今回レビューするのは、HUAWEIさんのスマートフォン『nova lite 3』です。
今回は全3回ほどレビューする2回目となります。2回目の今回は実際に1日ほど触ってみて感じたことをザッと見ていきたいと思います。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
スペック
ファーストインプレッション
最初に感じたことのまとめ
- 6.21インチの大型サイズながら縦型なので扱いやすい
- 2360×1080のフルハイビジョン以上の解像度で画面が綺麗
- 一通り操作して重さは感じない(3Dゲーム以外)
- タッチ精度も感度も問題ない
- 心配していたOSは普通のAndroid
- Google Playでのアプリのインストール問題なし
- 指紋認証は爆速
- 顔認証はほぼ認識せず
- Bluetooth接続問題なし
- GPS精度問題なし
- SIMカードを入れるとプリセットにある場合自動的に選択され設定要らず
6.21インチの大型サイズながら縦型なので扱いやすい
このスマホは6.21インチの大型です。少し前のスマホは5.5インチでも大型だと言われ、その前は5インチを超えたら大型と言われました。しかし、その時代はどこへやら、昨今は6インチ前後のスマホが多いです。その理由としては、これまでの縦横比16:9から、流行りが18:9、19:9に変わってきたからです。つまり、スマホのサイズは縦に縦に伸びています。
このスマホも同じで、縦横比は18:9と19:9の中間くらいです。18:9が多いのでそれよりもさらに縦長と言うことになります。縦長なので成人男性の私は余裕で片手持ちできますし、片手操作も完璧ではありませんがある程度できます。片手持ちしたときに親指が端まで行くので、スワイプ操作もできました。
2360×1080のフルハイビジョン以上の解像度で画面が綺麗
画面解像度は2360×1080でフルハイビジョン以上の高精細です。動画は勿論、電子書籍で文字を読んでもにじみがなく非常に綺麗です。
視野角も広く、真下や真上、真横から見ても色ムラや反対側が黒くて見辛くなることもありませんでした。この価格帯でこれだけ綺麗なら文句はありません。
一通り操作して重さは感じない(3Dゲーム以外)
WEBの閲覧、メール、SNS、、動画や音楽の再生、各種アプリを操作しましたが、重くてストレスになるようなことは今のところありません。私はスマホでゲームをしないので、ゲームではどうなるかは未知数ですが、スペックを見ると3Dゲームはかなり厳しいです。また、この価格にそこまで求めるのも酷です。
逆に言えば、3Dゲームをやらないのであれば、フルハイビジョンの動画再生でもシークや早送りもキビキビできたので問題ないはずです。
タッチ精度も感度も問題ない
スマホの操作性で重要なタッチ精度や感度ですがこちらも全く問題なし。押したところと違う場所が反応するとか、押してからワンテンポ遅れて反応するなんてこともなく、QWERTYのソフトウェアキーボードでもサクサク打ち込めました。
スワイプ動作も引っ掛かりなく上下左右にスムーズにスクロールしました。タッチ画面の精度は全く問題ありません。
心配していたOSは普通のAndroid
HUAWEIはアメリカ政府から閉め出され、今後Android OSが使用できなくなります。スペックにのOS欄にも『EMUI 9.0(Android 9.0ベース)』となっています。ここが心配だったのですが、OSは完全にAndroid 9.0です。他にもスマホを持っていますが、見た目も設定項目も操作性もなにからなにまでAndroidです。後述しますがGoogle Playも問題なく利用できます。
HUAWEIのスマホは他にも持っているのですが、そこにもEMUIとなっています。これはHUAWEIがAndroidを独自にカスタマイズしたOSの総称で、言葉の通りベースはAndroidです。
調べたところ、まだこのnova lite 3ではアメリカの規制対象外なのでAndroidが普通に使えるとのこと。しかし、Androidのバージョンアップは期待できないでしょう。また、今後出るHUAWEIのスマホにAndroidは使えなくなっていくはずなので、この先HUAWEIの最新機種を購入する場合は注意が必要です。
Google Playでのアプリのインストール問題なし
Googleが運営しているGoogle Playも利用できました。その他データを同期することなどもできたので、nova lite 3ではGoogleのサービスを全面的に受けることができます。
Googleのサービスが便利すぎて、Androidが使えないとか、Google Playが使えないなら、HUAWEIのスマホは買わないと言う方も多いはず。ですが、こちらは全て問題ないので安心してください。
指紋認証は爆速
指紋認証は爆速で立ち上がります。指紋の登録も簡単で、設定から登録したい指を裏面の指紋認証パネルにペタペタ押し付けていくだけです。指紋の複数登録もできます。
顔認証はほぼ認識せず
顔認証は私の場合全くと言って良いほど機能しませんでした。顔の登録を角度、向き、画面内に綺麗に収まるようになどなど色々やりましたが駄目でした。私の登録の仕方や画面の見方が悪いのか…。はたまた私の顔が認識しづらい独特の顔なのか…。
Bluetooth接続問題なし
Bluetooth接続は問題ありませんでした。ワイヤレスイヤホンやキーボードをBluetoothで接続して利用しましたが、遅延も特に感じません。スムーズに機能しています。
バージョンは4.2なので、最近のスマホに搭載されている5.0と比べると少し古いですが、こちらも実用上全く問題ありません。
GPS精度問題なし
少しだけGoogleマップでGPSを使用してみましたが精度に問題なし。誤差は最大で3mくらいでしょうか。この辺りはもっと検証が必要なので次回に譲ります。
SIMカードを入れるとプリセットにある場合自動的に選択され設定要らず
ちょっと便利だった機能としては、最初にSIMカードを入れると、自動的にそのAPN設定が開いて選択されているところです。
私の場合、LINEモバイルを入れたのですが、自動でAPN設定が立ち上がり、LINEモバイルが勝手に選択されました。そこでOKボタンを押すだけでモバイル通信が有効になりました。
プリセットがないスマホだと当然こんな挙動にはなりません。自分で設定を辿ってAPN設定を開き、自分が使用している通信会社の設定を文字を打って作らなければなりません。些細なことですがこの親切設計には驚きました。
総評
HUAWEIは安くて良いスマホを出すのですが、アメリカ政府から締め出しを食らい、今後はAndroidが使えなくなります。しかし、このnova lite 3はAndroid OSであり、Google Playは完全に利用できますし、Androidの多数あるアプリも全て利用可能です。
次回はメインのスマホとしてじっくり使ってからのレビューを書きます。
第1回と第3回の記事
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