今回レビューするのは、DBPOWERさんのドローン『X708W』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【リアルタイム伝送&高精度コアレスモータ】手持ちのスマートフォンに無料アプリをインストールすれば、即、コクピットからの視界でフライト体験ができます。FPV(リアルタイム映像)でドローンが見ている視界を常に把握できるので、撮りたい瞬間を逃しません。コアレスモータを採用し、高効率能量デバイスを使用しています。また、普通のモーターより省エネであり、機敏な動作を実現し、安定性も抜群です。ドローンには強力な推進力を提供できます。
- 【ヘッドレスモード&二段階スピード調整】機体がどこを向いていても、操縦者から見た方向に機体が動きます。自視点を基準とした操縦が可能となるので、RCマルチコプターやヘリに慣れていない方でも、感覚的に操縦を楽しむことができます。初心者向きの低速、高速の二つのスピードモードが有り、未経験者でもだんだん上手く操れます。
- 【高性能6軸ジャイロ&2.4GHz】ジャイロはシステムの情報を集め、飛行のコントロールの頭脳となり、ドローンの位置、無線電波の入力、センサーデータ等から分析して、正確な対応ができます。2.4GHzの搬送波により、従来の27-72MHz帯のものよりも遠隔距離、抗干渉能力、消費電力ともに優れた性能を発揮します。
- 【大容量バッテリー&ブレードガード】高エネルギー密度のLipoバッテリーを使用して、最高のパフォーマンスを実現します。高性能バッテリーを搭載しているため、フル充電したバッテリーで最長8分間の飛行が可能です。ABS素材を使っていますので、ブレードプロテクター衝撃を緩和して、大切なブレードを守ります。
- 【夜間飛行&3D VR体験】LEDライト付きで、夜間のダンサーのように飛行できます。MJX H APPの3D VRイヤホン起動して、VRイヤホン(別売り)を頭にかぶって、普段の生活では味わえない体験が楽しめます。
長所と短所
- ○リアルタイムで撮影している映像をスマホで見られる
- ◎ヘッドレスモードがあるので初心者でも安心
- ○LEDライトで夜間の飛行でも自機の位置が分かる
- ○720Pのカメラ搭載
- ◎ワンキーで自分の所へ戻ってくる
- ○速度が二段階に切り替えられる
- △8分間のバッテリー持ち
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- ドローン本体
- コントローラー
- バッテリー(550mAh)
- プロペラ予備
- プロペラガード
- USBケーブル
- スマホホルダー
- 工具
- 保証書
- 説明書(日本語)
動画
使用した感想
組み立ては簡単
最初はこの写真の状態でドローン本体は送られて来ます。一応自分で組み立てる部分はあるのですが、プロペラガードを取り付け、バッテリーをケーブルで繋いで所定の位置に繋げるだけです。
プロペラガードは1/4の円状になっており、これをプロペラ部分にある穴に填めてネジを工具で締めるだけです。このプロペラガードが無いと、壁などの障害物に当たった際にプロペラを傷める可能性が高いですし、当たった瞬間に墜落することも。しかし、このプロペラガードを装着すると、壁に当たってもプロペラは回り続けるので飛行が続行できます。
プロペラガードは4カ所全てに取り付けますが数分で完了します。この写真にあるようにきちんと取り付けるべきあながあります。
組み立てはプロペラガードだけですが、バッテリーも装着する必要があります。
バッテリーは小さい端子のあるケーブルと毎回接続するのでちょっと面倒ではあるのですが、組み込み工程自体は簡単です。ケーブルに繋げると電源が入るので、所定の位置に収めて蓋をします。
ちなみに、バッテリーは付属のUSBケーブルで充電します。こちらも小さい特殊な端子に填めて行うので、このUSBケーブルは紛失しないように注意してください。550mの小さい容量なので、ノートPCのUSBポートからでも充電可能です。
とまあ、組み立て、組み込み工程はこのようにプロペラガードとバッテリーの2工程のみです。一般的なドローンだと、この他に着陸の際に必要な脚を組み立てる場合も多いのですが、このドローンは必要ありません。最初から脚は本体に備え付けになっています。飛行準備は非常に簡単で手間いらずでした。
リアルタイムで映像を見ながら操作できる
付属のコントローラーで操作するのですが、ドローンで撮影しているカメラ映像をリアルタイムでスマホで見ることができます。コントローラー上部にスマホを取り付けるスマホホルダーを取り付け、そこにスマホを填めます。この写真では5.8インチのスマホを取り付けていますが、6インチあたりが限度でしょうか。
本体正面にピンホールカメラのような物が付いています。録画にSDカードは必要なく、映像や写真はスマホに転送して保存されます。動画の解像度は720P(1280×720)なので十分です。カメラの向きは正面のみで変えられないので、そこはあらかじめ理解しておく必要があります。
ヘッドレスモードがあるので初心者も安心
ヘッドレスモードがあるので初心者も安心の操作体系です。ヘッドレスモードとは、自分の向いている位置を基準とし、方向キーを前に倒せばドローンも前進、後ろに倒せばドローンも後退と言ったモードです。ドローンの向きは関係ありません。あくまで自分の向き基準です。初心者の場合、ドローンが今どちらの方向を向いているのか把握できず、十字キーのどれを押したら行きたい方向へ行けるのかわからなくなるので、このヘッドレスモードは重宝するはずです。(クリックで拡大)
基本的な操作方法は一般的なドローンと同じですね。(クリックで拡大)
細かく操作体系を見るとこんな感じになります。ワンキーリターン機能は独特です。飛行中にワンキーリターン操作をすると、自分の位置にドローンが自動で戻ってきます。狭い場所だと離陸や着陸が困難なのですがこれがあると安心です。(クリックで拡大)
また、操作を楽にするトリム機能もあって、細かい操作を簡単に行うことができます。(クリックで拡大)
LEDが派手なので夜間遠くても位置が分かる
ドローンは自動で青と赤のLEDが点滅するようになっているので、夜間遠くに飛ばしても本機の位置が確実に分かります。スマホを使わず単独飛行させていたとしても位置が分かるので安心です。
総評
全体的に操作しやすいドローンだと思う増す。高級機のように豊富なワンタッチキー(離陸、着陸、高度維持がワンタッチでできるようなもの)があるわけではありませんが、5千円程度で購入できるドローンとしては上出来だと思います。ヘッドレスモードがあるので初心者にも操作しやすいドローンだと思います。これでも操作が難しいかもと不安なら、もっと高い物では前述のようなワンタッチキーがある物が多いので、そちらも視野に入れてみると良いと思います。
こんな人にお勧め
- 組み立てが簡単なドローンが欲しい人
- 5千円程度でカメラ付きドローンが欲しい人
- スマホでリアルタイム映像を見ながら操作できるドローンが欲しい人
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