目次
長所と短所
- ○地面では表現不可能なポーズが可能
- ○安定感が出る
- △組み立てなければいけない
はじめに
本格的にガンプラの趣味を再開したため色々道具を揃えているのですが、今回は地面に直立させているだけでは表現不可能なポーズを取れるアクションベースを購入しました。
ガンプラは普通に足で地面に立つのでいらないと言えばいらないんですけどね。安定させて立たせるためと空中でのポーズを取らせるために今回このアクションベースを購入したので、今回はそのレビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
外箱…と言うか袋に入って送られてきたアクションベースはやはり組み立て式でした。
![9216B437 9216B437](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/9216B437.jpg)
![B34543DE B34543DE](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/B34543DE.jpg)
ジョイント部分は数種類あり、付け替えることであらゆるガンプラに対応できます。
![A22A01FB A22A01FB](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/A22A01FB.jpg)
格好良いポーズが色々できそうです。
![39580F94 39580F94](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/39580F94.jpg)
外観チェックは以上です。
ランナーは1枚でしたがやはり組み立て式でした。
組み立て工程
まずは支柱部分の上部。ネジとナットがあるのでプラスドライバーが必要です。
![63A42050 63A42050](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/63A42050.jpg)
支柱下部を組み立てて上部と繋げた状態。伸び縮みしてストッパーもあるので好きな高さで固定できます。
![26A36714 26A36714](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/26A36714.jpg)
この出っ張っているところがストッパーで、この部分をこのように開放する(飛び出させる)と伸縮し、締める(引っ込める)とその高さで固定します。
![617E7F0B 617E7F0B](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/617E7F0B.jpg)
土台との接続部分を繋げた状態。こちらにも角度のストッパーが付いていて角度の調整ができます。
![673DD6C9 673DD6C9](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/673DD6C9.jpg)
これが角度調整のストッパーです。これもギザギザの好きなところに填め込んで角度を固定します。
股間のジョイントパーツを取り付ける部分です。こちらもネジとナットがあります。
支柱部分完成。
![A65D5AD5 A65D5AD5](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/A65D5AD5-1.jpg)
肝心の安定させる土台部分です。2枚を貼り合わせて形にします。
![30F0F8CB 30F0F8CB](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/30F0F8CB.jpg)
![E9BF7C0D E9BF7C0D](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/E9BF7C0D.jpg)
支柱と土台を填め合わせて完成です。
![82DFBABF 82DFBABF](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/82DFBABF.jpg)
以上、組み立て工程でした。
組み立てに掛かった時間はおよそ15分ほどでした。パーツが黒1色ですし、まじまじと見るメインの部分ではないので、特にヤスリやカンナがけもせず、ニッパーで丁寧にバリを切り取るくらいしかしていませんが、目立ったバリもなく至って綺麗に仕上がりました。よほど気を遣う人でない限り、特にヤスリがけは必要ないかと思います。
これもやはりプラモか!
当たり前と言われれば当たり前なのですが、この『組み立てたプラモを飾るためのアクションベース』もやはり『組み立てるプラモ』でした。
まあそりゃそうなんでしょうけどね…。ランナーにくっついたパーツを切り離すあのガンプラそのままでした。アクションベースは別に組み立てる楽しさはないので、できればパーツが切り離された状態だったら有り難かったのですが…。でもそうすると何番のパーツと何番のパーツをくっつけて…なんて説明が面倒になるんですかね。
組み立ててみるとやははりプラモを飾るプラモを組み立てる楽しさは無く…。工程は5段階で簡単なんですけどね。ちなみに組み立て時間は15分ほどでした。組み立て工程の項目でも書きましたがプラスドライバーが必要です。
![CEB39E47 CEB39E47](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/CEB39E47.jpg)
色々なポーズが可能に
アクションベースの最大のメリットはやはりどんなポーズでも可能な事です。空中で飛んでいる様、跳び蹴りしている様など、思い通りのポーズが可能です。股間を支えにしているだけの実に単純な仕組みでありアイディアなのですが、このアイテムが支持される理由が分かりました。
![71C906EC 71C906EC](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/71C906EC.jpg)
![6DD12793 6DD12793](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/6DD12793.jpg)
面積を占有することもなく
このアクションベースは前から気になっていたのですが、土台の面積がスペースを余計に必要とするのではないかと思い躊躇していました。実際に使ってみると前後のスペースは必要になってしまうのですが、それ以外は1/144のガンプラをそのまま立てているときと地面の占有スペースはほとんど変わりませんでした。
ガンプラの占有スペースは足2本の部分だけを見ると小さく感じるのですが、上半身の肩幅や腕に付ける盾や武器までを立体的に見た場合、結局使えないスペースとなる空間は足の幅よりも大きくなります。これを考えると土台のスペースはそれと同じくらいで、特に設置スペースが大きくなることもありませんでした。
少しだけアクションベースの作例を載せていきます。
![D4F75930 D4F75930](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/D4F75930.jpg)
![2A95862A 2A95862A](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/2A95862A.jpg)
![3F7B74E9 3F7B74E9](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/3F7B74E9.jpg)
![E1AD030E E1AD030E](http://www.kansou-review.com/wp-content/uploads/2016/05/E1AD030E.jpg)
抜群の安定感
足が浮くので空中で取るようなポーズも可能となるメリット以外のもう1つ大きなメリットが安定感です。どうしても直立させてディスプレイしておくと、足の左右で高さや位置が変わってどちらかに傾いてしまい、地震があったり、体が机にぶつかってしまって衝撃があると倒れてしまうことがありました。アクションベースはそのようなときでも倒れる気配すらなく安定しています。この安定感は有り難いです。
ガンプラは細かい部品の組み合わせなので、転倒してしまうと部品が取れたりバラバラになることがあります。東日本大震災の時はこれでかなりの数のガンプラが壊れました。アクションベース導入によりこの心配がなくなったことは助かります。
総評
今回アクションベースを購入したおかげで地上に直立させただけでは不可能なポーズを取らせることが可能になりました。
自由自在のポーズと抜群の安定感。それでいて専有面積は直立時とほとんど変わらないので重宝しています。本当はこれが全てのガンプラそのもののキットに入っていれば良いんですけどね。+100円くらいでできませんかねえ。
こんな人にお勧め
- ガンプラに色々なポーズ取らせたい人
- ガンプラのポーズに躍動感を付けたい人
- 安定感を持たせたい人
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