今回レビューするのは、bedeeさんのネットワークカメラ『362B』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【高画質高解像度&360°全面監視】100万ハイビジョンレンズを使用し、文句なしの高画質。Smart HDR技術採用し、様々な光源が持つ色温度の違いを補正し、自然な色味で撮影することを実現しました。そして、左右回転350°、上下回転100°の範囲でレンズの向きを操作でき、広い範囲の監視することができます。
- 【遠隔監視&双方向通話可】インターネットを有線LAN接続、或いは無線wifi接続のみでも、いつでもどこでもiphoneやAndroidのスマートフォン、タブレット、もちろんパソコンからの遠隔監視録画が可能です。そして、スピーカー&マイク付き、双方向で音声を交わすことができます。遠隔地で現場との会話ができます。
- 【暗視機能&動体検知】赤外線LEDを搭載し、周囲の明るさを認識し、暗くなると自動的に赤外線撮影に切り替えます。暗視距離は約10mに達します。24時間大切な物を守ります。また、動体検知機能付きで、撮影範囲内で不審者がいれば、即時スマホなどの端末へ警報を通知し、防犯カメラは自動的に不審者の映像を保存することができます。
- 【簡単設置&広範囲の応用】QRコードをスキャンし、無料Android/iPhone用のアプリ『MIPC』 をダウンロードしてください、アプリからWiFiと接続すれば映像が見られます。子供の見守りや犬、猫の世話や高齢の年配者看護に安心です。そして、一台のスマホで複数台のモニターを一括管理できますので、自宅、お店、倉庫或いはオフィスの監視にも使えます。
- 【技適認証取得済み&品質保証】本製品は日本におけるワイヤレス仕様基準をクリアした「技術適合認証マーク取得製品」です。近年ワイヤレス製品使用の法規制強化に伴い、技適認証されていない製品の使用は法的に罰せられる可能性がございますのでご注意ください。
長所と短所
- ○首振り範囲が広いので死角はほぼない
- ○wifiと有線両方で接続できる
- ○接続方法は簡単
- △解像度はフルハイビジョンではない
- ◎双方向通話が可能
- ◎暗視撮影能力が優秀
- ○動体検知撮影が便利
- ○スマホアプリが使いやすい
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
パッケージ内容は下記の物で全てとなります。
ネットワークカメラ。
USBケーブル。
LANケーブル。
固定台。
USB充電器。
ネジ。
日本語説明書。
動画
スペック
有効画素数 | 100万画素(1208×720) |
センサー | CMOSセンサー |
レンズ | 3.6mm |
ズーム倍率 | 光学4倍 |
回転範囲 | 左右350度/上下100度 |
ビデオ圧縮 | H.264 |
遠隔操作 | あり |
双方向音声通話 | あり |
暗視撮影 | あり |
動体検知撮影 | あり |
有線LAN接続 | あり |
wifi接続 | あり |
サイズ | |
重量 | |
パッケージ内容 | 1xbedee ネットワークカメラ 1x電源ケーブル 1xネットワークケーブル 1x固定するサポーター 2xネジキャップ 2xネジ 1x日本語説明書 |
使用した感想
○首振り範囲が広いので死角はほぼない
カメラの首振り角度は、左右に350度、上下に100度です。また、カメラは広角レンズで左右が広く撮影できる特殊な物なので、真後ろまで死角なく撮影できます。また、上下も100度動くので真上も撮影することができます。真下は台座があるので死角ができますが、机や床のの上、天上に設置するとしても、真下を見ることは必要ないので、実質死角なしと言って差し支えありません。
この首振りはスマホアプリで簡単に遠隔操作できるので、好きなときに好きな位置を見たり撮影することができます。部屋のどこに置いても前後左右360度見渡せます。首振りは音が『ウィーン』と出るので無音ではありません。大きな音ではありませんが、近くにいた場合はこの稼働音が聞こえます。
○wifiと有線両方で接続できる
ネットワークカメラなので、当然ネットと接続するのですが、その方法は無線のwifiと有線ケーブルのLANで繋ぐ2種類が用意されています。wifi接続はルータのパスワードが必要だったり、メアドややパスワードを新たに登録する手間が発生する場合がありますが、有線接続の場合はそれが必要ありません。
配線のわずらわしさや取り回しの良さを重視して、設定が面倒なwifiで接続するか、それとも配線は必要だが誰でも簡単に接続できる有線で接続するか、どちらか自分の好みや知識に併せて選択できます。
○接続方法は簡単
wifi接続だと設定が面倒と書きましたが、それでも最近のネットワークカメラはかなりその手順が楽になっています。セキュリティ上、どうしてもメアドとパスワードの登録が必要なのですが、それ以外だとQRコードを読み取り、ネットとネットワークカメラを接続する方法が主流になってきていて、このネットワークカメラもその方式を採用しています。
ルーターのパスワードを用意し、メアドとパスワードの登録をすることを除けば、絶命書通りにゆっくりやれば簡単に接続できると思います。個人的には、wifiにこだわらないのであれば、接続が簡単で、動作も安定している有線接続がお勧めですけどね。
△解像度はフルハイビジョンではない
このネットワークカメラで唯一気になる点と言えば、解像度がフルハイビジョン(1920×1080)ではなくハイビジョン(1280×720)であることです。最近は安いネットワークカメラでもフルハイビジョンの物があるので、画質にこだわる方は気にすると思います。
ただ、実際に使用して撮影してみましたが、画質が悪いとは感じませんでした。ネットワークカメラの特性上、防犯や見守りカメラとして使用するので、ハイビジョンでも十分なようです。人間の目で見てフルハイビジョンより明らかに汚いなんてことは感じませんでした。
◎双方向通話が可能
リーズナブルなネットワークカメラですが、双方向通話が可能です。仕組みとしてはIP電話と同じなので、ネットワークの状態によっては遅延が発生しますが、使用して見たところ気になるほどではありませんでした。
防犯カメラとして使用するなら必要無いのですが、子供やお年寄りの見守りカメラとして使用する場合、音声で会話できることは便利になると思います。気になることがあった場合、いちいち電話をせずとも、スマホアプリで簡単にネットワークカメラのある現場と会話できます。
◎暗視撮影能力が優秀
最近のネットワークカメラは暗視撮影能力が非常に優秀なようで、この価格帯の物でもバッチリ色々な物が識別できました。このネットワークカメラを使用している場所は、一級遮光カーテンで真っ暗なので、暗室のように明かりが全く無い状態なのですが、それでも数メートル先の文字まで認識してくれました。
この暗視能力撮影の優秀さは防犯カメラに最適ですね。明かりを消した店内の様子もきちんと撮影でき、人の顔もバッチリ映ります。ちなみに、通常の撮影と暗視撮影は周囲の明るさを自動的に検知して自動的に切り替わります。自分でなにか設定する必要はありません。
○動体検知撮影が便利
暗視撮影機能の他、動体検知撮影もできます。こちらは感度を自分で設定することが可能です。カメラの前で何かが動いたら撮影し、動きがなければ撮影を止めます。
動体検知撮影には動作に2秒ほどかかるようで、カメラの前を一瞬で通り過ぎる小動物なんかはきちんと撮影されない可能性がありますが、それ以外だと問題なく撮影してくれているので問題ありません。ちなみに、スマホアプリで設定すると、動体検知撮影が動作したらリアルタイムで通知してくれます。これは非常に便利です。
○スマホアプリが使いやすい
スマホアプリは『MIPC』です。Google Playからダウンロードできます。
このスマホアプリは設定が引く雑すぎず、ユーザーインターフェイスもシンプルで見やすく、説明を見なくても直感的にすぐに使用できます。特に便利なのはスワイプでカメラの首振りができることで、簡単に見たい場所にカメラを向けて見たり撮影ができます。
設定は非常に簡単で、1つ1つゆっくり見ていくと説明を見なくても全て理解できるのでちょうど良い設定項目だと思います。高機能で複雑すぎる機能を使いこなせなかったり、悩んで時間を取られるなら、このくらいシンプルな方が良いです。
総評
リーズナブルなネットワークカメラですが、防犯カメラや見守りカメラとしての機能は一通り揃っています。高級機のような複雑な機能はありませんが、一般人が使うには、双方向通話もありますし必要十分だと思います。使っていて、『この機能がないのは致命的』なんて思うことは今のところありません。
こんな人にお勧め
- リーズナブルなネットワークカメラが欲しい人
- スマホアプリがシンプルで使いやすいネットワークカメラが欲しい人
- 暗視撮影能力が優秀なネットワークカメラが欲しい人
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