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電池式は壊れる
使い方や当たり外れはあるものの、電池式の灯油ポンプは私の経験上壊れやすいです。ホームセンターに売っている500円程度の灯油ポンプだと2年持ったら奇跡でした。うんともすんとも言わなくなるとまではともかく、何故か途中までしか灯油が入らなかったり、挙動がおかしくなったりで、まともに使えなくなってしまうことが何回もありました。そこで今回はAmazonで人気のこの手動灯油ポンプを購入しました。
手動とは言っても古いタイプの1回ごとに空気を入れていくタイプではなく、最初に真上から数回ポンプを押して空気を溜める、ガソリンスタンドにあるようなガン式なので全く面倒さはありませんでした。ポンプの重さも特に体重を乗せることもなく、座った状態から手で押すだけで問題なく空気が入れられました。
3.6リットルで20回くらい
謳い文句には10回から20回押すと書いてありますが、私が使用している灯油ファンヒーターの3.6リットル容器の場合、20回か、もしくはそれ以上ポンプを押さないと満タンになりませんでした。
また、注意すべき点としては、電池式灯油ポンプの場合、満タンになったら自動停止する物も多いのですが、これは自動停止しないので、目視で満タンになったらガンのトリガーを離し、空気を抜くボタンを押さなければなりません。とは言っても、面倒なことはなににもなく、ポンプは簡単にシュコシュコ押せますし、ファンヒーターの灯油タンクには満タンになったら目視で分かる窓が付いているので心配することはないと思います。
口径
一番心配だったのが、手持ちの灯油缶にピッタリ口径が合うかどうかでしたが、手持ちの2個のうち1個は合って1個は合いませんでした。まあ2個運用するのもスペースを取るので、この際この合った1個で運用します。
ピッタリ合う灯油缶のキャップは直径は65mです。キャップの直径が合わなかったらアダプターが500円くらいで売っているので、それを買うかもしくは灯油缶そのものも800円くらいで売っているのでそれを買ってもいいですね。
電池がいらないことのメリット
実はこの電池がいらないメリットは大きいです。
電池式灯油ポンプは色々あるのですが、そのほとんどは単一電池を使用します。この単一電池がくせ者で、今の家庭で単一電池を使うことは希なので、わざわざこの灯油ポンプのために単一電池を用意しなければなりません。また、頻繁に使う場合1シーズン持たないのも当たり前なので、交換したり交換用電池を買うのが結構面倒なんです。
電池なんて一つの機器に限ってみればそう交換する物ではないのですが、電池を使用する機器全体の視点から考えると、電池使用機器が5個10個と増え、それらを順次電池交換するとしたら、結構な頻度で電池交換が必要になるので、電池使用機器は減らすに越したことはないんです。その点この灯油ポンプは手動式なので、電池交換の手間が全くいらないので非常に楽です。
本当に倒れてもこぼれないのか
倒れてもこぼれないと謳っていますが、本当にこぼれないのか半信半疑なので実際にやってみました。結果本当に一滴もこぼれませんでした。広告に嘘はありませんでした。
灯油ポンプ差しっぱなし
別個の灯油ポンプだと、電池式だろうが手動だろうと、いちいちキャップを取り外して差し込んで、終わったら仕舞ってを繰り返さなければならないのですが、これは直付タイプの灯油ポンプなので、そういった一連の行為がないので非常に楽です。また、仕舞うときの液こぼれも心配しなくて良いのでその点も良かったことです。
こんな人にお勧め
- 電池式で良く壊れる人
- 電池の交換が面倒な人
- いちいち灯油ポンプを入れて仕舞ってが面倒臭い人
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