回レビューするのは、Hoyaliroさんのモバイルモニター『UP-310』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【高精細な2K映像】Hoyariloモバイルモニタは可視性に優れたIPS液晶パネルを採用されるため、視野角による輝度変化が少なく、最大178°までどこから見ても鮮明な美しい画像や映像が表示できます。解像度は2160 X 1440でフルHDに対応でき、ゲームや映画を楽しむ時にリアリズムを体験できます。
- 【広い互換性モバイルディスプレイ】Type-C端子給電とミニHDMI端子映像出力、ノートパソコン、デスクトップ、スマホ、PS3/PS4、Xbox ONE、Wii又はNintendo Switchなどに対応しています。いつでも仕事、プレゼンテーション、ゲームや映画などに使える最高の相棒になります。
- 【リモコンやケース付属】リモコンや折りたたみ式のスマートケースが付属しているので、縦置きでも横置きでもしっかりと本体を支え、作業、リーディングによって適切な角度に調節可能です。また、保護ケースも付属しており、パネルをよく保護してくれます。
- 【どこへでも一緒に持ち運べるデザイン】Hoyarilo モバイルモニターの厚みは約4mm、重量は約450gで軽量なので、雑誌みたいのデザインでカバンに入れるとどこでも持ち運べます。出張、旅行する時にも接続すると、広い画面で作業できます。購入する前にお使い機器の端子ご確認ください。
長所と短所
- ◎12.5インチのフレキシブルなサイズ感
- ◎画面解像度2560×1400の高精細画面
- ◎給電はノートPCからでもOK
- ○ケーブルを2本繋げるだけでモニタとして使用できる
- ◎ノングレアで目が疲れない
- ◎視野角が広い
- △画面設定の日本語が怪しい
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
モバイルモニター。
リモコン。
USB Type-Cケーブル。
HDMIケーブル。
説明書。日本語単独の物です。
動画
スペック
【商品仕様】
- パネル:IPS
- 解像度:2560*1440
- 輝度:400cd/m2
- コントラスト比:1000:1
- 角度を見る:178º
- 答速度:3ms
- ブラケット素材:CNCアルミ合金製
- 表示色域(TNSC):72%
- スピーカー:内蔵
- 周波数:60HZ
- サイズ:12.5インチ(287*192*4mm)
- 本体重量:約450g
【付属品】
- 本体モニター*1
- ミニ HDMIケーブル*1
- Type-cケーブル*1
- 5V2A 電源アダプタ*1
- リモコン*1
- スタンド*1
- 保護ケース*1
- 日本語取扱説明書*1
使用した感想
◎12.5インチのフレキシブルなサイズ感
このモバイルモニターは12.5インチサイズです。7インチのタブレットと比較すると画像のようになります。このくらいの大きさだと数インチの差で数値以上の差が出る感じ。
厚さは端子やボタンがある下半分で5.5インチスマホよりもやや厚味があります。
上半分は端子やボタンがないので下半分より薄く、先ほどと同じ5.5インチスマホと比べても薄くなっています。
真横から全体を見ると画像のようになります。下半分だけやや厚みがあり、上半分が薄くなっていることが分かります。下半分は厚みがあるとは言っても、一般的なモバイルモニターよりずっと薄く、前述したように5.5インチスマホよりやや厚いくらいです。
実際に厚みを計測してみると厚い下半分で9.5mm。薄い上半分で4.0mmです。また、重さは460.5gとこちらも超軽量。
付属に板状の物があります。こちらは角度調整が細かくできる立派なスタンドに変身。
12.5インチのサイズ感はサブモニターと言うか、メインモニターの下や手前に置く小型モニターとして有用です。そこにフルスクリーンでブラウザを開いておいたり、録り溜めた番組を見る動画再生モニターにしたり。
24インチのモニタをー2枚並べてマルチモニターにすることは普通ですが、それとは違った使い方ができます。置き場所も取らず移動も楽で設置も簡単なので、工夫次第で色々活用できます。
◎画面解像度2560×1400の高精細画面
画面解像度は2560×1440なのでフルハイビジョン以上の高精細です。Amazonの説明では2560×1400なっており変だなと思っていたのですが、ハードウェア設定で見るときちんとオーソドックスな2560×1440、アスペクト比16:9でした。
12.5インチでこの画面解像度、画素数なので、1ドットが非常に小さいです。そのためツブツブ感は全くなく、文字も楽に読むことができます。
◎給電はノートPCからでもOK
給電はUSBケーブルで取ります。モバイルモニター側のUSBポートはUSB Type-Cとなっています。
このモバイルモニターのなにが便利かと言うと、デスクトップPCは勿論、ノートPCのUSBポートからも給電して正常に動くことです。いちいち電源コンセントから電源を取らなくて良いですし、ノートPCとセットで持ち運べば、簡単にマルチモニター環境をノートPCで作れます。
このモバイルモニターにはリモコンも付いています。リモコンで電源のオン、オフや、入力ソースの切り替え、音量の変更などが手軽に行えます。ただ、ハードウェアでできる音量の変更はミュートを入れても0~10の11段階しかありません。リモコンの電池は100円ショップでも売っているボタン電池です。
○ケーブルを2本繋げるだけでモニターとして使用できる
給電が手軽なことは前述しましたが、このモバイルモニターに映像を映すには、そのUSBケーブルとHDMIケーブルの2本を繋げるだけでOKです。Windows10で使用しましたが、ドライバなどのインストールは必要ありませんし、設定も弄る必要はありません。ケーブルを2本正常に繋げたら即映像が映し出されます。音声もHDMIケーブルで送られるので音も出ます。USBケーブルとHDMIケーブルは付属しています。
HDMIポートは2つあるので、例えばPCとPS4など2つを接続し、必要に応じてリモコンで入力先を切り替えることも簡単にできます。デフォルトの設定だ入力ソースは自動判定になっており、どちらかに映像信号が流れたら自動でそちらの入力ソースの映像を映し出してくれます。
スピーカーはステレオです。背面中央に2つあります。ただ、左右のスピーカーが近いのでステレオ感はあまりありません。音質はAMラジオと言ったところ。
◎ノングレアで目が疲れない
画面はノングレアと言い、非光沢の液晶画面です。逆に、TVや最近のPCのモニターはグレアと言い、光沢のあるタイプです。
このモバイルモニターは非光沢なので光の反射が少なく目に優しいタイプです。文字を読むことに強く、WEB閲覧や電子書籍読みに向いているタイプ。一方、光沢のあるグレアは色の再現性が高く、映像を観るのに向いています。動画の再生や写真の閲覧です。なので、グレアはTVによく使われます。
こちらはノングレアとは言っても、動画を問題なく見ることができています。残像やちらつきも気になりません。
◎視野角が広い
視野角は非常に広いです。視野角が狭い安物のモニターだと、角度を付けて見た場合、逆側が暗くなったり、色が変化したりムラが出て見えるのですが、それらの現象は全くと言って良いほどありませんでした。
まずは真横から見た様子です。逆側まで色の変化や暗転がほとんどなく、正面から見た状態と同じように見えていることが分かります。
こちらは真上から見た状態。こちらも横から見た状態と同じく、逆側に行くまで色ムラや暗転が見られません。視野角は上下左右ともに非常に広いです。
視野角が広いことで得られるメリットは、どんな体勢で見ても見やすいこと。そして、どこに置いてどこから見ても見やすいこと。
モバイルモニターなので、寝転がりながら手に持って見ることもあるでしょう。そのような状態でも全画面均等な色で見られます。また、隅っこに置いて自分の位置とは角度が付いてしまう関係になることもあるはず。それでも綺麗に全画面を均等に見られます。
△画面設定の日本語が怪しい
モバイルモニターの設定は側面にあるボタンを押して行います。正面からだとどのボタンがなんなのか分かりづらいのですが、背面にそれぞれの役割を示すアイコンが刻印されています。ただ、前述したようにリモコンがあるので、ハードウェア設定はリモコンで操作した方が楽です。
このモバイルモニターの難点を1つ挙げるとしたら、設定の日本語が怪しいこと。画像のように変な日本語がいくつもありました。それほど設定項目は多くないですし、アイコンを見れば大体分かります。設定に入ればさらになんなのかはわかるのですが、最初は戸惑うかもしれません。
総評
小型軽量でノングレアの液晶画面。視野角も広く、3つめのモニターや4つめのモニターに最適です。PS4などのゲーム機にも勿論繋がります。机の隅に置いてギリギリ圧迫感のないサイズなので、狭い机にも余裕で置くことができます。
電源は電源コンセントから取る必要はなく、デスクトップPCやノートPCのUSBポートに繋げるだけで良いので設置も楽です。
こんな人にお勧め
- 邪魔にならないモバイルモニターが欲しい人
- 3つめや4つめのモバイルモニターが欲しい人
- 接続が簡単なモバイルモニターが欲しい人
- 給電がPCのUSBポートからできるモバイルモニターが欲しい人
関連リンク
この記事と関係のある商品