目次
特徴
- ★キャップ2個付き。★ステンレス取っ手付きキャップにシリコンリングが付いているので漏れにくい。ストロー付きキャップをワンタッチでオープンできるので、手軽に素早く水分補充ができる
- ★真空断熱二重構造。★独自真空断熱二重構造の本体と密封性の高いキャップ使用で保温・保冷に両対応。保温時間24Hr、保冷時間12Hr。飲み物の温度をそのままキープできる
- ★100% BPA FREEなので健康にやさしい。★食器にも使える高品質な18/304ステンレス採用でタフで環境や健康にもやさしい
- ★漏れなく、結露しない。★キャップに高品質なシリコンリングが付いているので、ボトルを揺らしたりしても漏れない。ステンレス二重構造なので、冷たい飲み物を入れても結露しない。カバンの中や、デスクの上の大切な書類をぬらしません。ハイキング、キャンピング、ジム、職場、学校などさまざまなシーンに適している
- ★ワイドな口径(4.5cm)。★でお手入れしやすく、ボトルはいつでも清潔キープ!飲みやすく、大きな氷が入れやすい
長所と短所
- ○断熱抜群
- ○飲み口ワンタッチオープンで手軽
- ○ストロー付きなので楽に飲める
- ○ワイド口径で氷の出し入れや洗浄が楽
- ○持ち歩きに最適なコンパクトサイズ
- ○指紋が付かない
はじめに
真空断熱スポーツボトルとは一昔前の言い方だと魔法瓶ですかね。もうこんな野暮ったい言い方はしないんでしょうか。以前にもAVOIN colorlifeさんのスポーツボトルは使用したことがあり、透明で中身が見えたり、計量目盛りが付いていたりと細かいところに気を遣われた商品だったので感心したのですが、今回は保冷機能のある真空断熱スポーツボトルとのこと。その保冷力は、使い勝手は、などを見ていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。黒い落ち着いた感じ。500mlなのでコンパクトです。
同梱品は、スポーツボトル本体(ステンレスキャップ)、ストロー付きキャップ、ストロー2本でした。
スポーツボトル本体。マット仕様の筐体が落ち着いた感じで好きです。
ストローキャップを立てた(開けた)ところ。この状態でストーロー付きの飲み物を飲むのと同じスタイルで飲みます。
このメーカーのロゴは主張しすぎず、デザインに馴染んでいるところが好きです。有名なメーカー物でもメーカーロゴが目立ちすぎるのは苦手です。ニューバランスとか…。逆にデザインに溶け込んだり馴染んでいるロゴは逆に好きです。
開口部は大きく取ってあるので、氷を入れたり洗浄する際に便利です。
持ち手付きのステンレスキャップと、ストローキャップ付きのキャップ。しっかりと設計されていて、いくら振り回しても液漏れすることはなかったので、基本的にストロー付きキャップの常用で問題無いと思います。ただ、職場に持っていってコップに移し替えて飲むなんて使い方の場合、ステンレスキャップが良いと思います。
以上、外観チェックでした。
持ち運びに便利なサイズ
まず使用してみて思ったことは、この500mlのサイズの扱いやすさです。夏場の水分補給は大量にすることになるので、多ければ多いほどありがたいと思っていたのですが、そうするとどうしても携帯性が犠牲になります。
実際私も2000mlのジャグを使用しているのですが、容量、保冷力ともに抜群なので重宝してはいるものの、かなり大きいためしっかりとしたバッグを持っていくようなときにしか使用できません。毎週やっているフットサルには毎回大きいバッグを持っていくので問題は無いのですが、散歩やイベント(コンサートやスポーツ観戦)に…というのは無理があります。このような『軽いお出かけ』の際には、この500mlサイズが最適でした。さすがに散歩して2リットル、コンサートに行って2リットルなんて量は飲みませんからね。
また、携帯性が良いだけではなく、片手で持つにもちょうど良い大きさで、手の平で無理なく持て、片手でそのまま飲めてしまいます。重量もストーローの付いていないステンレスの蓋をした場合254gなので軽くて腕が疲れません。
指紋の付かないマット仕様
表面の素材はツルツルテカテカした光沢のあるものではなく、若干ザラザラした手触りのマットなものでした。このような金属製品の場合、パソコンのパーツや家電でもよくあるのですが、光沢を出して見た目良くしたいがため、触れば触っただけ指紋の跡がべたべた付く物がありますが、私はこれが苦手です。自覚はないのですが私の手が脂性なのか、指紋がべったり付いて見た目が悪くなってしまいます。
一方、このようなマット仕様の場合、指紋が全くといって良いほど付かず、手触りも気持ちよく、それでいて滑らないので落とす心配も減ります。見た目も私はこのような鈍い光りの方が渋くて好きです。
大口径開口部で運用が楽
最近のスポーツボトルは多くがそうであるように、開口部が広く取っているので、氷を入れたり洗浄する際の運用が手軽にできます。特に洗うときにここが窮屈だと、口に入れる物の衛生面に直結しますから大事です。
ストロー付きで飲み方が上品
スポーツボトルは本体そのものを顔より上に上げ、傾けてゴクゴク飲み口から直飲みするタイプが多いのですが、このスポーツボトルはストロー付きです。机に置いたままストローを吸うことで飲めるので、周りの目を気にする人や女性なんかには良いかもしれません。
また、内部にストローを付けなければ、多くの他のスポーツボトルと同じように、本体を顔より上に上げて傾けてゴクゴク飲むこともできます。ただ、出てくる穴が小さいので、他のスポーツボトルのようにゴクゴクという感じではなくなってしまいますけどね。取り敢えずスポーツボトル本体は下に置いてストローで飲むことと、顔より上に上げて傾けて飲むことの両方ができるので自分でスタイルを選べます。
保冷力のテスト
保冷力のテストをしてみました。
実験環境は、室温30度の直射日光の当たらない部屋となります。また、氷をこのスポーツボトルの半分くらいまで入れました。なので、スタート時の温度より、氷でしっかり冷やされた1時間後の温度の方が低くなっています。
- 【開始0時間】5.9度
- 【開始1時間】4.5度
- 【開始2時間】4.5度(氷が溶けきる)
- 【開始3時間】4.5度
- 【開始4時間】7.1度
- 【開始5時間】8.4度
- 【開始6時間】9.0度
- 【開始7時間】12.0度
保温力のテスト
保温力のテストをしてみました。実験のスタート温度は、お茶が美味しく飲めると言われている70度~80度を想定して80度スタートにしました。室温は保冷実験と同じく30度。直射日光は当たりません。
- 【開始0時間】80.0度
- 【開始1時間】71.5度
- 【開始2時間】66.5度
- 【開始3時間】60.1度
- 【開始4時間】57.5度
- 【開始5時間】54.4度
- 【開始6時間】51.4度
- 【開始7時間】49.7度
保温、保冷テストからわかること
魔法瓶で有名なサーモスのの場合、冷水とは9度以下となっており、何時間9度以下が保てるのかが1つの基準になっています。そしてそのサーモスはこの9度以下が6時間続くことが明記されています。また、同じく有名なメーカーである象印のジャグは、8度以下が6時間持続することが明記されており、概ねこの手の魔法瓶は冷水状態が6時間続くことが1つの大きな基準といって良いかと思います。
そしてこの真空断熱スポーツボトルですが、冷水を8度以下とした場合約5時間、9度以下とした場合約6時間、温度が持続したことになるので、これら有名メーカーに全く引けを取らない保冷力でした。1時間ごとの計測時に蓋を開けたので、その分熱が入ってしまったため、実際の運用時はもう少し持つかと思います。
また、熱いお湯を持続ささせる保温力についてですが、お茶に適している高い限度である80度から開始したところ、6時間50度以上が続いたので、こちらも十分な保温力かと思います。ちなみに、低温の基準としたのは、ほうじ茶で最適と言われている50度を想定しています。このことから、80度は少し高すぎるので、お茶を飲む温度はおよそ50度から70度がベストだと思います。これらを考えてもこのスポーツボトルの保温力は十分かと思います。
今回、保冷、保温実験をしてみたところ、その両方とも6時間は冷水、温水が保つことが分かり、これなら朝から夜まで外に出ていたとしても全く温度の変化を気にすることなく使用できると感じました。
ちなみに、別に冷水は9度を超えたら冷水ではなくなるとか、温水は50度を下回ったら温水ではなくなるかといえばそんなことはありません。今回は基準としてサーモスや象印の基準にあった冷水は9度。温水は低い温度で飲むことが推奨されているほうじ茶の50度を基準に見てみただけです。特に個人的には夏場は10度を超えても十分冷たい水だと感じることはできますし、温水も50度を下回っても十分温かい飲み物として飲むことができると感じます。
使い方
このような魔法瓶は、自宅で冷たい飲み物を入れて持ち出すか、自宅で氷を入れて持ち出すかの用途が主かと思いますが、実はもう1つ便利な使い方があります。それは、外で冷えた(温かい)飲みもを購入してこのスポーツボトルに入れることです。単純ですがこれがかなり使えるんです。
自分がその日飲む水分の量は実際に出掛けてみないと、気温や湿度、運動量で変わってきます。そうすると余ったり、逆に足りなかったりするのですが、外で冷えた飲み物をスーパーやコンビニで購入し、このような魔法瓶に入れ替えると、その購入した時の温度が何時間も保つんです。夏なんかはスーパーやコンビニで冷たい飲み物を購入しても30分で冷たさは失われ、1時間もすればぬるま湯になってしまいます。
スポーツ以外の場面でも威力を発揮するのが車の中で、仕事で車移動するときなんかにこのような使い方をすると、いつまでも購入した時の状態が保てるので快適です。また、量が足りなければ追加で購入して、また入れ替えて…とすれば、必要な飲料が足りなくなることも、多くて余ることもなくなります。
そしてこのような使い方の場合、やはり最適なのはこの500mlサイズなんだと使用し感じました。500mlといえばスーパーやコンビニ、自販機で売っている小サイズペットボトルそのままの容量なので、そっくり中身を移し替えるには最適なんです。また、前述もしたように、片手で楽々持てる太さであり、表面はマット仕様なため滑りづらく、さらにはストロー付きなのでこのような使い方に最適でした。
総評
手軽なコンパクトサイズ&軽量で、保温、保冷力も抜群なので、散歩やちょっとしたイベントに最適なスポーツボトルだと思います。また、見た目もマット仕様の鈍い光りが渋く、メーカーロゴも主張しすぎないシンプルな落ち着いたデザインなので、人前や人混みで出しても全く違和感がありません。
激しい運動をする場合にはこれ以上の量の水分が必要になると思いますが、散歩や軽いジョギング、イベントなどのお供には最適なサイズとデザイン、そして安定の保温、保冷力だと思います。
こんな人にお勧め
- 軽い運動で水分補給したい人
- 散歩やジョギングの時に保温、保冷力のあるスポーツボトル持って生きたい人
- 指紋が付かないスポーツボトルが欲しい人
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