今回レビューするのは、貝印さんの出刃包丁『AK-5074』です。
現在使用している包丁の切れ味が悪くなり、ノコギリのように前後にギコギコしなければ切れなくなってしまったため、今回新しい包丁を購入しました。手持ちのシャープナーで研ぐこともできるのですが、この包丁はもう軽く10年以上使用しているのでもう減価償却したかな…と。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- サイズ:29×5.1×2cm
- 本体重量:158g
- 素材・材質:本体/モリブデンバナジウム刃物鋼、ハンドル/POM(ポリオキシメチレン(ポリアセタール))ハンドル
- 生産国:日本
長所と短所
- ○片刃で切れ味が良い
- △重い
- ○取っ手が持ちやすい
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。出刃包丁のみで説明書や他の付属品は一切ありません。
動画
使用した感想
○片刃で切れ味が良い
この出刃包丁は片刃です。片刃と両刃のメリットデメリットは下記の通りです。
- 片刃のメリットは食材に当たる部分が少ないので断面が綺麗なこと、デメリットとしては素人だと真っ直ぐ切りづらく斜めになりやすい
- 両刃のメリットは包丁のちょうど真ん中が刃になっているので真っ直ぐ切りやすいこと、デメリットとしては切った際の断面がデコボコになりやすい
まず肝心の切れ味ですが、新品なので当然サクサク切れました。切れ味に全く問題なし。しかし、いずれどんな包丁も切れ味は鈍るので、シャープナーを用意しておくことをお勧めします。私は同じメーカーのkaijirushiシャープナーを使用しています。
これまでの包丁は前述の動画にもあるように、切れ味が明らかに落ちてきていたので、ギコギコ前後にノコギリのように動かして切らなければなりませんでした。これだとトマトのような柔らかい物だとグチャッと潰れて中身が飛び出ることもあり困っていました。しかしこの包丁の場合、1回向こう側から手前にスーッと引くだけでしたまで完全に包丁が通り、潰れることもなければ特段力を入れる必要もありませんでした。
片刃は素人には真っ直ぐ切りづらいとのことでしたが、特に注意しなくてもトマトを切って問題なく真っ直ぐ切れました。言満ちぬ見ると数ミリ斜めになっているのかもしれませんが、一般家庭での料理でそこまで真っ直ぐの精度を求める方もいないと思うので問題なし。
△重い
これまで使用していた包丁に比べると明らかに1段階重かったです。だから腕が疲れるとか、長時間持てないなんてことはありませんが、軽い包丁を使用していた方は最初違和感を感じるかもしれませせん。ちなみに重量はちょうど150gでした。
ただこの重さにもメリットがあり、安定して下にストンと落ちて切れるので、前述したように片刃ながら真っ直ぐ切りやすい要因にもなっているようです。トマトを切った際の感覚だと、上に包丁を乗せて軽く切れ込みを入れるとストンと下に包丁が落ちていく感じでした。
○取っ手が持ちやすい
取っての形状は六課系になっています。また、表面は写真のようにザラザラのワニ皮のような婦戸津野ある加工がされており、見ずに乗れた手で触っても滑らないような工夫がされていました。
持ち手の素材は木ではなくプラスチックなので、水に濡れて放置しても水を弾くので衛星で的です。六課系の形状も角が鋭角過ぎず出っ張りすぎていないので、強く握っても手が痛くなることはありませんでした。非常に持ちやすいです。
総評
新しい包丁なので当然ですが切れ味抜群です。ギコギコ前後にノコギリの脳に動かさなくても1回手間にスーッと引けば上から下まで刃が通って切れるのは久々の感覚で気持ちよかったです。このメーカーにはにはもっと上のシリーズもあるのですが、それだと刺身包丁と出刃包丁の2本で8千円を超えてしまうため、1つグレードを落とし、2本で5千円以下で購入できるこちらのシリーズを購入しましたが、値段以上に切れ味がよく使いやすいので満足しています。
こんな人にお勧め
- コスパの良い包丁が欲しい人
- 片刃の出刃包丁が欲しい人
- しっかりとした重さがあり安定感のある包丁が欲しい人
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