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かなり変な映画
婦人科医学のアレックス博士(シュワルツェネッガー)とラリー博士(デヴィート)は、流産の確率を減らすための画期的な新薬を開発した。しかし妊婦に新薬を試す許可を得られず、絶望するアレックス。そんな折、ラリーは研究所所長のノア(ランジェラ)から、卵子の低温保存を研究するダイアナ博士(トンプソン)が新しく赴任してきたと知る。そこでラリーは思いつく――実験に性別は関係ないではないか。早速アレックスを説き伏せ、ラリーは"ジュニア"と名付けられた卵子を使用してアレックスを妊娠させる。
ちょっと変わった…と言うかかなり変な映画です。
公開当時、「えっ?シュワちゃんが妊娠!?でもそれは映画の中のお話」と言うキャッチコピーがちょっと話題になりました。かなり印象に残るキャッチコピーです。
嫌悪感を感じる人もいるかも
男性が妊娠と言うことで、ちょっと異様な描写なんかもあって、生理的に受け付けない人がいるかも知れません。
実際、アメリカではこの映画に評価は余り良くありませんでした。ところが世界規模で見ると興行収入は1億ドルを超え、制作費6千万ドルから考えると十分なヒット作となっていて、評価の分かれる映画であることがうかがえます。
シュワルツェネッガーのコメディ適正
シュワルツェネッガーのコメディ適正って凄いです。筋肉映画ばかりではなく、ツインズでもそうでしたが、コミカルな役回りを見事に演じています。勿論それはあのムキムキの筋肉があってこその可笑しさなのですが、どちらにしろコメディ適正が高いですよね。
こんな人にお勧め
- シュワルツェネッガーが好きな人
- シュワルツェネッガーのコメディが好きな人
見終わった後に笑顔になっている映画
世の中には色々な映画があります。アクション全開の映画、頭を使った映画、泣ける映画。この映画はコメディなので、基本的にクスッと笑えるような話や描写が盛りだくさんです。そして見終わった後に自然と笑顔になっているそんな映画です。
見終わって笑顔になっている映画って好きです。陰鬱な映画ばかりでも、筋肉映画ばかりでも飽きますからね。なんでもバランスです。こういう映画を見るのも楽しいもんです。
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