電池持ちが良いコンデジ「HIGH SPEED EXILIM EX-ZR1600/カシオ」レビュー

スマホのデジカメから卒業を決意

私はパソコンや家電が好きでちょくちょく買っているのですが、当ブログはそれらの製品を折角なのでレビューしようと始めました。今までは、スマホのカメラで十分だと思い、それはついこの間まで変わらなかったのですが、一応気持ちの中には「やっぱりデジカメの方が画質は良いんだろうなあ」との思いがくすぶっていました。

 

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スマホのカメラだと接写した場合、どうしてもピンぼけしたり、光の反射が必要以上に映ったり…要はぼやけてしまうんです。そして、つい先日ASUSUのタブレットを購入したのですが、私が今まで使っていたスマホより画質が良くなってくれていれば良いなと淡い期待を抱いていたのですが、やはりタブレットのカメラはオマケだと思えとの先人レビュワー達の言葉通りの出来でした。こうなるとやはりデジカメが気になって気になって…。とは言っても、ブログのためだけに2万円前後のデジカメはどうかなと思っていたのですが、他のシーンでも使えますし、なにより毎日ブログを書いているので、その毎日がほんの少しずつ不満でストレスがあり、頭の片隅でデジカメだったら…なんで思っているより、ここはスパッと買ってしまった方が、精神的にも開放されるかなと思い、今回このデジカメを購入しました。

 

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写真の画質は?

今まで800万画素のスマホを使っていたので、どんなデジカメだろうと満足は出来ると思うのですが、どれだけ違うのかを実験してみました。ちなみに、スマホの方は売ってしまったので、同じ800万画素のASUSのZenPad S 8.0との比較です。

 

左がZenPad S 8.0、右がEXILIM EX-ZR1600SRです。

 

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そして近距離撮影。同じく左がZenPad S 8.0、右がEXILIM EX-ZR1600SRです。

 

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こう見ると、やはり近距離撮影ではデジカメの圧勝ですね。このブログに載せる写真は、今まで800万画素のスマホで撮影してきたのですが、レビューする商品を大きく写す特性上、どうしても近距離からの撮影が多く、ぼやけた画質になるのは前から気付いていたのですが、そこはまあ仕方が無いかと我慢していました。更にこのデジカメの画質は最高画素数ではありません。最高画素数はまだ上に設定があるのですが、さすがに4606×3456以上は解像度でも容量の面でも今は現実的ではないかなと。

 

ZenPad S 8.0のカメラを少しフォローすると、フラッシュが付いていないので、暗いところは苦手かと思いきや、明るく見えるようにきちんと撮影時に補正されているので、その辺りは優秀です。ただ、やはりブログに撮るような、近距離の撮影には向かないですね。日常特に拘りなく使うのなら、スマホタブレットのカメラでも十分なのですが、もう少し…と欲が出た場合、素直にデジカメを買った方が良いと思います。

 

もう一つ、画像で伝わりづらいところを書くと、デジカメは光を集めるのが上手いのか、出来てしまった影をかなり目立たなくしてくれます。今までスマホではこの影が厄介で、部屋で物を撮影するとき、電灯の位置や自分の位置に気をつけて極力影にならないように撮影し、それでも影が出来てしまっていたのですが、デジカメの場合、影が出来ても周りとの陰影が少なく綺麗に撮影出来ています。また、フットサルボールでもわかると思いますが、ぼやけない、つまり輪郭が綺麗に映るので、細かい文字やロゴがある物の場合も綺麗に映るので満足です。

 

動画の撮影に癖あり

デジカメに関してはほぼ門外漢で知らない事ばかりなのですが、調べると一長一短ありますね。

 

最初は昔使っていたソニーのサイバーショットでも買おうかなと思っていたのですが、動画撮影に癖があり、最大時間15分、最大容量2GBで止まってしまうと仕様にあり断念。

 

デジカメに録画制限時間があることは知っていました。昔サイバーショットを買ったときもそうで、理由は欧州に輸出する際の関税率です。動画撮影で30分を超える機能を持つ製品はビデオカメラと分類され、デジカメより関税率が上がるのです。欧州の規則で、日本国内の顧客が不便を被るのはご勘弁頂きたいのですが、世界を相手に商売をする企業である以上、致し方が無いと私たちは諦めるほかありません。私が調べたのは2万5千円以下のもので絞っていたので、高い製品だと違うのかも知れませんが、30分制限のはずなのに15分、4GB制限のはずなのに2GB。他のメーカーは、30分の4GBなのですけどね。と言うことで、残念ながら最も有名なブランドであろうソニーのサイバーショットは除外しました。

 

 

動画撮影機能なんていらないと言われそうですが、私の場合ある程度動画も撮影しそうな使い方のため、ここは外せませんでした。後日の記事で書こうかと思いますが、実は折角デジカメを買うのだから有効活用したいと思い、チェストマウント(胸部にベルトでデジカメを固定)して、道路を走っている際の動画や、日常歩いているときの動画も、ドライブレコーダーのように撮ってみたいとの思いもありました。

 

ところが最初動画を撮影するとおかしな所が…。最初は29分程録画出来たのですが、バッテリー持ちを試すために、制限時間で録画が切れたら、再度すぐに録画との方法をやっていたのですが、再度録画を初めても、毎回2分くらいで止まってしまいます。これはおかしいと思い説明書を読んだりネットで検索してみたところ、本体が熱くなりすぎると、熱で機械が壊れないように自動停止するとのこと。そう言われれば画面に途中からろうそくマークが出て、更に時間が進むとろうそくの炎が赤くなっていました…。この時の環境が室内の27度。夏だったらもっと動画の撮影は頻繁に止まるんでしょうね…。正直これにはガッカリです。

 

これは、この機種だけの特徴かと思ったら、どうも今のいわゆるコンデジは、筐体が小さくなっているので熱が籠もりやすく、概ねどの機種にも熱による録画停止の安全機能が付いているとのこと。コンデジの動画撮影機能はオマケと割り切った方が良いみたいですね。散歩のときに一人称視点で録画するような遊びをやってみたかったのですが少し厳しそうです。

 

室内だけではなく外でも実験をしてみました。10月下旬の夜、気温13度ほどで、チェストマウント(胸の所にベルトで固定)して、ドライブレコーダーよろしくバイクで車載動画を撮ってみました。この時は録画限界時間の36分まで録画出来ました。秋も深まった夜で、しかもバイクで秋の夜風がこのデジカメに当たるので、大型の扇風機をを当てているようなものです。そのため、温度は上昇せず、熱による自動停止にもならなかったようです。気温がある程度低ければ、熱による自動停止にはならないようですね。しかし本当に内部の熱によって停止するかしないがシビアに別れるのがわかりました。

 

ちなみに、欧米への輸出する際の関税が違ってくるので、デジカメはどこも録画時間が長くて29分59秒までの制限があるのですが、何故かこのデジカメは36分まで録画出来ました。何故なんだろう…。カシオはカメラメーカーとしてはそれほどメジャーではないので、世界(欧州)に輸出していないのででしょうか。そうすると欧州の関税問題に捕らわれることなく、システム上どうしようもない、ファイルサイズの4GB目一杯録画出来たのでしょうかね。

 

ただ、惜しむらくはフルハイビジョン録画の次に選択出来る画質が640×480だったこと。画質の差がありすぎです。通常のデジカメだと、1280×720も選択出来るのですけどね。このデジカメでは駄目でした。

 

以上のように、本体の温度が高くなると録画が自動停止されること、しかもそれが結構シビアで、1度停止してしまうと、連続での録画は実質無理で、出来ても2分くらいです。1度熱で自動停止してしまったら、2,30分休ませなければまともに録画出来なくなります。また、選べる画質もフルハイビジョンの次の高画質が640×480と落差があり、他のデジカメでは当たり前のようにある1280×720がありません。このような点で、動画撮影に関しては少し癖があります。

 

スペック

デジカメの重要なスペックと言えば、画素数、F値、シャッタースピード。正直私はこれくらいしかわかりません。

 

画素数は画像の細かさで、現在使っているスマホタブレットが800万画素。F値は低い方が明るく鮮明に撮れるとのこと。シャッタースピードは遅いとぶれたりボケたりするので、こちらも低い方が良いとのこと。私のデジカメの知識はこれにて終了。あとは大きさとか重さとか、他のレビュワーの方の意見を見て決めるしかありません。

 

予算が1万5千円から2万5千円だったので、この価格帯ではあまり差が出ず、飛び抜けて性能が良い物も、飛び抜けて性能が悪い物も見受けられなかったので、この辺りの数値が重要になるのはもっと高価格帯での話だと思います。この価格帯ではこのような数値より、バッテリー持ちや筐体の大きさ、重さによる持ち運びの便利さ、もっと言えば色やデザインで決めても問題無いんじゃないでしょうか。また私の場合、ブログの写真を今のスマホ撮影より綺麗に撮りたい、一人称視点で動画を撮りたいとの、シンプルであくまで遊びの範囲のことなので、そこまで拘らなくても良いかなと。

 

ちなみに、画素数を見ると、このデジカメは1679万画素(有効画素数1610万画素)で、私が今使っているスマホのカメラの2倍以上です。ただ、詳しい方に言わせると、デジカメの画質の善し悪しは画素数(だけ)ではないらしいです。スマホカメラが普及して、わかりやすい数字として画素数にスポットが当てられていますが、これも功罪あるみたいですね。

 

バッテリー持ち

実はこのデジカメを選んだ理由はこのバッテリーの持ちでした。他の1万5千円=2万5千円の価格帯のデジカメの場合、短い場合はなんと40分、長くても1時間を超えるくらいで、動画の撮影なんてとてもとても。予備バッテリーを買えば解決なのですが、交換の手間や充電管理、持ち運びの煩雑さを考えた場合、やはり交換しないで済むならそれに越したことは無いわけで、目的が基本的にブログに載せる写真の撮影と至って単純なことだったので、この価格帯の有名メーカーで売れている物ならさほど性能は変わらないだろう、私には違いはわからないだろうと思い、結局バッテリー持ちを最重視しました。

 

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ローアングル撮影が便利

このデジカメは、背面の液晶がぱかっと開いて可変するので、ローアングルでの撮影や、レンズをこちらに向けた自撮りなんかが非常に楽な体勢で出来ます。ここはそこまで重要視したわけではなかったのですが、ブログに写真を投稿するときにローアングルからの接写はよくあるのでかなり便利だなと感じました。

 

 

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妥協出来る点を探る

動画撮影時(だけではないのですが実質熱による自動停止は動画撮影時のみ)、熱による自動停止がシビアに効き過ぎるのが個人的にはガッカリですが、それ以外はこの価格帯では概ね満足のデジカメでした。デジカメは、素人からプロまで幅広く使う機器なので、スマホタブレット以上に価格帯の幅があり、上を見たらキリが無いので、一般人としてはどこで妥協するかが焦点になってくるのだと思いますが、この価格帯で全て満足出来る物があるわけもなく、そう言った意味で私が不満だったのは動画撮影時の熱により自動停止がシビアとの1点だったので、十分良いデジカメなのではないかなと思います。

 

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