目次
特徴
- 【表示内容】:年(西暦)・月・日・時・分・温度・湿度【サイズ】:15*7*4cm【質量】:約240g
- 【多機能】:①12H制/24H制 ②温度(-20℃~+50℃、単位℃/°F切替)③湿度(20%~95%RH)④アラーム3組 ⑤音声感知(on/off)⑥明るさ調節 ⑦設定記憶 ⑧省エネモード
- 【平日用電源】:DC5V/500MA(USB接続のDC電源コード付き、普段使い時はパソコンやテレビ等のUSB端子に接続し、又は充電器やアタプタに挿して直コンセントから電源をとって下さい)
- 【非常時用電源】:単4形乾電池4本(停電等の非常時でも使われるため搭載する機能ですが、消費電力が激しいため、普段使い時は乾電池での使用は避けてください)
- 【USBケープル長さ】:約150cm【セット内容】:木製置き時計一個、USB接続のDC電源コード一本、日本語取説一冊
長所と短所
- ○全面が木で覆われている独特のデザイン
- ○音声感知機能で節電できる
- ○表示を常時オンにできる
- ○USBケーブルが細くて取り回しが良い
- ○USBケーブルが2mと長いので配置が柔軟にできる
- ×音声感機能がシビア
- ×電池持ちが悪い
はじめに
今回レビューするのは、FiBiSonicさんのデジタルデジタル時計置き時計です。
この製品はぱっと見で分かるように、全体が木で覆われた一風変わったデジタル時計です。また、文字自体が光って視認性も良さそうなところに惹かれました。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。時計であることが一目で分かります。また、USBポートから電力を取ることも表示されています。
化粧箱裏面の主な機能一覧です。
同梱品。デジタル時計本体、USBケーブル、説明書、サンキューカード。
デジタル時計本体。電源が入っていないとただの木の箱ですね。
デジタル時計本体裏面。設定の歳に使用する3つのボタンと単四電池を入れるスペースがあります。
USBケーブルは充電専用で2mの長さです。
説明書。文字が物凄く小さいです…。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
気になる点
まずは気になる点から書いていきたいと思います。
電池持ちが悪い
このデジタル時計は基本的にUSBポートから電力を取ってくる有線の作りになっているのですが、単四電池4本でも稼働します。その電池持ちは悪いです。公称値は3日だとか…。本当は取り回しの観点から考えると、有線で電力を取ってくるのではなく、普通の置き時計のように乾電池で電力を賄えれば良かったんですけどね。残念ながら、乾電池で動かすのは緊急用であり、普段はUSBポートに接続しての使用となります。
音声感知が敏感
非常にユニークな機能として音声感知機能があります。
このデジタル時計は、音声感知機能をオンにすると、12秒無操作だった場合、表示がオフになるのですが、60db以上の音を感知した場合、文字が表示される仕組みになっています。詳しくは後述するのでここでは省略しますが、これは非常に便利で節電にも役に立つのですが、少し強めの咳払い、机の上に強めにコップをゴンと置いた場合、強めの会話などで意図せず時計のLEDが表示されてしまいます。まあ、表示されたからと言ってなんの不都合も無いのですが、気になる人はいるかも知れません。
ちなみに、この音声感知機能をオフにすると文字は常時表示となります。
説明書の文字が極小
付属の説明書の文字がメチャクチャ小さいです。例えるなら、契約書の注釈(※)で細かい文字で書かれているみたいな感じでしょうか。このデジタル時計は結構弄れる項目があるので、ページ数が1,2ページ多くなっても文字を大きくして欲しかったです。
全面が木の独特のデザイン
このデジタル時計は全面が木で覆われているので、液晶表示部分はどうなっているのだろうと疑問だったのですが、本当に前面の液晶部分も木で覆われていました。分解したわけではないので詳しくは分からないのですが、非常に薄い木のシートを液晶画面の上に貼り付けて、下の液晶画面のLEDで光る文字を『透かしている』ようです。
この木目調のデザインは、インテリアとしても秀逸で、前述したように音声感知機能緒オンにすれば、普段は液晶に何も表示されないので、ただの箱状の置物となって違和感悪風景に馴染んで目に優しいです。また、文字が光って表示されているときも、その文字自体がオレンジ色なので、木目調に馴染み非常に見やすいです。
視認性が良い
今まで使用していたデジタル時計は、文字自体は光らないタイプの物だったので、視認性があまり良くなく、角度が悪いと今何時なのかもよくわかりませんでした。しかし、このデジタル時計はかなり明るいオレンジ色の文字で、しかもかなり大きく数字が表示されるので視認性が抜群です。
今までのデジタル時計は、このように非常に視認性が悪かったんですよね…。これはなんとかしないといけないなとずっと思っていたので、今回この木星のデジタル時計の視認性の良さに感激しました。
音声感知機能が秀逸
音声感知機能がシビアだと前述の気になる点で書きましたが、総合的に見るとこの機能は面白く、そして実用的でした。
まず大前提として、この音声感知機能のオンとオフは自由に設定で切り替えられます。背面のDOWNボタンを押すと『--sd』や『onsd』と液晶画面に表示されます。これはDOWNボタンを押す度に切り替わります。『--sd』が音声感知オフ、『onsd』が音声感知機能オンです。音声感知機能をオフにすると、液晶画面の数字が常時表示され、オンにすると無操作が12秒間続くと表示が消え、60db以上の音が鳴ったら文字が表示されます。
音声感知機能が気に入らなければオフにして常時表示できる。この選択肢が大事なんです。この選択肢が与えられていない機器もありますからね…。ユーザーが好きに選択できるので、多少癖がある音声感知機能があっても問題無いんです。癖がある機能を強制的に選択肢無く使うしかない機器もいくつも過去にあったので、このような選択肢が用意されていることの有り難みを感じました。
この音声感知機能の性能ですが、30cmの距離にあるTVで、普通の音声でTVを見る程度ではオンになりませんでした。私の日常生活でこの音声感知機能をオンにして、液晶の文字が表示された例を挙げていきたいと思います。
- デジタル時計から50cm程度の距離で手をパンと叩く
- デジタル時計から50cm程度の距離でコップを強めに置く
- デジタル時計から50cm程度の距離で咳き込む
- デジタル時計から50cm程度の距離でやや大きい声で会話をする
- デジタル時計から50cm程度の距離でで机を軽く叩く
こんな感じで時計が表示されるので、意図せず表示されることが結構多いです。ただ、これは起きているときにすることであって、部屋にいないときや寝ているときにこの状況はまず起こらないので、寝ているときに表示されない節電機能と思えば納得できます。贅沢を言えば、設定で音声感知の感度を3段階程度に設定できれば言うこと無かったんですけどね。
また、箇条書きで書いたように、50cmの距離で手を叩いたり、机を軽く叩くと時計が表示されるので、違う角度から見るとこれはスイッチと言って良いのかも知れません。普段時間を見る必要の無いときは非表示にしておき、確認したくなったら、手を叩いたり机を軽く叩いて表示をオンにする。こんな使い方も意外と便利です。ただ、これは会社や人が周りにいるときは迷惑になるのでできませんね。あくまでこの応用の仕方は自分の部屋での使い方でしょう。
USBケーブルが細く長い
細かい事ですが、付属しているUSBケーブルは2mの長さがあるので、多少離れたところにあるUSBポートや、電源コンセントにも届くと思います。また、かなり細いケーブルなので取り回しが良いです。前述もしたように、このデジタル時計は有線で電力を取ってくることが前提になっているので、この部分で取り回しが悪いと評価に響いていたと思います。その点、細く長いケーブルだったので良かったと思います。
総評
このデジタル時計は文字自体が明るく光るので、非常に視認性の良いデジタル時計でした。また液晶表示部分が無機質な液晶画面なのではなく、木目調のシートに覆われており、インテリアとして違和感なく周りに馴染みました。
音声を感知して表示がオンになる機能も面白く、個人的には非常に使えるデジタル時計だと感じました。
こんな人にお勧め
- 周りに馴染むインテリアデジタル時計が欲しい人
- 視認性の良いデジタル時計が欲しい人
- 必要無いときは液晶画面が消えるデジタル時計が欲しい人
- 時計を常時表示してくれるデジタル時計が欲しい人
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