレス
このイヤホンは、左右のイヤホンが独立したセパレートタイプなので、首に当たるコードがなく快適に装着できます。
重さは左右両方のイヤホンで8.5g。片方で4gちょっとですね。非常に軽いです。耳の負担にならずに痛くなりませんでした。
ケースにイヤホンをセットした状態での重さは48.5g。こちらも軽量ですし小さいので、胸ポケットに入れても問題のない物でした。
○アップル純正品とそっくりのスタイリッシュな外観
形状はアップル純正品のイヤホンとそっくりです。と言うか全く同じですね。イヤーチップやイヤーフックは無く、そのまま耳の穴に押し込み、棒状の物が耳からぶら下がる格好になります。
驚くのはこんな単純な形状なのに、耳にピッタリとはまって全く落ちそうにならないことです。非常に良くできた形状なんだなとわかります。
△ケースから取り出しても自動で電源が入らない
Amazonの説明には、ケースから取り出すと自動で電源が入るようなことが書いてありました。しかし、実際に使用して見るとケースから取り出しても電源が入らず。自分でイヤホンのボタンを押して電源を入れる必要がありました。
逆に、イヤホンをケースにセットすると電源は自動でオフになります。
◎音質が非常に良い
このイヤホンで最も良かったのは音質が良かったことです。正確には音質言うより音の広がりです。左右のイヤホンをして両耳イヤホンとして使用すると、音の広がりとか奥行きとかが凄かったです。イヤホンとは思えないほどしっかりしていました。当然ですがきちんとステレオ音声で聞けます。
また、左右両方とも片耳イヤホンとしても使用できます。この写真を見ると分かるように、2つ『F10_TWS』がありますよね。上が両耳と右で、下が左です。できれば識別しやすいようにLR等の識別文字が付与されていればなお良かったですが致し方ありません。
ペアリング方法ですが、下記のようになります。
【両耳イヤホンとしてペアリングする場合】
- スマホ等のBluetooth機能をオンにする
- イヤホンの左右両方を順次マルチファンクションボタン長押しでペアリング状態にする
- スマホ等の端末で出てきた『F10_TWS』を選択する
電源を切る場合はどちらか片方の電源をオフにすると両方の電源がオフになります。または、ケースにしまうと自動的に電源がオフになります。
【片耳イヤホンとしてペアリングする場合】
- スマホ等のBluetooth機能をオンにする
- イヤホンの左右どちらかのマルチファンクションボタン長押しでペアリング状態にする
- スマホ等の端末で出てきた『F10_TWS』を選択する
ちなみに、2回目以降のペアリングは、(2)までの操作をすれば自動的に接続されます。また、スマホ等のBluetooth機能をずっとオンにしているのであれば、(1)の操作は必要ありません。さらに、片耳イヤホンとして使用しているときに、もう片方のイヤホンの電源をオンにすると、自動的に両耳イヤホンとして際ペアリングされます。
ケースから取り出すときに自動的に電源がオンにならないと前述しましたが、それでもペアリング操作はこれだけ簡単でした。
×バッテリー持ちが音楽再生で2時間程度と悪い
イヤホンのバッテリーは音楽再生で2時間ほどしか持ちません。このようなセパレートタイプのイヤホンは、3時間程度は持つ物が多いので、これは明らかに同タイプと比べて弱点となります。前述したように、音質、音の広がり、奥行きが素晴らしく、装着感も良いので、この部分だけが残念でなりません。逆に言えば、音楽再生のバッテリー持ちが2時間でOKとの方なら、それ以外は素晴らしいのでお勧めできます。
ケースはUSB底に受電ポートがあり、ここに付属のUSBケーブルを差し込むことで充電できます。ケースのバッテリー容量は500mAhなので、イヤホンの40mAh×2を空から満充電まで6回ほど充電できることになります。ケースのバッテリー容量は十分です。
イヤホンの棒状の底にはAC充電ポートがあります。これはユニーク。
付属のUSB-ACケーブルを底の穴に差し込むと、ケース無しで直接イヤホンを充電できます。
×曲や音量の変更をイヤホンからできない
イヤホンにはマルチファンクションボタン1つしかありません。なので、曲や音量の変更はイヤホンからはできません。そのような操作がしたければ、音楽を再生しているスマホやPCを直接操作する必要があります。最近のセパレートタイプは、ダブルクリックで曲送りができたりするので、できればこれくらいは対応して欲しかったところ。ちなみに、このマルチファンクションボタンで操作できる事柄は下記になります。
電話機能 | 通話に応答 | 着信中に短押し |
通話を切る | 通話中に短押し | |
通話を拒否 | 着信中に長押し | |
音楽機能 | 再生 | 停止中、一時停止中に短押し |
一時停止 | 再生中に短押し | |
その他 | 電源オン | 電源オフ時に長押し |
電源オフ | 電源オン時に長押し |
総評
このユニークな形状に目がいき、イヤーチップやオヤーフックが無いので、きちんと填まるのか不安だったのですが、ビックリするくらいガッツリ耳の穴にはまり、全く落ちる気配がないほどしっかり装着できました。また、音質、広がり、奥行きが素晴らしかったです。音質重視の方にもお勧めできます。イヤホンとしての音楽を聞くとの機能は素晴らしいのですが、惜しむらくはバッテリー持ちですね。さすがに2時間は厳しいです。ここさえ許容できるなら、素晴らしいイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- セパレートタイプのイヤホンが欲しい人
- 耳が痛くならないイヤホンが欲しい人
- 左右両方とも単独の片耳イヤホンとして使用できる物が欲しい人
- 音楽再生でのバッテリー持ちが2時間で許せる人
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