デジタル表示で物を計れるノギス「DCN-150/高儀」レビュー 評価はまだありません

  • 当サイトでは広告を掲載しています。
  • プロモーションが含まれる記事にはタイトルに【PR】を付記しています。

特徴

  • 軽くてサビない! カーボンファイバー入強化樹脂製
  • 測定物をキズつけにくい
  • 深さ測定ができる! ディプスバー付
  • 文字が大きく読みやすい
  • 測定値を固定! HOLDスイッチ付
  • 最小表示値:0.1mm

 

長所と短所

  • ○曖昧では無く正確な数値がしっかり表示される
  • ○スライドさせたときの滑りが良い
  • ○HOLDボタンで計測しいポイントの数値がずれることなく見られる

 

はじめに

今回レビューするのは、高儀さんのノギス『DCN-150』です。

 

この製品は単純に説明すると定規なのですが、後述する写真を見て頂ければ分かるように、『物を挟んで計測する定規』です。このノギスをどんなことに使い、使い勝手はどうだったのか。

 

それでは早速レビューを書いていきたいと思います。

 

 

外観チェック

外箱は無く、ノギスを収納しておく専用の透明ケースが付いています。

08CFEB64

 

ノギス本体。15cmまでの計測が可能です。

D134CD26

 

デジタル表示部分。大きくて見やすいです。

DB8C2B39

 

説明書。全て日本語です。

46E29510

 

以上、外観チェックでした。

 

動画レビュー

 

ノギスとは

当ブログではレビューを沢山投稿しているのですが、実際の仕様とは違ったり、そもそもサイズ自体記載されていない物も少なくないので、サイズを計測することもよくありました。そのようなとき、今まではメジャーで計測していたのですが、やはりどうしても数ミリ単位ではアバウトになってしまっていました。細かい事ですがこれが少し気になっていたので、今回は『ノギス』なる物を購入しました。

 

これは大工さんや正確な計測が必要な工場の方などが使っているのを見たことがあります。しかし…名前が分からない。このように定規のようでいて定規ではない、物を挟んで計測する物とは一体なんて名前なのだろうとAmazonで検索していったらノギスなる文字が。ちゃんとこの形状、計測方法の道具はノギスという一ジャンルが確立していたんですね。

 

おそらく大工さんや工作をする人の間では常識なのでしょうが、今まで縁が無く、今回調べていて初めてこの名称を知りました。

 

なんとなくではなく正確に計測できる

前述もしたように、このノギスを使用する前は100円ショップで購入したメジャーを使用しており、誤差数ミリは正直無視していました。勿論、正確に計測しようとはしていたのですが、それにも限界があったんです。しかし昨今、スマホなどでは数ミリ単位の薄さの競争をしており、このような場合に数ミリの誤差はな…ということで購入を決意したのですが、実際に計測してみると、実に簡単で正確で素晴らしかったです。

 

これでメジャーを使用して目を凝らして何ミリかな…なんてせずに済むようになりました。サッとジョウ(くちばしのような部分)を開き、測定したい物を挟む。たったこれだけなんです。このノギスの操作方法は後述します。

 

操作が簡単

特に説明書を読んだわけではないのですが、ボタンに『ON/OFF』、『ZERO』、『HOLD』の2種類のボタンがあるだけなので、名称からも直感的に操作が分かりました。

 

デジタルで数値を表示してくれるので、まずはなにはともあれ電源オンにするために、『ON/OFF』ボタンを押して電源を入れます。すると『0.0mm』数値が表示されるので、ジョウを開いて対象物を挟めば、もうそこには対象物の大きさが正確に表示されています。実に簡単です。

70455219

 

また、『ZERO』は数値のゼロクリアです。押すと『0.0mm』になります。また、『HOLD』はその時に表示されている数値をロックする機能で、見づらい位置で計測した場合など、このHOLDボタンを押してから見やすい場所絵持ってくれば、その時の数値がそのまま保持されています。これは非常に便利な機能でした。

0BE697AD

 

操作はこれだけなので、特に説明書を見なくても直感的に使用できると思います。

 

滑りが気持ちよい

機能とは関係ないことなのですが、ジョウを開いて閉じてとスライドしていく感覚が、サラサラスルスルで実に気持ちが良いです。また、定規部分も少しマットな素材で触って気持ちが良いです。まあ機能には本当関係ないのですが…。ただ、ジョウの滑りが良い面は使いやすさに関係があると思います。全く引っ掛かる感覚がありません。

E3CBF182

 

15cmまでしかない

欠点というわけではないのですが、どうもこのノギスというジャンルは15cmの物がほとんどみたいですね。確かに大工さんが使用しているところを思い出すと、腰にぶら下げたりしているので、持ち運ぶにはこの辺りの大きさが限界なのでしょう。個人的には持ち運んで使用することはしないので、30cmあれば良かったなあとは思いますが、致し方ありませんね。

 

総評

くちばしを開いて対象物を正確に計測するノギスには前から興味があったのですが、実際に使用してみてこんなに便利な物かと驚きました。ただ、これはデジタルノギスであることが大きいと思います。計測した時点の数値をデジタルで0.1m単位までわかりやすく数値で表示してくれるのは、ただただ便利の一言でした。

 

このノギスは最小単位が0.1mmなので、精密機器を製作するようなプロの方には向かないと思いますが、一般家庭のDIYや工作で使用する場合、この精度のノギスで必要十分かと思います。デジタルではなければもっと安いノギスもありますし、0.01mm単位まで計れる高価なノギスもありますが、一般的に趣味で使うならこのくらいの精度の値段のノギスで十分便利だと感じました。

 

こんな人にお勧め

  • 正確に物を計測したい人
  • デジタル表示のノギスが欲しい人

 

関連リンク

 

この記事の商品

評価をお願いします