目次
特徴
- 【ミニサイズ・ 超軽量】イヤホン本体のサイズ超小型で、耳に装着すると、後ろから完全に見えません。重量はわずか4.1gの軽いボディ、長時間の装着でも高い快適性です。人により違う需要によって、S/M/L3つサイズのイヤーピースが付属しています。耳のサイズにフィットするセッティングが調整可能です。完全にハンズフリーで運転、会議、クッキングまたはスポーツの時にミュージック、通話をエンジョイ可能です。
- 【Bluetooth V4.1・高音質】採用ISSCイギリス輸入チップ,スマートフォンで簡単かつ迅速にペアリング,強化したマイクとCVC6.0ノイズキャンセル機能が搭載し、通話はよりクリアです。高音質コーデックAAC対応し、音楽をより美しく忠実に再生できます。
- 【70mAh 高い電池容量】70mAh充電式リチウムイオンポリマー電池を配置しています。充電60分だけで、最大10時間連続通話、7時間音楽再生ができ、480時間の待機時間もあり、電量不足のことを心配する必要がありません。
- 【ハンズフリー通話】携帯電話にペアリングして通話ができるワイヤレスイヤホンです。周囲の雑音を除去する技術が搭載されており、クリアーな通話音質、小型の黒いボディーのモノラルイヤホンタイプで、ハンズフリー通話ができます。
- 【1つボタン設計】ワンボタン設計のために、操作は簡単です。片手での操作も可能です。ワンボタンで音楽の再生や一時停止など、通話開始/終了/拒否/リダイヤルなどの操作はすべて実現可能です。
長所と短所
- ○耳にスッポリと入る小ささで全く目立たない
- ○余計な物が無いので耳が痛くならない
- ○音楽再生で7時間のバッテリー持ち
- ×音量の上下や曲の変更は本体ではできない
はじめに
今回レビューするのは、Ecnakaさんのワイヤレスイヤホン『Ecnaka 4b』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
パッケージ外観は、白とグレーのストライプ模様です。
パッケージ内容は、イヤホン、イヤーチップ(S,L)USBケーブル、説明書。
イヤホンは片耳の極小タイプです。耳の穴に填めるだけで非常に簡単に使用できます。
カナル型で耳の穴にイヤーチップを入れるタイプですが、若干一般的なイヤホンと形状が違っています。より耳の穴の奧に入ります。
USBポートはカバーが無い剥き出し状態なので、防水、防塵機能はありませんが、その分充電作業はカバーを開ける必要がないので楽です。
重量は4.7gと、5gを切っています。
イヤーチップも少し変わっています。奥にイヤホンの音が出る部分がかなり伸びているので、イヤーチップは浅くて小さいです。
USBケーブルと説明書。説明書には日本語ページがありませんでした。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
耳にスッポリと入る小ささで全く目立たない
この手のタイプの極小イヤホンは、指で摘まんで耳の穴に軽く収めるだけで非常に取り回しが良いので好きです。
一般的な両耳イヤホンの場合、左右を繋ぐケーブルがありますし、耳から明らかに飛び出た異物が左右にあるので、一見しただけでイヤホンをしていることがわかります。また、片耳イヤホンでも、一般的な物の場合、やはり耳から明らかに飛び出るのですぐにわかります。
一方、このような極小イヤホンの場合、耳から飛び出る部分が全くと言って良いほどないので、一見するとイヤホンをしているかどうかわかりません。私は目立つのが苦手なので、このように回りと違和感無く同化する極小のイヤホンを使用しています。
スーパーで買い物などをする際、両耳イヤホンをしていると、最低でも片方は外さないと失礼になりますし、聞こえづらいです。また、一般的な目立つ片耳イヤホンでも、イヤホンをしているのに大丈夫かと思われるかもしれません。しかし、この極小イヤホンの場合、耳から飛び出る部分が全くと言って良いほどなく目立たないので、イヤホンをしたままレジのやりとりをしても問題なく、不審な顔をされることもありません。それでもレジでのやりとりが不安な場合、表面全体がマルチファンクションボタンとなっているので、1回推してやると音楽は一時停止します。レジが終わればまたボタンを押せば再開します。
スーパーでのレジは一例に過ぎません。これが例えば友達とたまたま会った場合もそうですし、近所の人とすれ違って挨拶する際もそうです。このような日常の会話ややりとりを一切邪魔することなく使えることが、このような極小イヤホンの何よりもの強みだと思っていますし、実際に使用していて便利だなとなじることです。
余計な物が無いので耳が痛くならない
イヤーフックはありません。また、無理に耳の穴に入れるような形状のイヤーピースでもありません。イヤホン本体が耳の穴の形の沿うようになっており、ただ指で摘まんで耳の穴に軽く填め込むだけです。しかも重量は4.1gと超軽量なので、耳の穴にも耳たぶにも一切負荷が掛かりません。
この形状のイヤホンは耳が痛くなる要素がゼロなので、極小という部分にメリットを感じなくても、「耳が痛くなるのが嫌」、「イヤホンは耳が痛くなるかな」と躊躇している方にも最適な形状だと思います。
ただ、装着して耳が痛くなることはないのですが、極小タイプの中では大ぶりなイヤホンです。その人の耳の穴の大きさにもよりますが、耳の穴全体にミチッと装着される感じです。その分、外界の音を遮るので遮音性が高く、没入感が高くなるのですが、装着感が気に入らない方もいるかもしれません。
音楽再生で6時間のバッテリー持ち
極小のイヤホンは、極小だけにバッテリーを入れるスペースも無いので、バッテリー持ちが犠牲になることが多いのですが、このイヤホンは音楽再生で6時間超のバッテリー持ちを実現していました。ただ、バッテリー持ちは音量や気温に左右されて多少前後するので、参考までに見ておいてください。
Bluetoothはバージョンが進めば進むほど、省電力低遅延になっているので、ほぼ最新規格といって良い4.1であることも影響しているのだと思います。
音質について
さすがに音質はお世辞にも高音質とは言えないです。ただ、それはapt-x対応の両耳イヤホンなどと比べてということなので、一般的な片耳イヤホンに比べてそれほど大きく音質が劣る印象も受けませんでした。個人的には音楽を十分楽しめる音質であると感じます。
片耳イヤホンを選ぶ人は、音質より取り回しの良さを優先する人だと思います。また、更に進んでこのような極小タイプを選ぶ方は、圧倒的に取り回しの良さ重視だと思います。その点でいえば、圧倒的に取り回しが良くなった割に、それほど音質は犠牲になっていないと感じます。
さすがに低音をガンガン響くように出すことは厳しいのですが、高音やヴォーカルはきちんと割れやひずみなく出ています。耳の穴にスッポリと入る形状のカナル型なので、小さい音で十分音楽を楽しめるため、音漏れもよっぽど大音量にしなければ全くないレベルな事も嬉しいです。
また、動画の視聴もしてみましたが、音ズレは一切ありませんでした。TVや動画をイヤホンを使用して見る場合、音ズレがあると口の動きと声がずれてしまい、腹話術のようになってしまいます。その点、このイヤホンは音ズレが一切ないので安心して使用できます。
受信感度について
距離8mで木製扉を2枚挟み、その扉を閉め切った状態で、全く音がとぐれることなく音楽を聞くことができました。この状態で耳を手で覆うと音が一切聞こえなくなり、話とまた聞こえるようになりました。
これまでたくさんのイヤホンを使用してきましたが、中の上といったところでしょうか。ごく一般的な受信感度だと思います。日常生活で困ることはありません。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
音量の上下や曲の変更は本体ではできない
このイヤホン独自の問題ではなく、このような極小タイプは全てそうなのですが、イヤホン本体にボタンはマルチファンクションボタン1個しかありません。つまり、音量の上下や曲送りや曲戻しはイヤホン本体からはできません。これらの操作をしたければ、スマホやPCなど本体を操作しなければならないので、頻繁に音量の変更をしたり、曲を送る人には厳しい作りかもしれません。ただし、マルチファンクションボタンなので、受話や着信拒否、一時停止や再生再開など、音量と曲送り意外の操作は一通りできます。
総評
やはり極小ボディのイヤホンは非常に取り回しが良く、全く目立たないので使い勝手が凄まじく良いです。
極小イヤホンの欠点であるバッテリーは6時間超持つので、他の一般的片耳イヤホンとそれほど変わりません。この点はかなり頑張っていると思います。
音量と曲の変更をイヤホン本体から操作しなくても良い方の場合、耳も全く痛くなりませんし、価格も安い物なので、1つ試しに使って見ると生活が変わるかもしれません。
こんな人にお勧め
- イヤホンをしている姿が目立つのが嫌な人
- 耳が全く痛くならないイヤホンが欲しい人
- 6時間以上持つ極小片耳イヤホンが欲しい人
- 取り回しの良いイヤホンが欲しい人
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