目次
特徴
- 【完全左右独立型ワイヤレス】ケーブルが一切ない革新的な完全左右独立型ワイヤレスイヤホンです。一人でも二人でも同時に使用可能、Bluetooth 4.1対応なので、最大距離は10メートル(障害なし)で、恋人同士や友達同士で音楽を楽しむことができます。
- 【快適なフィット感】超軽量&超小型な設計で、イヤーピースも3セットがあるので自分にぴったり合うふフィット感良いのを選択できます。
- 【高音質&ハンズフリー通話可能】ノイズキャンセル機能を搭載して、外からの音を軽減し、より美しいステレオ音質を楽しめます、マイク内蔵なので、クリアなハンズフリー通話を実現できます。
- 【革新的な設計】ワイヤレスイヤホンとモバイルバッテリーを一体化する革新的なデザインで、創造的な磁気で吸着する充電可能です。イヤホンのバッテリーが55mAhで、約3時間の連続使用時間可能です、2100mAhの大容量モバイルバッテリー付きますので、一回フル充電で約15回のイヤホンを充電、最大45時間のイヤホン使用時間を実現可能です。通勤通学にご使用いただいても、充分なスタミナを確保。バッテリー不足を心配せず、長時間安心してご使用いただけます。
- 【パッケージ内容】●TWS-EH10 Bluetoothイヤホン+モバイルバッテリー 本体 ●イヤーピース×3ペア(S,M,L) ※M初期装着●USB充電ケーブル●日本語取扱説明書
長所と短所
- ○両耳イヤホンながら完全ケーブルレス
- ○超小型で目立たない極小のイヤホン
- ○2100mAhのモバイルバッテリーとセットでいつでもどこでも充電できる
- ○55mAhなので30分程度で充電が完了する
- ○イヤホンとモバイルバッテリーが磁器で吸着するので端子合わせの手間がない
- ○左右独立して片耳イヤホンとして使用できる
- △連続で3時間以上は使用できない
- ×音量の上下や曲送り、曲戻しができない
はじめに
今回レビューするのは、Eonfineさんの一風変わったワイヤレスイヤホンです。
見た目だけでも一般的なイヤホンとは明らかに違いますが、使い勝手や機能はどうなっているのでしょうか。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
高級機種らしく落ち着いたパッケージです。
パッケージ内容は、左右イヤホン、モバイルバッテリー(母艦)、イヤーピース×3(S、L/Mは装着済み)、USBケーブル、サンキューカード、説明書。
左右独立型のイヤホン。非常に小さく軽いです。
カナル型で耳の穴に入るタイプです。ボタンはファンクションボタンのみ。
イヤホン片方の重さは4.8g。2つで9.6g。超軽量です。
モバイルバッテリー事母艦。未使用時はこのモバイルバッテリーにイヤホンをはめておきます。そうすることで勝手に充電されるので、実質充電という作業がなくなります。
モバイルバッテリーの容量は2100mAhです。大きさも邪魔にならない程度で、重さは82.1gでした。
付属のイヤーピースとUSBケーブル。イヤーピースはサイズ違いが3種類あるのでどれかは合うと思います。
説明書は完全日本語版でした。特殊なイヤホンで、操作も特殊な物があるので助かります。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
気になるところ
まずは気になるところから書いていきたいと思います。
連続で3時間以上は使用できない
超小型のイヤホンなので仕方がないのですが、音楽再生でのバッテリーは3時間しか持ちません。ただ、人差し指の先ほどのイヤホンはいくつか使用しましたが、平均的に4時間前後のバッテリー持ちなので、それよりも更に小型のこのイヤホンで3時間というのは頑張っている気もします。とは言え、ユーザーの観点からするともう少し持って欲しかったのも事実です。せめて4時間持てば往復2時間の通勤や通学で2日、長めの外出で反日持つので飛躍的に便利になった気がします。
ちなみに、このバッテリー持ちの悪さを補うために、モバイルバッテリー機能のある母艦とでも言うべきドッキングパーツがあるのですが、それはまた後述します。
音量の上下や曲送り、曲戻しができない
このような人差し指の先ほどの超小型のイヤホンの場合概ねそうなのですが、このイヤホンもイヤホンにあるボタンは電源ボタンのみで、音量のコントロールや曲送りなどができませんでした。このようなイヤホンではほとんどがそうなので、このイヤホンの欠点とかデメリットとは言えないのですが、使い勝手に影響が出るのでご注意ください。音量や曲送りなどは本体でする必要があります。
両耳イヤホンながら完全ケーブルレス
当然左右のイヤホンを繋ぐケーブルが存在するのですが、このイヤホンはケーブルがありません。完全ケーブルレスの両耳イヤホンです。
メリットとして挙げられるのは、ケーブルが無いので取り回しが良いこと、ケーブルが肌や服にこすれると聞こえてくる衣擦れ音がないことなどが挙げられます。
取り回しの良さ
まず、取り回しの良さについてですが、これを説明するためには、逆にケーブルがある煩わしさを考えるとわかりやすいと思います。
仕舞うときや持ち運び時、両耳イヤホンを繋ぐケーブルがゴチャゴチャしてしまい、ときには絡まってしまいます。私は細かいPC周りのガジェットは小さい引き出しの中にまとめて入れているのですが、ケーブルがあると見た目的に悪いだけで無く、非常に収まりが悪くなります。他のガジェットに引っ掛かってしまうこともありますし、小さな事ですが邪魔くさいなと思うことも…。
このイヤホンではないのですが、左がケーブル有野一般的なイヤホンを仕舞っている状態。右が片耳でケーブルレスのイヤホンを仕舞っている状態。整理整頓されてる間の違いは一目瞭然です。
また、仕舞うときだけではなく、耳に装着するときや外すときも便利です。ケーブルがある場合、首の後ろにケーブルを通して…との動作や手間がいちいち装着する度に必要になります。何も考えずに装着したら、ケーブルが首の前に来ちゃいますからね。この「よっこらせ」とでも言うべき、ケーブルを首の後ろに回す一手間もちょっと邪魔くさいなと思うこともありました。
…と言うようなケーブルの煩わしさがこのケーブルレス両耳イヤホンでは一切ありません。仕舞うときや持ち運び時にゴチャゴチャするケーブルは存在しませんし、耳に装着するときもケーブルを首の後ろに回す動作も必要ありません。
一見すると小さな事なのですが、これは毎回使用時、仕舞うときにすることなので、毎回の動作でこの小さなストレスが無くなるということは、使い勝手に結構な好影響を及ぼすと感じています。
衣擦れ音が乗らない
ケーブルがあると音質というか音楽を聴く場合にもろに影響が出ることが1つだけあります。それはケーブルが服や肌にこすれて乗る衣擦れ音です。ケーブルのある両耳イヤホンを使用している方は、この衣擦れ音が結構大きいことはわかると思います。使用したことの無い人はそんな小さな事…と思うかも知れませんが、これが結構「ジョリジョリ」って乗るんです。微動だにしなければ、このような衣擦れ音は乗りませんが、外で歩きながらや動きながら使用するイヤホンの性質上、首や頭を全く動かさないことはどだい無理な話で、どうしてもこの衣擦れ音は乗ってしまいます。
ただ、ケーブルのあるイヤホンも当然この辺りは工夫しています。平べったいきしめんのようなケーブルが多くあるのですが、これだとただの円柱状のケーブルよりは衣擦れ音がだいぶ軽減されます。それに、このような衣擦れ音は気にする人は気にするレベルの話なので、そこまで神経質では無い方は気にしないのかも知れません。
このイヤホンは当然ケーブルレスなので、このような衣擦れ音は一切乗りません。ケーブルの衣擦れ音が気になる方にはうってつけの構造だと思います。
以上のように、ケーブルがあることのデメリットは些細なことで、我慢できますし、そもそも気にならない方の方が多いと思います。そもそも、ケーブルのある両耳イヤホンしか使ったことがなであればら、それ以外は知らないので、この状態が普通と言えます。ただ、色々なタイプのイヤホンを使用してみると、ケーブルが全く無いということにもこのようなメリットを感じます。
超小型で目立たない極小のイヤホン
珍しいタイプですが、両耳イヤホンながらこのような左右独立した別個のイヤホンになっているタイプはあります。私も過去にいくつか使用しました。ただ、ここまでイヤホンが小さいのは初めてです。
以前使用していた同じメーカーの片耳イヤホンも、人差し指の先ほどの大きさで物凄く小さく驚いたのですが、このイヤホンはそれ以上に小さく、小指の先かそれよりも小さいくらいで、ハウジング部分も全くと言って良いほどありません。良くこの中にバッテリーなどの機械が入ったなと思うくらいです。
耳に装着した感じも、異物感が全くと言って良いほどなく、正面からパッと見ると、イヤホンを装着しているようには見えませんでした。イヤホンのほぼ全てが耳の穴に入って隠れてしまいます。イヤホンをしている感を出したくない方、目立ちたくない方には最高の小ささだと思います。
2100mAhのモバイルバッテリーとセットでいつでもどこでも充電できる
両耳イヤホンでコードレスなのも特徴的なのですが、もう一つ特徴的なのが、母艦がついていること。そして、その母艦が2100mAhのモバイルバッテリーであることです。
Amazonの商品説明にはモバイルバッテリーと記載されていますが、装着し終わった後は、このモバイルバッテリーの穴にイヤホンをスポッとはめてしまうことを考えるので母艦と表現しました。
ただモバイルバッテリーというわけではなく、前述もしたようにイヤホンを収める2つの穴が開いており、耳から外した後はここにはめてやることで、自動的に充電がされる仕組みです。また、この穴とイヤホン部分には磁石が仕込んであるので、穴を気を使って穴に入れてやる必要すらなく、近づけるとイヤホンが引っ張られてスポッと気持ちよくはまります。
このように、専用イヤホンを収める二つの穴があるので、ただ市販のモバイルバッテリーを買えば、この母艦の代わりになるのかといえばそんなことはありません。このイヤホン専用のモバイルバッテリーであり母艦です。
このイヤホン専用のモバイルバッテリーとはいえ、勿論普通のモバイルバッテリーとしても使用できます。充電用のUSB端子も付いているので、スマホやタブレット、他のUSB機器に充電することが可能です。とは言え、今のスマホは3000mAh前後のバッテリー容量が多いので、純粋にモバイルバッテリーとして見ると、容量が物足りないことも事実です。あくまでスマホなどを充電するモバイルバッテリーとしては緊急用やサブと言った使い方になると思います。あくまでこのイヤホンの母艦がメインの使い方であることには変わりません。
55mAhなので30分程度で充電が完了する
このイヤホンのバッテリー容量は55mAhです。前述もしたように、今の一般的なスマホのバッテリー容量は3000mAh前後です。また、コンパクトなスマホの場合でも2000mAhを切る程度なので、容量がいかに少ないかはお分かりいただけると思います。容量が少ないので、音楽再生でのバッテリー持ちが3時間になってしまうのですが、逆にこの容量だからこの小ささになってもいます。
また、この容量ですから、充電に掛かる時間はあっと言う間です。空から満充電にしても凄く短時間です。前述もしましたが、大きな特徴の1つが、未使用時に母艦のモバイルバッテリーに填めること、それによって充電できることです。また、母艦であり、このイヤホンとセットなので、母艦も常に持ち運ぶ使い方になると思います。そうすると、外出先でバッテリーが切れたときや、切れそうになったとき、この充電時間の短さにより、母艦に装着したらあっと言う間に充電が完了するので便利なんです。
例えば、通勤、通学時にこのイヤホンを1時間~2時間使用したとしましょう。そうすると、音楽再生でのバッテリー持ちは3時間と決して長持ちするイヤホンではないので、帰りに使うことや、途中外出して使うことを考えると心許なくなってしまいます。通常、この場合はモバイルバッテリーを持ち歩いて充電端子からケーブルを伸ばして充電したりしなければなりませんでした。ところが、これは母艦の専用モバイルバッテリーの穴にスポッとはめてやるだけなので簡単に充電でき、なおかつごく短時間で充電できるので、授業中やちょっとした仕事をしている間にあっと言う間に満充電となり、家を出たときと同じく、そこから3時間使える状態に戻ります。
母艦のモバイルバッテリーも2100mAhで小さい物なので邪魔になりませんし、このような使い方をすると、3時間以上連続で聞きたい場合以外は、延々と聞くことができるイヤホンとなります。55mAhとバッテリー容量は小さいのですが、母艦のモバイルバッテリーのおかげで、このイヤホンに45回分の充電ができてしまいます。
ただし、このような使い方はできても、どう頑張っても3時間以上の連続使用は当たり前ですができません。例えば、4~5時間外を出歩いてその間中ずっと聞く…なんて使い方だと、3時間でバッテリーは切れるのでできません。ただ、前述もしたように、3時間で一旦母艦に戻せば、30分で満充電になるのでこれを45回繰り返せます。
イヤホンとモバイルバッテリーが磁器で吸着するので端子合わせの手間がない
前述しましたが、母艦のモバイルバッテリーにある穴とイヤホンには磁石が付いており、イヤホンを母艦の穴に近付けるだけで勝手にイヤホンが穴にスポッとはまります。本来、充電作業はUSB端子カバーを開け、USBケーブルを伸ばし、USB端子に填めてやるという作業が必要になります。しかし、このイヤホンはその手間が一切必要なく、イヤホンを母艦の穴に近付けるだけなので、毎日の充電作業が一気に楽になります。
このイヤホンに限らず、イヤホンのように使用頻度が多い物、充電頻度が多い物は、充電作業がいかに少なくなるか、楽になるかが、使い勝手の大きな要素を締めると思います。充電頻度が少なければ言うことがないのですが、このイヤホンは極小でケーブルレスとの構造上、3時間なのでこちらはどうにもなりません。そこでもう一方の充電の手間ですが、こちらは前述したように磁器で給茶クスrするので非常に楽になっていて、目を瞑ってでもできるくらいです。使用し終わったら母艦のモバイルバッテリーに収めてやる構造も影響しているのですが、「さて、充電しなきゃ」との作業感や面倒さは一切ありませんでした。
左右独立して片耳イヤホンとして使用できる
両耳イヤホンとして使えるのは勿論ですが、片耳ずつのイヤホンとしても使用できました。
つまり、片耳イヤホンとして使用し3時間。その後バッテリーが切れたらもう片方のイヤホンを3時間との使い方ができます。そして、前述したように、母艦にイヤホンをはめると勝手に充電されるので、この使い方をすると延々片耳イヤホンとして使用できることになります。これは相当便利だと感じました。両耳イヤホンにこだわらなければ、片耳イヤホンとしてバッテリー持ちは一切気にする必要がなくなります。
ただ、イヤホン表面にRともLとも刻印が無いので、見た目ではどちらが右なのか左なのか一切分かりませんでした。後述のペアリング方法でも書いていますが、ペアリング時のLED点滅の仕方で左右が分かりますし、イヤホンを装着すると、右空が「ライトチャンネル」、左からは「レフトチャンネル」と音声アナウンスが流れるのでわかるのですが、できればLRの表記は欲しかったかなと…。
片耳イヤホンとして
【ペアリング方法】
- 左右どちらかのイヤホンのファンクションボタンを6秒長押し
【ペアリング以降の接続方法】
- 左右どちらかのイヤホンのファンクションボタンを4秒長押し
両耳イヤホンとして
【ペアリング方法】
- 左右両方のイヤホンのファンクションボタンを同時に6秒長押し
- メインイヤホン(左)が青と赤の交互に点滅、サブイヤホン(右)が青の点滅
- 切断時はどちらか片方のイヤホンのファンクションボタンを長押しで両方切断される
【ペアリング以降の接続方法】
- 左右両方のイヤホンのファンクションボタンを同時に4秒長押し
- メインイヤホン(左)が青と赤の交互に点滅、サブイヤホン(右)が青の点滅
- 切断時はどちらか片方のイヤホンのファンクションボタンを長押しで両方切断される
- 片方を電源オンにし、その後もう片方を電源オンしても両耳イヤホンとなる
音質について
音質について詳しい方でもこだわる方でもないのですが、音楽を十分クリアに楽しめる音質だと感じました。重低音重視と言うより、高音やボーカルが綺麗にクリアに聞こえるタイプだと思います。
総評
一般的には両耳イヤホンはケーブルがあることが普通です。しかし、このイヤホンは左右イヤホンが独立している左右独立型なので、本当の意味での無線イヤホン、完全ケーブルレスのイヤホンでした。このような左右独立型のイヤホンはいくつか使用したことがあるのですが、ある程度ハウジング(機械)部分があるので、一般的な片耳イヤホンを2個と言った感じの大きさでした。しかし、このイヤホンは小指の先かそれ以上に小さいイヤホンで、ハウジング部分が全くと言って良いほどありません。耳の穴にスポッと入れるだけなので、耳が痛くなる一因のイヤーフックなどは一切無く、耳への負担も一切ありませんでした。
音楽再生でのバッテリー持ちが3時間と言うことだけは気を付けてください。ただ、3時間以上の連続使用はできませんが、母艦がモバイルバッテリーになっているので、30分休ませれば(充電)再び3時間連続使用できるようになります。通常の生活の中で、3時間以上連続で使用する機械が無い人には最適のイヤホンかも知れません。・
こんな人にお勧め
- 完全ケーブルレスの両耳イヤホンが欲しい人
- いつでもどこでも充電できるイヤホンが欲しい人
- イヤホンが目立たないイヤホンが欲しい人
関連リンク