今回レビューするのは、hohemさんのジンバル『Steady V2』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【AIビジョントラッキン&手のポーズ撮影でコントロール可能】 hohem 新機種iSteady V2は世界初のH2専用AIチップと特許取得済みのAIビジョンセンサーを搭載し、アプリさえ必要なく、スマホの固有カメラでも自動追跡機能を活用して撮影できます。顔と特定の手のポーズが同時に画面に表示されると、AIビジョンセンサーをコントロールできます。また、hohemのアプリでAIビジョントラッキングは自動的に最も近いターゲット人物をロックし、常にセンターにポジションがキープできます。ワンクリックで画面の中心に顔を固定するように手動で設定することもできるので、人混みの中でもセンターにポジションがキープできます。
- 【3段階調節可能な撮影用ライト機能】 iSteady V2には、使用シーンに合わせて、明るさ3段階に簡単で調節できる撮影用ライトが組み込まれています。AIビジョンセンサー&撮影用ライトの電源ボタンを1回ずつ押すと、光の明るさを低・中・高・オフの順番で切り替わります。 3段階の光は、調光しながらベストな状態で写せるため、様々なシーンの明るさニーズを満たし、肌をもっと美しくと見せてくれます。もはや暗いところも恐れません。自撮りだけでなく、物撮り、Vlog、生放送、など等幅広いの場面に大活躍できます。
- 【大容量バッテリー&スマホに給電可能】 hohem新機種iSteady V2は、バッテリ容量がより大きくアップされた上に、スマホに給電する機能もなんと実現しました。スマホの電池残量がなくなった時、iSteadyV2からスマホに充電可能です。また、低消費電力設計なので、最大10時間の連続使用が可能です。 注:スマホに給電する機能をご利用の場合、ジンバルのバッテリー残量が1階段以上になっていることとジンバルの電源がオフになっていることを確認してください。
- 【小型軽量&多機種に対応】 Hohem iSteady V2三軸スマホジンバルのサイズは179*79*39mmとなっており、手のひらサイズで、とてもコンパクトです。革新的な折りたたみ式でポケットやかばんに詰め込んで、どこへでも気軽に持ち運べます。また、本体重量はわずか259gで、長時間持っていても疲れにくく、いつでも手軽に撮影出来できます。さらに、Hohem iSteady V2は多機種に対応しており、普段お使いのiPhone SE2/7/8/x/xr/xs/xs max/11/11pro/12 mini/12/12pro/12pro max、あるいは他のスマホにもほぼ対応しております。最大280g、幅55~90mm、最大厚さ8.9mm、最大6.5インチのスマホと互換性があります。
- 【レザーハンドル&ミニ三脚付き】 新しくデザインされたレザーハンドルは、人間工学に基づいて、ブラックは傷つきにくく、ホワイトも汚れにくく、使い心地がより快適になっています。また、折りたたみ式のミニ三脚も付いており、滑り止め用のラバーフィート構造となっているので、ふらつくことなく自立でき、これによりタイムラプス撮影ではより安定した映像をお楽しみいただけます。
長所と短所
- ○小型軽量で扱いやすい
- ○ミニ三脚で立てて使用できる
- ○リーズナブルながら三軸追従
- ○オーソドックスな使い方
- ◎AIでポーズ撮影できる
- ○ライト付きで自撮りにも最適
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
スマホジンバル。
ミニ三脚。
USB Type-Cケーブル。
収納袋。
クイックスタートガイド。英語のみ。
説明書。日本語ページあり。
動画
使用した感想
○小型軽量で扱いやすい
このスマホジンバルは非常に小型で軽量です。折りたたんだ状態だと千円札と比較しても大きさにそれほど代わりはありません。大きめのポケットならスッポリと入ってしまうので、持ち運びも楽にできます。
計測すると折りたたんだ状態で高さ約22cm。開いた状態で高さ27cm。重さは261.0gでした。
○ミニ三脚で立てて使用できる
付属品にミニ三脚があります。こちらは地面に自立させるために使用します。画像のように安定してこのスマホジンバルが起立するので、通常の撮影だけではなく、自撮りも便利にできるようになります。
ミニ三脚というだけあって小さくて軽いです。重さは33.0g。
ちなみに、一般的なカメラ三脚も使用できます。地面から高いところに置いて使用したいとか、もっと柔軟に高さを変えたい、置くような平らな場所がない場合など、カメラ三脚を使用すると良いでしょう。
後述しますが、この状態で追尾モードを使用すると非常に便利なことが色々とできます。
○リーズナブルながら三軸追従
15,000円ほどのスマホジンバルなのですが、高性能の3軸追従タイプです。安い物の場合、2軸の場合があるので注意してください。2軸は安いことはメリットなので、目的によっては悪くない選択肢ですが、やはり追従性能(ブレの補正)では圧倒的に3軸に軍配が上がります。
追従性能の素晴らしさは動画をご覧いただければわかると思います。飛んだり跳ねたりするようなレベルで小走りしても、全くと言って良いほど揺れを感じさせない映像が撮れました。
○オーソドックスな使い方
このスマホジンバルで使用するアプリは以下の『Hoem Pro』です。
このアプリではアクティベートが必要です。つまり、メールアドレスとパスワードを入力し、アカウントを登録する必要があります。
アカウントを登録したら、アプリ内の『撮影開始』を選択すると、Bluetoothで自動的に接続され、このスマホジンバルが操作できるようになります。
ジンバルのスマホクランプを開いてスマホを取り付けます。このとき、できるだけバランスを取って水平になるようにしてください。厳密に水平にならなくても、あとからボタンで微調整できます。
次に使用する追従モードを設定します。アプリからでも変更できますが、ボタンで行う方法は以下になります。この辺りの操作は少し複雑です。
- 【パン&チルトフォローモード】シャッターボタンを長押しすると同時に、電源ボタンを1回押します
- 【パンモード】シャッターボタンを長押しすると同時に、電源ボタンを2回押します
- 【オールロック】シャッターボタンを長押しすると同時に、電源ボタンを3回押します
- 【POVモード】シャッターボタンを長押しすると同時に、電源ボタンを4回押します
また、各種追従モードはどのように動作するのか分かりづらいですよね。以下の説明の通りになります。
- 【パン&チルトフォローモード】パン軸(左右)&チルト軸(上下)&ロール軸(回転)が追従
- 【パンモード】パン軸(左右)のみ追従
- 【オールロック】全ての軸をロック
- 【POVモード】またはロールフォローモードとも言い、ジンバルを左右にロールした際、その動きに合わせてスマホも45度まで傾いてくれる
○AIでポーズ撮影できる
ユニークなのはAIが搭載されていて、画面内のジェスチャーを読み取って簡単な操作ができることです。具体的には、カメラ内で指定された指の形をすると4種類の操作ができます。
- 【両手親指を横にする】カメラを横にして撮影する
- 【両手親指を縦にする】カメラを縦にして撮影する
- 【片方の手でOKサインを作る】追尾を開始
- 【片方の手でパーサインを作る】追尾を停止
追尾も素晴らしく、きちんと自分が動いた方向にカメラを向けてくれます。ただ、1点の注意点は、スマホと自分の距離が近すぎると追尾が止まってしまうことがあることです。きちんとカメラ内に顔や体が収まりきらないことが要因のようです。距離にすると1mくらいでしょうか。1mから2m距離を取ればスムーズに追尾されます。
このAIジェスチャー機能により、いちいちスマホを弄らなくても追尾のオンとオフや、横撮影やとこ撮影を切り替えられるのは被慈雨に便利でした。この機能がない旧機種の場合、いちいちスマホアプリを何回かタップして切り替えたり、ボタンを何回か押す必要がありました。ところが、指のジェスチャーでこれらの機能を切り替えられるので、時間も手間も一気に減りました。
○ライト付きで自撮りにも最適
自撮り棒としても使用できるように、クランプ(スマホを挟む部分)の上にはLEDライトが搭載されています。上にボタンがあるので、ここを押すと点灯、消灯します。
点灯した後に短押しすると明るさも弱、中、強の3段階で切り替わります。小さいLEDライトですが、シーンに合わせて明るさを変えられるなど柔軟です。
クーポン情報
- 実施期間:2021年9月27日(月)~ 10月3日(日)
- 通常価格:15999円(税込)
- タイムセール価格:13599円(税込)※2400円(約15%)OFF
総評
スマホジンバルはたくさんありますが、こちらの特徴としては小型軽量、3軸追従、自撮りLEDライト、AIジェスチャー、追尾あたりとなります。
3軸でもっと安いスマホジンバルもありますが、こちらはそれに比べ、追尾があること、AIジェスチャー機能があること、自撮り用LEDライトがあること。この3点が付加価値となります。特に自撮りをする方の場合、机の上に置いて追尾を指のサインでオン。あとは動いても勝手に追い掛けてくれるので非常に便利で手間いらずです。
こんな人にお勧め
- 3軸追従のスマホジンバルが欲しい人
- 自撮りをよくする人
- 追尾機能があるスマホジンバルが欲しい人
- 指のジェスチャーで操作ができるスマホジンバルが欲しい人
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