シェア掛けに特化したイヤホン「JO-BE-01/Joly Joy」レビュー【PR】 評価はまだありません

  • 当サイトでは広告を掲載しています。
  • プロモーションが含まれる記事にはタイトルに【PR】を付記しています。

特徴

  • 最新のスタンダードv4.1で、A2DPをサポートします。ノイズキャンセル技術を利用して、聴きやすさや雑音の入ってこないてクリアな音質で楽しむことができます。
  • 長い航続時間持ち:通話時間は約7時間まで、スタンバイ時は最大約200時間までです。
  • 同時に二つ違いデバイスとペアリングでき、電話を応答しながら、音楽も楽しめます。とても便利です。
  • カナル型のデザイン:耳にしっかり固定できます。ジョギングなどの活動を使用するとき、ちゃんと装着でき、外れにくいです。
  • 12ヶ月保証、万が一商品不良のようでしたら、ぜひご連絡ください。

 

長所と短所

  • ○apt-x対応の高音質
  • ○ケーブル一体型のイヤーフック
  • ○7時間のロングライフバッテリー
  • ○マルチペアリング(2つまで)
  • ○USB端子カバーが開けやすい
  • △シェア掛け
  • ×電源をオフにすると音量がリセットされる
  • ×LRの文字が見辛い
  • ×ケーブルに癖が強い

 

はじめに

イヤホンの耳への装着の仕方の1つにシェア掛けなんてものがあるのですが、このイヤホンはそのシェア掛けをデフォルトにしていることがAmazon販売ページの写真からわかります。1つはそこに興味を惹かれました。

 

イヤホンはどこにも技術が行き渡り、革新的技術は登場しなくなっていますが、そうすると次に工夫して差別化を図れるポイントはどこかというと装着感なんです。各社いかにマウント力が強いのか、装着感が良いのか、耳が疲れないのか、はまたま防水性を謳うなど、音質以外の部分を競うようになっているように感じます。そしてこのイヤホンはそのような部分も面白そうだなと感じました。

 

外観チェック

化粧箱を開けたところ。白い化粧箱の中には黒い箱があります。

33742BC9

 

黒い箱の中には専用ポーチに入ったイヤホンがありました。

7E0D4A98

 

同梱品はイヤホン本来、専用ポーチ、USBケーブル、イヤーピース×6セット、、内側用イヤーフック×2セット、説明書。

04A9235D

 

イヤホン本体。イヤホン部分が非常にコンパクトです。

595608FA

 

イヤホン部分。非常に小さいので邪魔になりません。形状は典型的なカナル型です。

6E4C666C4C455383

 

コントロールパネル。一般的なボタンです。USB端子カバーは指で開けやすくて有り難いです。

C97CAE3C7E3D6133

 

豊富なイヤーピースとイヤーフック。これだけあればどれかは合うでしょう。

777E52E5

 

専用ポーチ。ファスナーを開けるとイヤホンが収納されています。

60B8F509ABC52529

 

説明書には日本語ページあり。操作方法やLEDの光り方により状態の説明などが書かれているので初心者も安心。

592EF5A6F85BB047

 

以上、外観チェックでした。

 

フラットな音質

音質にこだわる方ではないですし、聞き分けられる高級な耳もしていません。また、このようなイヤホンにそこまでの音質を求めていないので詳しいことは言えないのですが、今まで30個ほどイヤホンを使用してきた経験から書かせて貰うと、『癖のないフラットな音』だと思います。

 

重低音がズンズン響くわけでもなく、高音に広がりがあるわけでもないのですが、その分どんな音楽も問題無く聴けると思います。重低音がズンズン響きすぎると、私の場合頭が痛くなってしまうのですが、フラットな音質のおかげでそんなこともなく、長時間音楽を聴いても頭に響いて頭痛がすることはありませんでした。

 

apt-x

商品の説明には見当たらなかったのですが、このイヤホンは高音質規格のapt-x対応でした。対応しているタブレットでこのイヤホンに繋げたところ、きちんとapt-xで繋がりましたとのメッセージが出たので間違いありません。

 

apt-xとはなんぞやという方は、下記記事で少し説明しているのでご一読いただけると助かります。

 

 

簡単に書くと、CD音質並で音楽再生できる規格で、確かに貧乏耳の私でもハッキリ音質が良いのがわかるほどなので、あって損はない機能です。

 

ケーブル一体型のイヤーフック

このイヤホンの大きな特徴として、いわゆるシェア掛けが想定されていることだと思います。

 

シェア掛けは標準的なケーブルをダラッとたらすかけ方とは少し違い、ケーブルを耳の上から回すことでマウント力を強め、ずれたり落ちたりしないようにする掛け方なのですが、このシェア掛けが標準で推奨された作りになっています。

 

最初に装着したときはどうも装着感が悪く、シェア掛けするケーブルの硬い部分(実はイヤーフック)が、上にアンテナのようなピンと立ってしまい収まりが悪く戸惑ってしまいました。しかし、少しそのシェア掛け部分のケーブルを見てみると、他の部分のケーブルとは明らかに材質も硬さも違うことに気付き、もしかして…と思って弄ってみたところ、硬いゴムでありながら柔軟性がある素材で、グニグニと曲げて固定される変幻自在のイヤーフックでした。この素材は先述したとおり、シェア掛けする部分10cm弱だけなので、他は普通のケーブルとなっています。

A4C7CEA688021D0E

 

実はこのケーブルの一部違う素材の部分はイヤーフックなんです。説明書にもパーツの説明でそう書いてありました。ケーブルと一体型のイヤーフックなんですね。この発想はありませんでした。

 

このケーブル一体型のイヤーフックを自分の耳の外郭に沿ってグニグニ曲げると、自分の耳にピッタリ合ったイヤーフックになるので、それまでとは別物のようにマウント力も強くなり、装着感も良くなりました。このことを知らないとなんだこりゃってなるかも知れません。説明書にもこのように変形させるとのことは書いていなかったので…。ただまあ少し興味を持ってイヤーフック部分を見ればわかるとは思います。ちなみに、私は眼鏡をしていますが問題ありませんでした。

 

まずこのイヤホンを購入してすることは何かと言えば、このケーブル一体型のイヤーフックを自分の耳の形に合わせて曲げることです。そうすることで自分の耳にピタリと合ったイヤーフックができ上がります。また、このケーブル一体型イヤーフックの素材がグニグニ曲がるほど柔らかいので、イヤーフックと耳の外郭がぶつかって痛いなんてこともありませんでした。イヤーフックが硬い素材の物だと、ここにストレスが掛かって耳の外郭が痛くなってしまう物もあるのですが、そのようなことは一切ありませんでした。

64DA9A60

 

装着感抜群

先述したケーブル一体型の柔らかいイヤーフックのおかげで装着感が抜群でした。ここを弄る前は余りにも収まりが悪くてどうしようと思ったのですが、ケーブル一体型のイヤーフックをグニグニと曲げて自分の耳に合う形に変形させたところ、先ほどまでとはまるで別物のように装着感が良くなりました。

 

イヤーフックのあるタイプでは概ねそうなのですが、イヤーピースが奥に入りすぎないストッパーの役割もしてくれるので、マウント力を強めるために無理にグイグイ耳奧に押し込んで耳穴が痛くなることも防いでくれます。結構この効果は大きくて、イヤーフックのないイヤホンだと、より強いマウント力を求めてついグイグイ押し込んでしまうんです。

 

また、イヤーピースは標準で付属している物も含めると、なんと6種類の大きさがあるので、自分の耳に合ったイヤーピースが見つかると思います。ケーブル一体型のイヤーフックの装着感が抜群なので、そこまでここに精度を求めることはないとは思いますけどね。

 

電波強度の実験

電波強度を実験したところ普通ですね。5,6mまでは壁2枚、木のドア2枚を隔てても音楽が一切途切れることがありませんでした。また、その距離と状態で両耳を手で覆っても問題無し。ただし、この距離が8mになるとたまに音楽がブツブツ途切れることがありました。なので、部屋にタブレットやパソコンを置き、8,9m離れた場所で音楽を聴くとの使い方は若干厳しいかもしれません。

 

気になる点

完璧な製品などなかなかないので、最後に正直に気になる点をいくつか挙げていきたいと思います。

 

まず1番気になったのは音量が電源を切る度にリセットされること。音量は実際に確認すると0から22までの23段階あるようなのですが、電源を切るとこれが18にリセットされてしまいます。つまり、電源を入り切りする度に音量は18になっているので、再生端末の音量を大きくしている場合、いきなり大音量でこのイヤホンから音が出るのでびっくりしてしまいます。また、これが人が多い電車やだったり、静かな店内だった場合壮大な音漏れが…。このイヤホンを標準で使う場合、音楽を再生させる端末の音量設定は気を付けなければなりません。音量は以前のものが記憶されていれば良かったんですけどね…。

 

もう1つ細かい事ですが、イヤホン部分の左右を判別するLRの文字が非常に見辛いです。一応、右側の方のケーブルにコントロールパネルがあるのでそれで判別はできるのですが、もう少しイヤホン部分のLRの文字が見やすければ良かったかなと。文字色を違う色にするだけで良いんですけどね。

 

最後にケーブルの癖の強さ。箱から取り出したとき、ケーブルに癖が付いていて波打っていました。しっかりしたケーブルで断線しないようにしているのかもしれませんが、今まで使ってきた他のイヤホンのようにケーブルが綺麗に垂れることはないと思います。気になる人の場合、この癖が付いたケーブルが首の後ろで存在感が出てしまうので嫌がるかもしれません。

476AE1B3

 

総評

このイヤホンは少し変わった装着法で、標準でシェア掛けするような作りになっていました。また、そのシェア掛けする部分のケーブルがケーブルと一体型のイヤーフックになっており、この部分はグニグニ自由に曲げたり伸ばしたりできるので、自分の耳の形にフィットしたイヤーフックの形状に自在に変形可能で、マウント力、装着感供に素晴らしかったです。ただ、一方では電源を切る度に音量がリセットされてしまうことやケーブルの癖の強さが気になるところではありました。

 

総合的にはこの気になるところが許容できれば、今まで私が使用してきた30個ほどのイヤホンの中で1,2を争う装着感の良さなので、装着感の良さを求める人にはお勧めできると思います。

 

こんな人にお勧め

  • シェア掛けをする人
  • フラットな音質が良い人
  • apt-x対応イヤホンが欲しい人
  • 装着感の良いイヤホンが欲しい人

 

関連リンク

 

この記事と関係のある商品

評価をお願いします