目次
特徴
- 【強吸水、速乾性】乗った瞬間にすぐ乾く、驚きの吸水力でいつでもサラッと快適。吸湿・放湿し、湿度を調整します。これにより乾燥させなくても、表面はいつもサラサラな状態を保つかとができます。
- 【防カビ、消臭】水分を素早く放出するので、カビ・ダニが繁殖しにくい、ニオイ成分のガスを吸着し、不快なニオイを抑える。。防カビ、防ダニ、消臭効果があります。
- 【洗濯不要】洗濯は不要です!お手入れはサンドペーパーでこするだけ。週に1~2日陰干ししてください。時々通風の良い場所で干すだけで半永久的に使用することができます。梅雨の季節などには大活躍します。
- 【エコ、天然性】珪藻土は白亜紀において海や湖に消息したプランクトン(珪藻)が長い年月をかけて蓄積し、化石となった自然の鉱物をいいます。 ご注意:材質の持っている特性上、表面にかけや微量な粉がでてきますが、成分から自然に出てくるものであるため、品質上問題はありません。吸水力が落ちた場合は紙やすりなどで表面を薄く削ると回復致します。
- 【防滑、防怪我】角丸で怪我の防止になります。表、裏は滑らかなほうが表となりますが、両面使用可能です。
長所と短所
- ○珪藻土で吸水力抜群
- ○驚くほど早く乾く
- ○洗濯不要でお手軽
- △洗濯の代わりにサンドペーパーで削る
はじめに
今回レビューするのは、Swiftransさんの珪藻土バスマットです。
この製品は最近人気がある珪藻土バスマットです。珪藻土とは話に聞いていたので興味はあったのですが、果たしてどんな物なのか実際に使用してみました。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱…と言うか梱包の段ボール。
バスマット本体。同梱品は注意書きのペラ紙2枚。ちなみに、完全に固い板状で、画板みたいな感じです。
バスマットに同梱されている注意書ペラ紙2枚。洗濯不要だったり、ヤスリがけだったり、特殊なお手入れになるので、結構重要なことが書かれていますので、目を通しておいた方が良いです。
厚さも薄くてまさに板です。
塗れた足で踏むと感触は消えますが、表面はちょっとザラザラした感触。
同梱品の紙ヤスリ。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
気になる点
まずは気になる点から書いていきたいと思います。
洗濯の代わりにサンドペーパーで削る
珪藻土バスマットのお手入れは独特で、洗濯が必要無い代わりに、吸水性が落ちてきたと思ったら、400番程度の目の粗いサンドペーパーで軽く表面を削ることが必要となります。サンドペーパーはホームセンターや100円ショップで安く売っているので、コスト的には何も問題無いのですが、人によっては洗濯機に放り込む通常のバスマットより、手入れが面倒だと感じるかも知れません。
長いこと使用していると目詰まりを起こし、それで吸水性が悪くなるので、サンドペーパーで削ると、その目詰まりがそぎ落とされるので、吸水性が復活する仕組みのようです。数回使用してみましたが、全く詰まる気配も吸水性の落ちも感じませんでしたので、目詰まりを起こすのは早くても数ヶ月先かなと思います。その程度の頻度なら、洗濯が要らないことを考えると十分手入れは楽になると思います。
珪藻土で吸水力抜群
珪藻土とはなんぞやと言うことで調べてみました。
珪藻土(けいそうど、diatomite、diatomaceous earth)は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)である。ダイアトマイトともいう。珪藻の殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできており、珪藻土もこれを主成分とする。
~中略~
また、珪藻土は水分や油分を大量に保持することができる。このため乾燥土壌を改良する土壌改良材や、流出した油を捕集する目的で使用される。ノーベルはニトログリセリンを珪藻土に吸収させることで安定性を高めたダイナマイトを発明したが、ノーベルはその後はるかに爆発力の強いブラスチングゼラチンスタイルのダイナマイトを開発したため、珪藻土を使ったダイナマイトは科学史のトピック的存在にとどまった。触媒やクロマトグラフィーの固定相の担体としても使用される。
こんな素材あったんですね。そしてそれをバスマットに応用するのは面白いです。
驚くほど早く乾く
梱包を開けてみると、中から固い板が出てきて少し驚きました。てっきりバスマットと言うのでもっと柔らかく、折り曲げられる物とばかり…。こんな板で本当に水分を吸収してくれるのかと疑問に感じたのですが、いざ使用してみると、その吸水性と速乾性に驚きました。こんな板が水分をグングン吸い、そしてすぐに乾くのは実に不思議な感じ…。
布製のバスマットよりは圧倒的に吸水力がありますし速乾性があります。吸水して速乾するので、布製のバスマットでよくある、昨日の水分が残っていて気持ち悪い、家族の使用した後のバスマットが濡れていて…なんてことは無くなります。
洗濯不要でお手軽
このバスマットは洗濯が必要ありません。まあ、完全に板になっているので洗濯しようもないのですが…。ではどうするかと言えば、吸水性が鈍くなってきたら、目詰まりを解消するために紙ヤスリで表面を削るんです。これは特殊なお手入れ方法なので、前述のように気になる人がいるかも知れません。
少し使用してみたところ、全く目詰まりを起こす気配は無いので、1ヶ月に1度どころか数ヶ月に1度のヤスリがけで良いとは思いますが、ここは注意が必要かと思います。
独特の肌触り
珪藻土は乾いた状態の手で触ると、ちょっとザラザラして粉を吹いているような感覚がします。これもファーストインプレッションではバスマットとして大丈夫かと思ったのですが、塗れた足で踏んでみると、そのザラザラ感や粉を吹いている感じは無くなりました。また、足の裏に粉が付くことも無く快適に使用できました。
総評
今回初めて珪藻土バスマットを使用してみたのですが、こんなに吸水性と速乾性が優れているとは思いませんでした。布製のバスマットとはまるで別次元で、バスマットが乾いていれば、ビチョビチョに濡れた足で踏んでも、30秒ほどでスーッと魔法みたいに足跡が消えていきます。また、家族で暮らしている場合、短時間で何度もバスマットを使用することになると思いますが、寸前に濡らした状態のバスマットでも、1分ほどで足跡が消えていきました。
布製の一般的なバスマットの吸水性や速乾性に不満があり、濡れた状態のバスマットを使用して気持ち悪いななんて思っている肩には最適なバスマットだと思います。
こんな人にお勧め
- 吸収力のあるバスマットが欲しい人
- すぐ乾くバスマットが欲しい人
- 消臭効果のあるバスマットが欲しい人
- 選択肢無くても良いバスマットが欲しい人